東海初　岐阜県川辺町と包括協定を8/1締結

安全登山と地域活性化を目指す

人と山をつなぐコンテンツ開発を手がける株式会社ヤマップ（福岡市、代表取締役CEO 春山慶彦、以下ヤマップ）と岐阜県加茂郡川辺町（以下川辺町）は、安全登山と川辺町の地域の活性化を目指し「安全登山に向けた相互連携・協力に関する包括協定」を締結しました。

左から、川辺町 佐藤光宏町長、ヤマップ マーケティング戦略本部長 小野寺洋

背景
登山地図GPSアプリ「YAMAP」を運営するヤマップは、都市と自然が分断しがちな現代に、「人と山をつなぐ　山の遊びを未来へつなぐ」をビジョンとし、地域の里山と地域に根付く文化を伝える取り組みを進めてきました。

観光の糸口として川辺町にある「遠見山（272m）」と「権現山（396m）」を「岐阜のグランドキャニオン」として、2021年10月27日に登山者向けWebサイト「YAMAP MAGAZINE」で紹介したところ、訪れる登山者が約8倍(※1)に増加しました。
「岐阜のグランドキャニオン」Webサイト：https://yamap.com/magazine/31890

そこでヤマップは安全登山と、川辺町山域の魅力ある自然資源を活かした観光事業をさらに活性化するため、本協定の締結をするに至りました。


安全登山の促進
ヤマップと川辺町は登山地図アプリ「YAMAP」の利用を促進します。これにより道迷い遭難を防止し、万が一の遭難の時には、位置情報を警察・消防などと連携することで早期発見に役立てます。また、YAMAPに投稿される危険個所についても、相互に連携し解消に努めます。

10月より「桃太郎伝説」プロモーションを開始
2022年10月に、新たなトレッキング・ツーリズム事業「桃太郎伝説」を開始いたします。「遠見山」や「権現山」を訪れた登山者に川辺町へ再び訪れる機会を作ります。さらに、登山者が集中している「遠見山」と「権現山」に加えて、周辺の山々にも訪れていただくことで、オーバーツーリズムを防止し、川辺町の山域活性化にも貢献します。

川辺町にある7つの里山、「米田富士」「八坂山」「大谷山」「鬼飛山」「権現山」「遠見山」「納古山」を、地元で昔から伝わる「桃太郎伝説」になぞらえて、「桃太郎伝説の町、川辺町の7つの山をめぐろう！」キャンペーンを実施します。記事のモデル役は、登録者数5.3万人(※2)を超える人気登山YouTuber兼モデルの山下舞弓さんを起用する予定です。

登山道整備活動に支援
川辺町の山の環境改善に取り組んできた3つのボランティア団体が主導する「登山道整備」などの活動に対し、2022年8月より支援を行います。

ヤマップでは、山に登る人が山を再生する循環型コミュニティポイント「DOMO（ドーモ）」を2021年7月から開始しています。例えば、YAMAPを使って山に登るとDOMOポイントが獲得でき、貯まったポイントを、登山道整備や植樹などの支援に活用できる仕組みです。これまで日本全国でのべ(※2)14のプロジェクト、総額3000万円以上の支援を行ってきました。

今回はこの仕組みを活用し、川辺町のボランティア3団体、「ふるさと愛好会」「ふるさと吉田愛好会」「下麻生活性化委員会」に支援プロジェクトを展開し、山の再生を川辺町と共に推進してまいります。

このように本協定を締結することで川辺町を訪れる方を増やし、山と登山者の安全、そして川辺町山域の自然資源を活かした人と経済の活性化を目指してまいります。


※1　遠見山の登山者数で比較、記事公開後（2021年11月-2022年6月）累計3463名、前年同月比（2020年11月-2021年6月）累計445名
※2　2022年7月27日現在　（株）ヤマップ調べ

川辺町について
岐阜県南部の加茂郡に位置し、名古屋から車で1時間ほどで登山口までのアクセスも良い。町の中央を飛騨川が南北に流れる山と水の町。
URL：https://www.kawabe-gifu.jp/

YAMAPについて
電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流したりすることもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームです。2022年7月に累計320万ダウンロードを突破。
URL：​https://yamap.com/

株式会社ヤマップ 会社概要
会社名 株式会社ヤマップ
本社所在地 福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
資本金（資本準備金含む） 1億円
事業概要
1. 登山・アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」の運営
2. 登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア「YAMAP STORE」の運営
3. これからの登山文化をつくるメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営
4. スマホから申し込める登山保険「YAMAP登山保険」の販売
5. 山・自然を活用したコンテンツ開発・コンサルティング・プロモーション 等
URL：https://corporate.yamap.co.jp/