社会インフラ化を目指す次世代街灯『Secual Smart Pole』東京都初のPark-PFI事業「都立明治公園」に導入

WELL－BEING な環境づくりにおける都市公園の管理運営DX化の促進と利用者増加に貢献

株式会社ギガプライズ

2024年2月21日 11時00分

株式会社Secual（本社：東京都渋谷区、代表取締役：菊池正和、以下「Secual」）と株式会社ギガプライズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：佐藤寿洋、以下「ギガプライズ」）は、東京都初のPark-PFI事業であり、Tokyo Legacy Parks株式会社※1（以下「TLP」）が整備・管理運営する「都立明治公園」に、株式会社アドインテ（本社：京都府京都市、代表取締役：十河慎治、以下「アドインテ」）と共同で高精度の人流解析機能を搭載した次世代街灯『Secual Smart Pole』を導入し、2024年１月末日より運用を開始いたしました。
本公園は、より快適で安全な都市空間の創造をテーマとして、先進のIoT機器を用いたデータ観測環境及び分析環境を実装しています。その内、公園の利用実態を把握する業務等を『Secual Smart Pole』を用いてDX化し、そこで取得したデータをTLP構成企業の三井物産株式会社が分析し、周辺の大規模集客イベント等で混雑が予想される公園内の警備計画策定に活用するなど、円滑な公園運営に役立てます。

明治公園内に設置された『Secual Smart Pole』

〈『Secual Smart Pole』の注目機能〉

① AIBeaconとAIカメラを用いて、利用実態に係る詳細なデータを効率的に取得

本件ではSecualとギガプライズとして初の試みであるアドインテの『AIBeacon』を搭載。スマートフォンの電波信号を観測することで、プライバシーに最大限配慮し本公園の利用実態に係る分析が可能です。また、アドインテのグループ会社である株式会社AGIFTが提供する『AIカメラ EDGEデバイス』も搭載しており、映像情報を準リアルタイムに解析処理し、本公園の来園者数の測定や、利用者の特徴・行動・感情等の分析に用いることができます。なお、映像情報をサーバーへ送ることなく分析するため、プライバシーを守りつつ、利用者の満足度向上に貢献する貴重なデータの取得が可能です。

② LED灯のイルミネーション機能で賑わいを創出

『Secual Smart Pole』は、先端部分のLED灯にイルミネーション機能を搭載しており、周辺の安心・安全への貢献はもちろんのこと、季節やイベントに応じた演出効果により、その場を一層盛り上げ、地域活性化に繋げます。また、クラウド上にシステムを構築、Webの管理画面から遠隔で点灯カラー制御ができるため、視覚的な通知も可能です。

Secualとギガプライズは今後も、『Secual Smart Pole』を通して、安心・安全かつ便利で快適な街づくりと、街の魅力の維持・向上に貢献するとともに、自治体の課題解決に向けた革新的サービスの創造と社会実装を目指してまいります。

〈※１　Tokyo Legacy Parks株式会社について〉

東京建物株式会社を代表構成団体とし、三井物産株式会社、日本工営都市空間株式会社、西武造園株式会社、株式会社読売広告社、株式会社日テレアックスオンから構成されるコンソーシアムが設立した団体で、「希望と誇りと共に次世代へレガシーとして継承される公園＜TOKYO LEGACY PARKs＞づくり」を事業コンセプトとしています。2021年11月9日に東京都から「都立明治公園Park-PFI事業」の設置等予定者の決定を受け、都立公園として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度（Park-PFI）※2を活用し、新たな公園の整備・管理運営を行います。

● MEIJI PARK PROJECT：https://www.meiji-park.tokyo/

※２　都市公園の魅力と利便性の向上を図るために、公園の整備を行う民間の事業者を公募し選定する制度

＜東京建物株式会社＞

社名：東京建物株式会社

代表者：代表取締役　社長執行役員野村均

所在地：東京都中央区八重洲一丁目4番16号東京建物八重洲ビル

設立：1896年10月1日

事業内容：オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸及び管理、マンション・戸建住宅の開発、販売、賃貸及び管理、不動産の売買、仲介及びコンサルティング、駐車場の開発・運営、リゾート事業、物流施設開発事業、資産運用事業、海外事業、不動産鑑定業

URL：https://tatemono.com/

＜三井物産株式会社＞

社名：三井物産株式会社

代表者：代表取締役社長　堀健一