【「スニーカー」の模造品対策】“Web3 × AIエージェント”複数特許取得済み「鑑定証明システム」発明企業 サイカルトラスト、「スニーカー」の模造品対策を実現する有効手段についてサービス開始
特許技術(Web3技術とAIエージェント技術を利活用した模造品対策)により、「スニーカー」の完全な模造品対策を実現(※ ブロックチェーンに関する「国際標準規格(ISO/TC307)」準拠)

1. 概要
cycaltrust株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:須江 剛、以下:サイカルトラスト)は、「スニーカー」業界における模造品流通問題に対し、“Web3 × AIエージェント”複数特許取得済み「鑑定証明システム」(以下、「鑑定証明システム」)によるソリューションを新たにサービス開始いたしました。
本システムは、従来の「スニーカー」模造品対策を根本から覆すWeb3時代の新たな模造品対策として、「独自ICチップ」を利活用した「情物一致」の手法により、粗悪な模造品の流通を完全に根絶する新しい真贋証明システムです。
2. 「スニーカー」の模造品対策における現状と課題
「スニーカー」に関する従来の真正性(真贋性)の保証は、製品到着後の第三者による鑑定に依存しており、二次流通市場での模造品混入を防ぐには対策が不十分です。
本問題は、「スニーカー」を含めた「衣類」の模造品被害額に直結しており、「衣類」に関する世界の模造品被害額は、約1.6兆円、日本では約989億円と言われています(※1)。
3. サイカルトラストの革新的模造品解決策
サイカルトラストが発明した「鑑定証明システム」は、次世代のWeb3型模造品対策の技術であり、従来の物理的セキュリティ対策の枠を超えた新たな真贋証明モデルを実現しています。これにより、ブランドメーカー、所有者、その他リユース・リセール業界の主体などが、真正性(真贋性)を保証できる新たなアプローチとして、「鑑定証明システム」によるソリューションを提供いたします。
具体的には、以下の手法により「スニーカー」の模造品対策を実施します。
(1)「独自ICチップ」による製品情報の確保
「独自ICチップ(①、②)」を「スニーカー」の左右に組み込み、「脆質シール型ICチップ(③)」を「パッケージ」に貼付します。これらの「独自ICチップ(①、②)」および「脆質シール型ICチップ(③)」には、製品番号、製造日時、その他固有の製品情報(シリアルナンバー)などが記録されています。

(2)「専用アプリ」による「独自ICチップ」の読み取り
STEP1の「独自ICチップ(①、②)」および「脆質性ICチップ(③)」を「専用アプリ」で読み込むことで、「スニーカー」の真正性(真贋性)を証明。さらに、該当する「スニーカー」、製品情報、そしてサプライチェーン(トレーサビリティ)が確認できます。
なお、弊社特許技術は「マルチシグ認証」をセンターピンに据えております。 本事例の場合、「脆質性ICチップ(③)」を真正性(真贋性)に係る「認証要素」から省き、 「独自ICチップ(①、②)」のみの検証でも正規品であることの確認が取れる仕組みとなっています。
※「認証要素」は無限に増幅可能

(3)上記技術に関するサイカルトラストの特許一覧
①
・特許番号:第6894033号
・US:2021-0390557 A1
・EP:3926569
・概要:「フィジカル財」をメインとした真贋証明とサプライチェーン(トレーサビリティ)を連結担保した特許(「マルチシグ認証」を利活用)。
②
・特許番号:第7371301号
・PCT/JP2022/040241(国際査定通過済み)
・概要:「フィジカル財(物理)」・「サイバー財(論理)」に関する、所有権ならびに、真正性(真贋性)に多角的に「トークン(NFT)」を用いることで、不正・改ざん不可能な真正性(真贋性)担保を実現(情物一致)。
③
・特許番号:第7367270号
・PCT/JP2023/017529(国際査定通過済み)
・台湾特願:第112117499号
・概要:個別に割り当てた「ハッシュ化識別子」、「トークン(NFT)」、「所有権」その他「サプライチェーン(トレーサビリティ)」情報等、複数の認証要素をブロックチェーンに記録し(無限に増加可能)、不正・改ざん不可能な真正性(真贋性)担保を実現(情物一致)。
④
・特許番号:第7477937号
・PCT/JP2023/017746(国際査定通過済み)
・概要:サプライチェーンにおける真正性(真贋性)の監視と、「フィジカル財(物理)」・「サイバー財(論理)」の「第三者認証(トラストアンカー)」としての役割を「複数のAI(マルチAI)」を利活用して多角的に認証することで、24時間365日、異常検知を監視し続ける仕組み。
4. 国際標準化活動について
サイカルトラストは、経済産業省「令和6年度 国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」に採択され(※2)、分散型台帳技術(DLT)におけるブロックチェーン技術の「国際標準規格(ISO/TC307)」において弊社特許技術の国際標準化を目指しております。「ISO/TC307国内委員会」の委員として鋭意議論を重ねており(※3)、本年(2025年)4月に開催される国際会議(ベルギー)にも出席いたします。
5. サイカルトラスト取得特許技術に関する「共創」および資金調達に係るご提案
(1)特許侵害について
サイカルトラストが保有する特許技術につきましては、正式なライセンス契約を結ばずに類似機能や類似システムを開発・提供する行為を確認した場合、知的財産権を守るため躊躇なく法的措置を講ずる方針です。これは弊社が培ってきた技術的成果と事業上の正当な利益を保護するためのものであり、特許の侵害を防止すると同時に、市場の健全な発展を維持する観点からも不可欠であると考えております。
(2)パートナーシップ
一方で、サイカルトラストは幅広い業界との共創を目指し、特許技術の利活用を希望する企業や団体に対して柔軟なライセンス供与を提案しています。ライセンス供与を単なる技術の貸与ではなく「共創」の場を提供するものと位置付けており、各業界のニーズに即した最適な技術適用を実現いたしたく思料しております。双方のノウハウを融合させ、さらなる技術革新と事業価値の向上を目指しています。
(3)「共創」による社会的価値の創出
「鑑定証明システム」の特許技術は、模造品の排除、サプライチェーンの透明化を実現することにより、持続可能な社会(サーキュラーエコノミー)の構築にも寄与します。
また、「AIエージェント」技術やブロックチェーン技術を利活用した特許技術は、次世代型の「トラスト基盤」としてデジタル経済の発展(DX・GX)も後押しでき、新たな市場価値の創出、さらには社会課題の解決につながるものと思索しています。
(4)資金調達に関しまして
現在、サイカルトラストは資金調達を進めており、指数関数的なスケールアップのため「VC(ベンチャーキャピタル)」、「CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)」、その他「M&A先企業」を探査しております。本資金調達により、スピーディに弊社特許技術と様々な「模造品対策分野」へ市場拡大を図る所存です。
【お問い合わせ】
mail:support@cycaltrust.co.jp
【公式Webサイト】
6. サイカルトラストに関しまして
(1)会社概要
サイカルトラストは、「CEO」に須江 剛、「CSO」に元大相撲大関、エストニア共和国 元国会議員 把瑠都 凱斗、「CLO」に元衆議院議員、辻 恵 弁護士、「顧問弁護士」に森・濱田松本法律事務所 増島 雅和 弁護士・弁理士、「パートナー弁護士」に中村合同特許法律事務所 高石 秀樹 弁護士・弁理士などがそれぞれ就任。
極めて重要性の高い分散型台帳技術(DLT)におけるブロックチェーン技術を利活用し、包括的なブロックチェーンソリューションを「国際標準規格」として昇華させることに邁進している企業です。

【公式Webサイト】
【加盟団体】
・「国際標準規格(ISO/TC307)」:国内委員
・「ブロックチェーン国際標準活動活性化研究会」
・国際半導体製造装置材料協会(SEMI):関連会員
・一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(JCBA):準会員
・一般社団法人 ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(JCBI):会員企業
・一般社団法人 日本ブロックチェーン協会(JBA):正会員
・一般社団法人 ブロックチェーン推進協会(BCCC):会員企業
【お問い合わせ】
mail:support@cycaltrust.co.jp
(2) 事業内容
① 「鑑定証明システム」導入支援事業
(a)「鑑定証明システム」とは?
「鑑定証明システム」とは、
・ブロックチェーン(追跡可能性、耐改ざん性、その他、透明性を半永久的に担保する技術)
・NFT(非代替性トークン)
・DID(Decentralized ID:分散型ID)
・VC(Verifiable Credentials:検証可能な資格情報)
・AI(Artificial Intelligence:人工知能)
・合意形成(ステークホルダー(多様な利害関係者)の意見一致を図ること)
・ゼロ知識証明(情報自体を明らかにすることなく、特定情報についての知識を持っていることを証明)
・ゼロトラスト(「何も信頼しない」を前提に対策を講じるセキュリティの考え方)
・マルチシグネチャー認証(複数の暗号技術を必要とするセキュリティ技術)
上記9つの特徴を利活用し「バリューチェーン」および「サプライチェーン」を連結担保することで「製品」の
・「真正性担保(情物一致・デジタルツイン・RWA:Real World Assets)」
・「サプライチェーン透明化」
・「カーボンフットプリントの真正性」
等々を完全に保証する“Web3×AI” 真正性担保グローバルエコシステムのことをいいます。
(b)「鑑定証明チップ」とは?
「鑑定証明チップ」とは、通常の「RFID」ではなく、村田製作所と弊社による唯一無二の「暗号技術」を付与した「RFID」のことをいいます。当該「暗号技術」を付与することにより、たとえ「RFID」そのものをコピーできたとしても、別途当該「暗号技術」による「検証」・「認証」が必要となり、一切複製ができない設計となっています。
また、この点が「マルチシグネチャー認証」の認証要素として必要十分条件ともなっており、強固な「真正性担保(情物一致・デジタルツイン・RWA:Real World Assets)」、「サプライチェーン透明化」、そして「カーボンフットプリントの真正性」を実現する手法ともなっております。
本「マルチシグネチャー認証」を利活用していない「シングルシグネチャー認証」のみにおけるそれらは、「不正コピー」、「個人情報保護法違反」、その他「プライバシー侵害」等々さまざまなインシデントを孕んでおり、確度の高い課題解決とはなり得ません。
(c)「鑑定証明プラットフォーム」とは?
「鑑定証明プラットフォーム」とは、商品・サービス情報等をブロックチェーンに記録するための専用プラットフォームのことをいいます。「鑑定証明プラットフォーム」を利活用し、「鑑定証明チップ」とブロックチェーンへ商品情報、物流情報、その他、購入者情報(個人情報は匿名化)等を記録することが可能。
本システムにより商品・サービスの「信憑性」、「真実性」、その他「真正性」の透明性を担保するばかりか「オラクル問題」の解決も可能となっております。
【「鑑定証明システム」 公式Webサイト】
<< 日本語 >>
<< English >>
【サイカルトラスト公式 YouTube チャンネル】
<< 「鑑定証明システム」について >>
https://www.youtube.com/watch?v=55XTTmAHLg4

② ブロックチェーンシステム開発事業
ブロックチェーンとは、複数の場所にデータを分散保持させることにより、変更、削除、その他改ざんができないようにする仕組み(分散型台帳)のことをいいます。サイカルトラストはブロックチェーン技術を利活用し顧客のあらゆるニーズに対応したブロックチェーンシステム開発を実現いたします。
③「サイカルNFTマーケットプレイス」運営事業
「サイカルNFTマーケットプレイス」とは、マーケットプレイス上で「サイバーNFT」を購入すると、当該商品の「フィジカルNFT」付き商品が、「真贋証明」および「サプライチェーン(トレーサビリティ)」を100%担保した状態でお手元に届くという全く新しい形式のマーケットプレイスです。
近年増加傾向にある「NFTマーケットプレイス」は「サイバーNFT」のみを取り扱うそれであるのに対し、「サイカルNFTマーケットプレイス」は、「サイバー財」、「フィジカル財」、そして「サイカル財」の3つの商品・サービス形態に対応した全く新しい形式の「NFTマーケットプレイス」として既存のマーケットプレイスと明確な差別化・競合優位性を担保しております。
「サイカルNFTマーケットプレイス」は「鑑定証明システム」を利活用しているため、特許技術により保護された唯一無二のマーケットプレイスとなります。
【 ”サイカルNFTマーケットプレイス” 公式Webサイト】
https://marketplace.cycaltrust.co.jp

【出典一覧】
(※1)『Global Trade in Fakes A Worrying Threat』OECD 2021年 6月 22日
(※2)『”AI×ブロックチェーン”特許取得済み「鑑定証明システム」発明企業 サイカルトラスト、経済産業省「令和6年度 国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」に採択』
cycaltrust株式会社 2024年 7月1日
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000044818.html)
(※3)『“Web3×AI”真正性担保グローバルエコシステム「鑑定証明システム」発明企業サイカルトラストが「ISO/TC307国内委員会」の会員として登録』
cycaltrust株式会社 2024年 10月2日
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000044818.html)
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