モデルナ、がん、希少疾患、感染症にわたる良好な臨床結果により、mRNA医薬品領域を拡大
モデルナのインフルエンザワクチンmRNA-1010は、第3相臨床試験で主要評価項目を達成。別の第1/2相臨床試験では、インフルエンザワクチンFluzone HDよりも高い赤血球凝集阻害(HAI)力価を示す
ワクチンパイプラインは急速に進展。RSウイルスワクチンmRNA-1345の生物学的製剤承認一部変更申請提出の完了、サイトメガロウイルスに対する初のmRNAワクチンmRNA-1647の第3相臨床試験の登録の完了、次世代COVID-19ワクチンmRNA-1283の第3相臨床試験の登録を完了
個別化ネオアンチゲン療法(INT)であるmRNA-4157をKeytruda®と併用を検討する第3相臨床試験としては2つ目となる、非小細胞肺がんを対象とした第3相臨床試験を今年後半にMerck社と共に開始予定。進行中のメラノーマの術後補助療法を対象とした第2相臨床試験の有効性追跡調査結果は第4四半期に発表予定
メチルマロン酸血症治療薬mRNA-3705の良好な臨床データを発表したことで、モデルナは患者に臨床的なベネフィットをもたらす可能性を示す3つの慢性希少疾患薬を保有することに
今後5年間で、モデルナは高度なアンメットニーズに対して最大15の新製品を上市、最大50の新規医薬品候補を臨床試験に進め、mRNA医薬品の可能性を拡大し続ける予定
【米国マサチューセッツ州ケンブリッジ 、2023 年 9 月13日発】モデルナ(NASDAQ:MRNA)は本日、各疾患フランチャイズの最新のビジネス、臨床試験の結果、およびいくつかの新たな研究開発プログラムをモデルナの年次R&Dデーにて発表しました。
モデルナの最高経営責任者ステファン・バンセル(Stéphane Bancel)は「私たちのmRNAプラットフォームは確実に成果を上げています。本日発表したインフルエンザを対象とした第3相臨床試験の結果は良好で、これまでに発表されたCOVID-19やRSウイルスに対する試験結果もあわせて、呼吸器疾患プログラムにおける第3相臨床試験すべて成功しています。近い将来には、オンコロジー、潜在性ウイルス疾患、希少疾患、感染症といった各フランチャイズにおける新製品の上市を予定しています。今年の第4四半期には、次世代COVID-19 とインフルエンザのワクチンの組み合わせであるmRNA-1083、オンコロジー領域ではINTの第2相臨床試験での有効性に関する追加解析データも発表する予定です。私たちのビジネスとパイプライン全体に大きな勢いがあり、近い将来に良い報告ができるよう実行に集中しています」と述べています。
詳細は、
https://assets.modernatx.com/m/439fc580dbd9bcac/original/20231010_rdday_expand_pipline.pdf
をご参照ください。
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