資生堂 髙野ルリ子、筑波大学グローバル教育院の客員准教授に就任
資生堂ビューティークリエーション研究センターの髙野ルリ子（たかの・るりこ）は2014年4月より、学術分野横断型の教育を推進する筑波大学グローバル教育院の客員准教授に就任し、「エンパワーメント情報学プログラム」の博士課程学生への教育を行います。このブログラムは、2013年、産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーを養成することを目的に、文部科学省が実施する「博士課程教育リーディングプログラム※」の中で採択されたものです。
今回の就任は、140年以上にわたり培ってきた化粧に関するさまざまな知見やノウハウを社会に還元することで、資生堂ならではのCSR(企業の社会的責任)のひとつとして行うものです。
【「エンパワーメント情報学プログラム」について】
「エンパワー」とは、本来、「人に能力や権限を与える」という意味があり、そこから派生する「エンパワーメント」には、個人や集団が潜在的な能力を発揮することを可能にする社会を実現するという社会学的な意味で用いられるなど、昨今では看護ビジネスなどの面でも使われています。
本プログラムでは、「現場力」、「分野横断力」、「魅せ方力」を備えたグローバルな人材の育成を目標に定め、人の自立・自律を促し、支援することを通じ、人びとの生活の質を向上させるための「エンパワーメント情報学」として体系化する取り組みを行います。また、博士課程では、学位プログラム内の工学・情報系教員だけでなく、芸術系、ビジネスサイエンス系、医学系、及び産業界から計50名以上の教員や、異分野・国内外・産学官の多様なセクターから結集したメンバーが「チーム」となって、各年定員12名という少数精鋭の学生の一貫指導にあたります。
なお、「チーム」への連携・協力には、当社のほか、産業技術総合研究所、パナソニック㈱、日産自動車㈱、㈱日立製作所、日本電気㈱、Entropy Control Inc.の合計7つの企業・団体とともに、米、英、蘭、仏、オーストリアから合計6つの大学・団体からのメンバーが参加し、講義・演習科目を担当します。
【髙野ルリ子：(株)資生堂・筑波大学グローバル教育院客員准教授 】
髙野ルリ子は、現在、資生堂ビューティークリエーション研究センターに所属し、化粧の心理・生理的効用、顔の認知や魅力に関する研究を主軸とし、心理学的視点に基づくメーキャップテクニックの解釈や理論化を行っています。これらの仕事を通じて、筑波大学をはじめ他大学との共同研究や、顔科学の書籍の執筆にも携わってきました。
また、表情研究の成果を応用した活動として、笑顔の大切さを学び、笑顔をより魅力的にするための「笑顔講座」を行っています。「エンパワーメント情報学プログラム」においては、企業経験を活かし、研究から実用に展開する視点や実践力を養成する、アドバンスト・チュートリアル演習、リサーチデザイン演習などを担当します。
※：博士課程教育リーディングプログラム：
優秀な学生を、俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、
国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期で一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。
▼髙野ルリ子 略歴
1992年3月 千葉大学文学部行動科学科卒業
1992年4月 ㈱資生堂入社 資生堂ビューティーサイエンス研究所配属
（現在の「ビューティークリエーション研究センター」）
2004年3月 在職のまま、千葉大学大学院文学研究科人文科学専修課程修了
2004年4月 在職のまま、同大学院自然科学研究科情報科学専攻博士後期課程入学
2010年3月 同大学院自然科学研究科情報科学専攻博士後期課程単位取得退学
2013年3月 学位取得。博士（学術）
2014年4月 筑波大学グローバル教育院客員准教授就任
日本心理学会会員。日本顔学会会員・理事。
また、2003年より、跡見学園女子大学で兼任講師を務める（担当科目：化粧の心理学）。
＜ご参考＞「エンパワーメント情報プログラム」の概要
類型：「複合領域（情報）」
プログラムコーディネーター：岩田 洋夫（筑波大学システム情報系）
取組期間：平成25年度～平成31年度（7年間）
取組規模：本プログラムには、平成25年度から7年間以下の予定額が配分されます。
初年度上限2.5億円、2年目以降年間上限4.5億円
入学定員：12人（学生受け入れは平成26年から）
学位：博士（人間情報学）、Doctor of Human Informatics
担当研究科・専攻：
システム情報工学研究科
社会工学・リスク工学・コンピュータサイエンス・知能機能システム・構造エネルギー工学
ビジネス科学研究科
企業科学・経営システム科学・企業法学
人間総合科学研究科
フロンティア医科学・芸術・疾患制御医学・感性認知脳科学・心理学・心理・看護科学
【本プログラムに関するお問い合わせ先】
筑波大学 グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム事務室 担当：松尾 彩子
TEL：029-853-8740 e-mail：info@emp.tsukuba.ac.jp
▼ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/releimg/2283-j.pdf?rt_pr=tr125
▼資生堂グループ企業情報サイト
http://www.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr125
今回の就任は、140年以上にわたり培ってきた化粧に関するさまざまな知見やノウハウを社会に還元することで、資生堂ならではのCSR(企業の社会的責任)のひとつとして行うものです。
【「エンパワーメント情報学プログラム」について】
「エンパワー」とは、本来、「人に能力や権限を与える」という意味があり、そこから派生する「エンパワーメント」には、個人や集団が潜在的な能力を発揮することを可能にする社会を実現するという社会学的な意味で用いられるなど、昨今では看護ビジネスなどの面でも使われています。
本プログラムでは、「現場力」、「分野横断力」、「魅せ方力」を備えたグローバルな人材の育成を目標に定め、人の自立・自律を促し、支援することを通じ、人びとの生活の質を向上させるための「エンパワーメント情報学」として体系化する取り組みを行います。また、博士課程では、学位プログラム内の工学・情報系教員だけでなく、芸術系、ビジネスサイエンス系、医学系、及び産業界から計50名以上の教員や、異分野・国内外・産学官の多様なセクターから結集したメンバーが「チーム」となって、各年定員12名という少数精鋭の学生の一貫指導にあたります。
なお、「チーム」への連携・協力には、当社のほか、産業技術総合研究所、パナソニック㈱、日産自動車㈱、㈱日立製作所、日本電気㈱、Entropy Control Inc.の合計7つの企業・団体とともに、米、英、蘭、仏、オーストリアから合計6つの大学・団体からのメンバーが参加し、講義・演習科目を担当します。
【髙野ルリ子：(株)資生堂・筑波大学グローバル教育院客員准教授 】
髙野ルリ子は、現在、資生堂ビューティークリエーション研究センターに所属し、化粧の心理・生理的効用、顔の認知や魅力に関する研究を主軸とし、心理学的視点に基づくメーキャップテクニックの解釈や理論化を行っています。これらの仕事を通じて、筑波大学をはじめ他大学との共同研究や、顔科学の書籍の執筆にも携わってきました。
また、表情研究の成果を応用した活動として、笑顔の大切さを学び、笑顔をより魅力的にするための「笑顔講座」を行っています。「エンパワーメント情報学プログラム」においては、企業経験を活かし、研究から実用に展開する視点や実践力を養成する、アドバンスト・チュートリアル演習、リサーチデザイン演習などを担当します。
※：博士課程教育リーディングプログラム：
優秀な学生を、俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、
国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期で一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進する事業です。
▼髙野ルリ子 略歴
1992年3月 千葉大学文学部行動科学科卒業
1992年4月 ㈱資生堂入社 資生堂ビューティーサイエンス研究所配属
（現在の「ビューティークリエーション研究センター」）
2004年3月 在職のまま、千葉大学大学院文学研究科人文科学専修課程修了
2004年4月 在職のまま、同大学院自然科学研究科情報科学専攻博士後期課程入学
2010年3月 同大学院自然科学研究科情報科学専攻博士後期課程単位取得退学
2013年3月 学位取得。博士（学術）
2014年4月 筑波大学グローバル教育院客員准教授就任
日本心理学会会員。日本顔学会会員・理事。
また、2003年より、跡見学園女子大学で兼任講師を務める（担当科目：化粧の心理学）。
＜ご参考＞「エンパワーメント情報プログラム」の概要
類型：「複合領域（情報）」
プログラムコーディネーター：岩田 洋夫（筑波大学システム情報系）
取組期間：平成25年度～平成31年度（7年間）
取組規模：本プログラムには、平成25年度から7年間以下の予定額が配分されます。
初年度上限2.5億円、2年目以降年間上限4.5億円
入学定員：12人（学生受け入れは平成26年から）
学位：博士（人間情報学）、Doctor of Human Informatics
担当研究科・専攻：
システム情報工学研究科
社会工学・リスク工学・コンピュータサイエンス・知能機能システム・構造エネルギー工学
ビジネス科学研究科
企業科学・経営システム科学・企業法学
人間総合科学研究科
フロンティア医科学・芸術・疾患制御医学・感性認知脳科学・心理学・心理・看護科学
【本プログラムに関するお問い合わせ先】
筑波大学 グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム事務室 担当：松尾 彩子
TEL：029-853-8740 e-mail：info@emp.tsukuba.ac.jp
▼ニュースリリース
http://www.shiseidogroup.jp/releimg/2283-j.pdf?rt_pr=tr125
▼資生堂グループ企業情報サイト
http://www.shiseidogroup.jp/?rt_pr=tr125
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