2023年12⽉27⽇（⽔）開催「スーパーストリングスコーベ第6回定期公演―フランスより愛を込めて―」チケット発売中！

あのスーパーキッズ・オーケストラが大人になって帰ってきた！

神戸新聞社

2023年11月10日 09時00分

　早駒運輸や神戸新聞社などが主催する「スーパーストリングスコーベ第6回定期公演―フランスより愛を込めて―」が12月27日(水)に神戸新聞松方ホールで開催されます。ラグビージャーナリストの村上晃⼀⽒をゲストにお迎えする4年に1度のスペシャルコラボ！ラグビーイヤーにちなんだ名曲「World In Union」をお見逃しなく！現在チケット発売中です。

　スーパーストリングスコーベ（以下、SSK）は、世界的指揮者佐渡裕⽒が指揮する全国の⼩学⽣から⾼校⽣までのオーディションによる選りすぐりのメンバーで構成された弦楽器だけのオーケストラ、スーパーキッズ・オーケストラ（以下、SKO）のOB・OGで構成されたオーケストラです。

　ソリストとしての活躍も⽬覚ましいSSKのメンバーですが、本公演では若⼿メンバーから、昨年松⽅⾳楽賞・奨励賞を受賞したヴァイオリン奏者の窪⽥隼⼈が登場。ツィゴイネルワイゼンのソリストを務めます。また、モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」では、ヴィオラ⻑⽥健志とヴァイオリン⼭本⼤⼼の、息の合った演奏をお楽しみください。

　そしてラグビーワールドカップ（以下、RWC）の開催国であるフランスにちなみ、フランスの作曲家ビゼー「カルメン」や、ラヴェルの弦楽四重奏をSSK⾳楽アドバイザーであるヴァイオリン⼩野明⼦とともにお届けいたします。

　また、SSKの礎であるスーパーキッズ・オーケストラが本年20周年を迎えるにあたり、SKOの⼗⼋番でもあるチャイコフスキー作曲「弦楽セレナード」を演奏いたします。スーパーストリングスコーベが奏でる迫⼒ある演奏をどうぞお楽しみください。

　また今年は、4年に1度のラグビーイヤーにちなんだスペシャルコラボレーションも⾒どころです！本公演のスペシャルゲストは、ラグビーワールドカップ2019⽇本⼤会の招致に尽⼒され、「Mr.ラグビー」と呼ばれた平尾誠⼆⽒とも交友が深い、ラグビージャーナリストの村上晃⼀⽒です！⾳楽とスポーツが融合し、RWCのテーマ曲「World in Union」とのコラボ演奏はラグビー好きにはたまらない内容となっています。弦楽器の⾳⾊に村上晃⼀⽒の朗読をのせて、スポーツと⾳楽の⽂化が融合する瞬間をじっくりとお楽しみください。

　またこの度コンサート開催にあたって、世界的指揮者佐渡裕⽒から、応援メッセージをいただきました。

「私が最も愛情と時間を注いでいるスーパーキッズ・オーケストラ（SKO）の卒業⽣で構成されているこのスーパーストリングスコーベ（SSK）は、いわば⾳楽活動における私の⼦供達と⾔っても良いでしょう。お陰様でSKOは今年20周年を迎えました。現在SSKの活動に私は⼀切関わってはいませんが、まさに巣⽴った⼦供達を想う親の⼼境でいつも⾒守っています。皆それぞれに⾃分の道を歩みつつ、⾃分たちでSSKを⽴ち上げ、運営していることをとても誇らしく思っています。メンバーたちはSKOで経験した⾳楽の喜びを糧に、国内外で様々なコンクールでの優勝や⼊賞を果たしたり、世界を代表するオーケストラに⼊団したり、ソリストとしての活動などメキメキと成果を出し、どんどん夢を追いかけています。SKOで仲間と作り上げた素晴らしい⾳の記憶は、彼らの中に⼀⽣の宝

物として残っていくはずです。そしてこの宝物は決して飾って置くためのものではないのです。SKOを卒業し、それぞれが別の道を歩み出した今も、こうして集い、⾃分たちの宝物を確かめてさらに磨き上げる。SSKでの活動はそれぞれの夢に⼤きなエネルギーをまた与えてくれることでしょう。このコンサートでは「⾳楽の喜び」という宝物を皆様にも存分に味わっていただけると思います。　指揮者佐渡裕」