GaiXer、国立研究開発法人 物質・材料研究機構で活用開始 ~生成AIの活用を通して研究開発や事務作業の効率化を推進~
株式会社FIXER(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:松岡 清⼀、以下FIXER)は、国立研究開発法人 物質・材料研究機構(本部:茨城県つくば市、理事長:宝野 和博、以下NIMS)へのGaiXer提供を開始することをお知らせします。

2024年度よりNIMSでは、ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)に登録された生成AI基盤クラウドサービスを用いて、チャット型生成AIサービスの検証環境を構築し、検証を進めてきました。しかしながら、インターネット検索機能や、プロンプトを含むナレッジ共有機能が不足している点が課題となっていました。こうした課題を解決し、研究開発および事務作業のさらなる効率化を図るため、政府基準の高いセキュリティ要件を満たし、かつ、より高機能でユーザー間のナレッジ共有が容易に行える「GaiXer」の導入が決定されました。今後は、一定数のユーザーによる継続的な利用を通して、ニーズに応じたさらなる利用拡大につなげていくことを検討しています。
-
概要
契約期間:令和7年10月1日から令和8年3月31日
アカウント数:500アカウント -
業務内容
・論文執筆
・外部資金事業の提案書作成・校閲
・議事録、メール文案の作成・修正
・新規事業のアイデア出し
・企画系業務の立案、思考の壁打ち
本案件では、FIXERによるユーザー研修を実施し、効果的な生成AI活用についても浸透を図ります。
FIXERは今回の取り組みを通じて、NIMSにおける研究開発・事務作業効率化に貢献してまいります。
■エンタープライズ向け生成AIサービス「GaiXer (ガイザー)」について
GaiXerは、ChatGPTなどの生成AI技術を活用した行政・企業向けのサービスです。大規模言語モデル(LLM)を選択し実行することで、最適なモデルを選べるのが特徴で、Azure OpenAI Serviceを基盤に開発されています。データ保護機能やアクセス制御機能を通じて、安全に利用することが可能です。「ISMAP-LIU」の特別措置サービスリストに登録されており、政府のセキュリティ基準を満たすSaaSとして評価されています。また、行政専用ネットワークであるLGWANでの利用も可能です。業種別テンプレートを用いたプロンプト作成支援や、各種データの学習機能により、導入初日から高い生成品質を得ることができます。さらに、クラウドサービスとの連携により、カスタマーサポートや文書作成の効率化など、多様な分野での活用が可能です。
GaiXer公式サイト:https://www.gaixer.com/

■株式会社FIXERについて
FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。
当社はクラウド基盤である「Microsoft Azure」が本格的にサービスを開始する前の2009年に創業。2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。政府がクラウドを行政システムの第1選択とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を示した2018年以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズは、ますます高まっています。こうした中、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブなテクノロジーで日本のDXを加速させることが、我々のミッションであると考えています。
会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
Webサイト:https://fixer.co.jp/
※Microsoft、Azure、Azure OpenAI Serviceは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ChatGPTは、OpenAI社の登録商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発アプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード
