AI管理・推進者の50%以上がハイパースケーラーのAI投資の補完を計画

DataRobotの独自調査の結果、200人以上のAI管理・推進者が、AIのインパクトを制限する重要な課題として「相互運用性」「ガバナンス」「スケーラビリティ」を挙げる

DataRobot, Inc.

<日本のCIOに向けたWebinarを2025年6月19日(木)に開催>
Forbes JAPAN、レノボ・ジャパンによる「Forbes JAPAN CIO Award 2024-25」で”チェンジレガシー賞”を受賞したダイハツ太古無限氏が登壇。レガシーからの脱却と全社AI 活用実現の要諦と題し、部門横断的なAI展開を成功させるための「勘所」と具体的なステップを紹介します。

本リリースの内容は「Survey Reveals Over 50% of AI Leaders Plan to Augment Hyperscaler AI Investments」の抄訳版です。

「AIをビジネスの力に」を掲げるDataRobotはCIO.comと共同で実施したAI管理・推進者を対象としたグローバル調査の結果を発表しました。この調査では、50%以上の企業が、今後、ハイパースケーラーおよびクラウドサービスプロバイダーへの投資を補完する投資を行う予定であると回答しています。

ハイパースケーラーのAI製品に多額の投資を行っているにもかかわらず、AI管理・推進者は相互運用性の欠如、制限されたガバナンスとコンプライアンス機能、高額な維持コストといった重大な課題に直面しています。

調査結果の注目トピック:

  • 拡張性の限界: 回答者のうち、組織全体でAIの導入を実現できているのはわずか38%であり、ハイパースケーラーのAIツールIの拡張に課題があることが顕在化しました。

  • プロジェクトのデリバリー速度: 47%が、ハイパースケーラーのAIツールはプロジェクトのデリバリー速度において不十分であると回答しました。AIがビジネス上の意思決定を改善したと回答した人はわずか22%でした。

  • セキュリティのギャップ: 84%が、ハイパースケーラーのツールを使用したAIモデルのセキュリティ検証に課題があると回答し、半数近くがデータプライバシーに関する懸念を表明しました。データ漏洩、第三者のセキュリティリスク、ブランド評判の低下を、主な懸念事項として挙げています。50%以上の回答者が、AIセキュリティと規制遵守のギャップに対処するための新たなソリューションに投資する予定です。

  • ベンダーロックイン: 回答者の60%以上が、クロスクラウド利用での互換性におけるベンダーロックインの懸念を表明しました。これにより、顧客はマルチクラウドのアプローチを使用したり、既存のワークフローに新しいAI技術やLLMを追加したりすることが困難になっています。

  • 高い維持コスト: ハイパースケーラーのツールに3年以上投資しているAI管理・推進者の51%と、全回答者の43%が、AIプロジェクトの維持にかかる高いコストについて懸念を表明しました。

DataRobotのChief Product OfficerであるVenky Veeraraghavanは次のように述べています。
「現代のCIOは、二つの難しい選択肢に直面しています。一つはAIをゼロベースから構築すること、もう一つはビジネスニーズに完全には合わないだけでなく、AIの効果を阻害する可能性のある、特定機能に特化したソリューションを購入することです。

DataRobotは、コストを抑え、強固なセキュリティを提供し、コンプライアンスを確保しながら、生産性とコラボレーションを向上させる統合されたAIソリューションを信じています。CVS、BMWグループ、米国陸軍といった企業に選ばれるISV(独立系ソフトウェアベンダー)として、またクラウドプロバイダーと密接に連携してきた豊富な経験を持つDataRobotは、あらゆる業界のCIOやAI管理・推進者と提携し、ビジネスプロセスにAIを浸透させ、AIイニシアチブを大規模かつ迅速に加速させます」

DataRobotのEnterprise AI Suiteは、既存のツール、インフラ、プロセス、データモデルを強化しながら、組織がAIユースケースを効果的かつ効率的に実現するための新しい方法を提供します。カスタマイズ可能なAIアプリケーションとエージェントフロー、オープンアーキテクチャ、そしてガバナンスとセキュリティのための事前構築されたAIパイプラインとオーケストレーションを提供することで、DataRobotはコンプライアンスを確保しながらAIのインパクトを加速・拡大し、ユーザーが従来の方法よりも最大83%早くAIを開発・展開し、コストを最大80%削減することを可能にします。


レポートの詳細はこちらからDL可能です。

なお、2025年6月19日にDataRobotのお客様であり、Forbes Japanが主催するCIO AWARD チェンジレガシー賞を受賞した太古 無限氏(ダイハツ工業株式会社 DX推進室 デジタル変革グループ長 兼 東京LABOシニアデータサイエンティスト)をお招きし、「レガシーからの脱却と全社AI 活用実現の要諦」と題したWebinarを開催いたします。

当日は、現場主導のDX推進にどのように取り組まれ、組織全体を巻き込み、AI 活用を成功に導いてきたのか、その本質的な要素をご紹介いただきます。また、DataRobot Japan副社長の小川との対談セッションでは、部門横断的なAI導入を阻む課題を解決し、成功に導くための「勘所」やエンタープライズレベルでのAI戦略を推進する上で不可欠となるガバナンスとセキュリティの課題についても、太古氏と共に議論していきます。

イベント概要:
日程 :2025年6月19日(木)
時間 :15:00- 15:40
主催 :DataRobot Japan
会場 :オンライン(Zoomウェビナー)
登壇者:太古 無限氏
    ダイハツ工業株式会社 DX推進室 デジタル変革グループ長 兼 
    東京LABO シニアデータサイエンティスト
    小川幹雄
    DataRobot Japan 株式会社 副社長 / AI & サービス統括部長
 申し込み方法:こちらのWEBサイトからお申し込みください

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レポートの調査方法
この調査は、2024年10月1日から16日にかけて、米国と英国の意思決定権を持つ上級管理職209名を対象に、オンラインアンケート形式で実施されました。回答者は、平均従業員数5,472人の企業に所属するCIO、CTO、およびAI/MLまたはデータ/アナリティクス部門のディレクター以上の役職者でした。この調査は、企業がハイパースケーラーのAI投資をどのように活用しているか、遭遇する課題、そしてAI戦略を強化するために模索しているソリューションについて、より深く理解することを目的としています。21の質問からなるアンケートでは、ITリーダーがビジネス目標に沿って将来を見据えた構築を行う上で、測定可能な成果、リスク要因、変化する優先事項に焦点を当てました。

DataRobotについて
DataRobotは、全従業員向けのAIエージェントを提供しています。当社のエージェントプラットフォームは、フロントライン/ビジネスチームが、コアビジネスプロセス、インフラストクチャ、システムとインテリジェントかつ安全に連携するAIエージェントおよびアプリケーションを開発、提供、管理できるようにします。これにより、様々な業界の組織がインパクトを最大化し、リスクを最小限に抑えることが可能になります。

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会社概要

DataRobot, Inc.

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URL
https://www.datarobot.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
225 Franklin Street, 13th Floor, Boston, MA 02110
電話番号
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代表者名
Debanjan Saha
上場
未上場
資本金
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設立
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