お金の福利厚生「はぐくみ企業年金」加入者数10万人突破

〜10万人突破記念・これまでの成長を辿るインフォグラフィックスを公開〜

株式会社ベター・プレイス

2025年7月24日 11時00分

「福祉はぐくみ企業年金基金」（以下、「はぐくみ企業年金」）を中心に、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：森本新士、https://bpcom.jp/ 、以下、ベター・プレイス）は、「はぐくみ企業年金」の加入者数が10万人を突破したことをお知らせいたします。また、10万人突破を記念し、これまでの成長をまとめたインフォグラフィックスを公開します。

ベター・プレイスが導入支援を行う「はぐくみ企業年金」は、2025年6月末時点で加入者数が101,160人となり、10万人を突破しました。導入企業・加入者の皆さまをはじめ、投資家の方々、そして多くの関係者の方の温かいご支援のおかげで、この節目を迎えることができました。

これを記念し、支えてくださった皆さまへ感謝を込め、ベター・プレイスの成長や、「はぐくみ企業年金」加入者10万人突破までの軌跡をまとめたインフォグラフィックスを公開いたします。

今後も「はぐくみ企業年金」を通して、全国の中小企業で働く皆さまが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会の実現を目指し、より一層事業に邁進してまいります。

1.ベター・プレイスの10万人突破までのあゆみ

ベター・プレイスは、中小企業が抱える人材不足や、企業年金制度をはじめとする従業員の資産形成支援の不足といった課題解決に取り組んでいます。中小企業で働く方々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会の実現を目指し、確定給付企業年金制度（DB）である「はぐくみ企業年金」の普及を推進しています。この制度を通じて、地域や企業規模による経済格差、そして将来への「希望格差」を軽減し、誰もが安心して働ける社会の実現を目指します。

2.「はぐくみ企業年金」加入者数10万人を突破

2018年4月の「はぐくみ企業年金」設立以来、右肩上がりに加入者数を伸ばし続け、2025年6月末時点で101,160人となり、10万人を突破いたしました。

3.「はぐくみ企業年金」導入法人数4,235社を突破

「はぐくみ企業年金」を導入いただいている法人数は、2025年6月末時点で4,235社となり、4,000社を突破しました。業界を問わず全国の中小企業に幅広く導入いただいています。

4. 全国の金融機関30社と連携

ベター・プレイスは累計30社の金融機関と業務提携／ビジネスマッチング契約を締結し、東北、関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州の全国8エリアでの連携体制を確立しています。直近1年では新たに10社との連携が実現し、金融機関との連携は急拡大しています。

5.半年で税理士法人・税理士事務所との新規提携件数が100を突破

経営者にとって身近なパートナーである税理士を通じて「はぐくみ企業年金」へのアクセスを容易にするため、昨年11月に紹介パートナー制度を刷新。連携を強化した結果、制度刷新からわずか半年で新たに100超の税理士法人・税理士事務所との提携を実現し（2025年4月末時点）、税理士を通じた導入支援体制が拡大しています。

6.「はぐONE」の進化・アプリ化予定

ベター・プレイスが開発した企業年金DXシステム「はぐONE」は、「はぐくみ企業年金」加入法人の事務負担を軽減するとともに、加入従業員が画面上で掛金の申請や積立額の確認を行えるシステムです。

今後は、加入中だけでなく退職後もお金のサポートを受けられる加入者の人生に長期的に寄り添うツールを目指します。

主なアプリ導入機能 (現在開発中)

・スムーズなログイン：加入者がより簡単にアクセスできるようになります。

・プッシュ通知：クーポン、コンテンツ、新サービスの開始、および事務手続きや各種サービスのお知らせを通知で受け取れるようになります。

また、ベター・プレイスが提供する多様なサービスを統合し、より幅広いサービスを提供するプラットフォームへと進化させてまいります。

将来的には金融サービスや生活サポート機能の充実も視野に入れ、新たな可能性を広げていきます。

7.「はぐくみ企業年金」平均加入率71.1%、解約率は0.35%

ベター・プレイスが開発した企業年金DXシステム「はぐONE」により、スマホ一つで申込や掛金の変更（原則年2回まで）、掛金シミュレーションが可能となっており、利用者に使いやすいシステムで高い加入率*¹を実現。「はぐくみ企業年金」の平均加入率は71.1%に達しています。また、「はぐくみ企業年金」は解約率0.35%（※）の企業年金・退職金制度です。

*¹ 他の福利厚生制度の利用率との比較（出典：独立行政法人労働政策研究・研修機構「企業における福利厚生施策の実態に関する調査―企業／従業員アンケート調査結果―」（2020年7月））

※2025年5月末時点。解約率＝過去1年間の脱退事業所における加入者数÷1年前の加入者数

8.累計調達額19.1億円突破

ベター・プレイスの企業理念に共感いただき、事業拡大に向けて多くの金融機関やVCの皆さまにご支援いただいた結果、2025年のシリーズDでの資金調達を経て、累計調達額は19.1億円に達しました。

9.社員数149名、4年で約4.8倍

ベター・プレイスの企業理念「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」に賛同し、社会を支える皆様がお金の心配なく暮らせる社会の実現を目指す仲間が多く集まり、社員数は149名となりました（2025年6月末時点）。過去4年間で約4.8倍に増加しています。

10.代表森本が初となる著書を出版

今年6月25日に代表森本の初となる著書『お金の心配がなくなる未来のつくり方～共助思考で挑む、誰もが尊厳をもてる世界へ』（幻冬舎）が発売されました。

「はぐくみ企業年金」加入者10万人、導入企業4,000社を突破するまでに急成長した背景を書き記しました。

森本の幼少期の体験から生まれた「はぐくみ企業年金」の誕生と成長の物語。なぜ今、企業年金が必要なのかを解き明かし、従業員を大切にする中小企業の経営者の方々へ、安心して長く働いてもらうためのヒントとなる一冊です。

■「はぐくみ企業年金」について

現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*²であり、働く世代の老後の不安の第一位は「お金」*³となっています。

勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差、これは将来の資産形成、老後資金にも大きく影響しています。私たちは、主に中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも従業員にもメリットがある企業年金制度「はぐくみ企業年金」の導入を推進しています。

「はぐくみ企業年金」は厚生年金被保険者であれば、従業員（非正規雇用含む）でも役員でも加入可能な確定給付企業年金（DB）で、事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することができます。企業年金・退職金制度の充実が従業員満足度向上・離職率低下につながったというお声もいただいており、特に人手不足が深刻化している中小企業や福祉業界において、従業員に安心して働いてもらうための「お金の福利厚生」としてご好評いただいています。

従業員側のメリットには、難しい投資の知識が不要で、元本が保証*⁴されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC（企業型確定拠出年金）やiDeCo（個人型確定拠出年金）に比べて、高齢期の資産形成を目的とした積み立てが基本となる点は同じですが、年金として受け取るのではなく退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取る選択が可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。

現在、導入法人の96%が従業員300名以下の中小規模法人*⁵で、約4割の法人が福祉・医療・教育関連*⁶となっています。

*⁴ 運用実績により不足が生じた場合は、事業主が不足分を補てんします。

サービス紹介サイトURL：https://bpcom.jp/hagukumikikin/

（出所）

*² 厚生労働省　令和5年若年者雇用実態調査の概況

　https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-r05_gaikyou.pdf

*³ 金融庁　金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」2019年6月

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html

*⁵ 厚生年金被保険者数記録のある2018年4月～2024年9月現在までに導入した2,849法人が対象

*⁶ 2018年4月～2024年9月現在までの実績　　