農地面積2.2%の泉大津市内で、子どもたちがサツマイモ収穫体験に挑戦!
~人と緑、食と農を通じた持続可能な地域づくりに向けて~
この度、泉大津市(市長:南出賢一)は、包括連携協定を締結するいずみの農業協同組合(組合長:谷口敏信、以下「JAいずみの」)との連携の一環として、市内の農地を活用し、体験型農園における子どもの農業体験「サツマイモ収穫体験」を実施します。
泉大津市では、「市民の健康増進」と「食糧危機への備え」の観点から、「食と農」に関する取組みを推進しており、令和6年7月には「オーガニックビレッジ宣言」を行うなど、学校給食での有機農産物の提供や市民が農業に触れる機会の創出を図ってきました。
また、JAいずみのとの連携の一環として、令和7年7月に、「オーガニックアカデミー(有機農業塾)」を開講し、“有機”をキーワードにした都市型農業の推進を図ってきました。
今回、JAいずみのとの新たな取組みとして、市内の子どもたちを対象にサツマイモの収穫体験を実施します。収穫したサツマイモは園児へプレゼントするほか、市内の公立就学前施設の給食やクッキングイベントで使用を予定しています。「触れる・食べる・作る」の体験を通して、子どもたちの食への関心を高めるとともに、食育の推進と健全な育成につなげていきます。
泉大津市は、市域に占める農地面積が2.2%と非常に小さく、市内の子どもたちが直接土に触れる機会が限られています。普段の生活ではなかなか体験することのできない農業体験を通じて、未来を担う子どもたちに「農業」や「食」に興味を持ち、多様な学びを得てもらうことが狙いです。
【日 時】11月18日(火)9時50分~10時30分
【場 所】泉大津市曽根町3丁目地内
【参加者】
泉大津市立かみじょう認定こども園 園児 約80名
泉大津市 市長 南出賢一
いずみの農業協同組合 代表理事組合長 谷口敏信
オーガニックアカデミー受講生
泉大津市とJAいずみの連携
食と農を通じた持続可能な地域づくりに向け、令和7年2月に、以下の6分野にわたる包括連携協定を締結。

⑴ 市民の健康増進に関すること
⑵ 地産地消の推進に関すること
⑶ 都市農業の振興に関すること
⑷ 環境に配慮した農業の推進に関すること
⑸ 教育・食育に関すること
⑹ 子育て支援に関すること
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/koushitsu/senryaku/ppp_torikumi/izuminonokyo/14068.html
オーガニックアカデミー(有機農業塾)
農地の少ない泉大津市内で、オーガニック野菜の栽培をめざす農業者や新規就農をめざす方の確保・育成を目的に、オーガニックに特化した農業アカデミーを開講。オーガニック野菜の栽培方法に関する座学研修と農園での実践的研修により、生産技術の習得をめざす。
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/koushitsu/tiikikeizaika/nousuitanntou/14314.html
サツマイモ収穫体験
JAいずみのが保有する市内の農地を活用し、泉大津市の子どもたちが市内で農業体験ができる機会を創出。食育と健全な育成に繋がる農業体験機会の創出を図るとともに、地域内での交流から学ぶことによる市民としてのシビックプライドの醸成を図る。
泉大津市の「食」に関する主な取組み
安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想
令和5年3月に策定。生産地との「共存共生の関係性」による独自の食糧サプライチェーン構築を目指した構想。農地の少ない泉大津市は、将来的な不測の事態が発生した際に市民の暮らしを守れるだけの安定的な食糧確保が困難である一方、生産地では、農業従事者の減少・高齢化、農地面積の減少といった状況が続いており、食糧生産基盤の強化が喫緊の課題となっている。給食など一定の食糧需要がある都市部の自治体と生産地の自治体が相互のリソースを活用し、泉大津市にとっては食糧の安定的な確保を、生産地にとっては生産者の所得安定や休耕地の活用、新たな担い手確保など、それぞれの課題を補完できるような連携を創出しながら、「市民の健康増進」及び「食料危機への備え」に取り組む。
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