エリクソン、より高速でシンプルなソフトウェアアプローチで自律型ネットワークを推進

エリクソン・ジャパン株式会社

本資料は2026年11月3日に発表された報道資料の抄訳です。

  • エリクソンは、クラウドネイティブコアネットワーク向けに、GitOpsベースの宣言型ライフサイクル管理および構成管理を導入

  • Ericsson Intelligent Coreの新たな要素として、通信事業者の環境全体でAIドリブンかつインテントベースの自律型ネットワーク運用を大規模に実現する基盤を構築

  • スイスコムでの初期導入で示されたように、本モデルにより運用の大幅な高速化および簡素化と信頼性の向上を実現

エリクソン(NASDAQ: ERIC)は、この度新たな機能を導入し、大規模な自律型ネットワーク(Autonomous Network)の強固な基盤を提供開始しました。通信事業者のクラウド運用モデルの強化ならびにソフトウェアライフサイクル管理および構成管理の簡素化を実現します。

エリクソンは、通信事業者のネットワークにおけるコアネットワークソフトウェアの展開を強化し、すべてのクラウドネイティブなデュアルモード5Gコアネットワーク機能(CNF)に対し、GitOps準拠のパッケージと構成管理を提供します。この新しい展開モデルは、今後、コアネットワークの全ポートフォリオにわたるアプリケーションや製品で利用可能となる予定です。

エリクソンは、クラウドネイティブコアの運用強化に向け、ライフサイクル管理および構成管理を、決められた手順に沿って進める方式から、目指すネットワークの状態を定義して自動的に反映する「宣言型」のワークフローへ移行しています。この完全な宣言型モデルは、リソースレベルのインテントをサポートすることで、自動化機能を強化し、日々の運用を迅速化するとともに、新機能やサービスの導入を効率化します。

Ericsson Intelligent Coreに加わるこの最新機能は、AIドリブンの洞察とインテントベース、クローズドループオペレーションを組み合わせ、自律型ネットワークの基盤を提供します。GitOpsの中核となるのは、望ましいネットワーク状態の宣言です。この宣言された状態が唯一の信頼できる情報源として機能し、Gitによるバージョン管理と自動照合プロセスにより、ソフトウェアライフサイクル管理および構成管理ワークフローを通じて、実際のネットワークが望ましい状態と一致するようにします。これにより、AIから得られた知見に基づく変更や更新を迅速に適用し、自律型ネットワークのユースケースを大規模に展開できます。また、手動のライフサイクル管理および構成管理では対応が難しい複雑さにも対処できます。

スイスコムはエリクソンと密に連携し、自社の自動化の取り組みと併用できる形で、この新しいソフトウェアのデリバリーおよび管理機能をネットワークに統合しました。その結果、アップグレードにかかる時間を60%短縮し、ネットワークサービスの設定時間を97%短縮するなど、大きな成果を上げています。また、従来の月次メンテナンス時間や夜間の手動アップグレードから、通常の勤務時間内に行う自動化されたソフトウェアデリバリーと変更管理への移行も進みました。

スイスコムは現在、この新しいモデルのさらなる活用分野を検討しています。ローミングパートナーの設定などのタスクをAIドリブンの自動化で行う、新たなユースケースの開発もその一例です。その結果、より迅速なアップグレードと自律型、AI支援型のオペレーションの基盤を備えた、よりアジャイルなネットワークが実現します。

スイスコム 上席副社長モバイルネットワーク&サービスのフィリップ・ビクセル(Philipp Bichsel)氏は次のように述べています。

「エリクソンのGitOpsベースのアプローチにより、当社のクラウドネイティブネットワークの運用を簡素化し、迅速化することができました。このアプローチは、スイスコムが従来型の通信事業者から、インテリジェントな自動化、クラウドネイティブ運用、継続的なソフトウェアデリバリーに注力するTechCoへと発展するうえで、重要な役割を果たしました。こうした投資は、より効率的な運用、イノベーションの加速、そして測定可能な生産性向上につながります。また、この変革における両社の緊密な協業は、強固な連携のもと、方向性を共有するパートナーが共通のビジョンに向けて取り組むことで何が実現できるかを示しています」

CCSquared創業者兼シニアアナリストのキャロライン・チャペル(Caroline Chappell)氏は次のように述べています。

「GitOpsの導入は、自律型ネットワークの未来を実現するために必要なクラウドネイティブ運用モデルの導入を目指す通信事業者にとって、極めて重要です。GitOpsにより、通信事業者はソフトウェアベースのコアだけでなく、クラウドネイティブネットワーク全体の複雑さにも対処できます。このネットワーク全体が、5G SA以降の新たな収益源を生み出す戦略の要となります。通信事業者は、GitOpsベースのソフトウェアライフサイクル管理および構成管理ソリューションによってコアを適切に支えるべきです。こうしたソリューションは、運用の複雑さを軽減し、自律化への道筋を示すとともに、変化に直面してもコアが高い信頼性とレジリエンスを維持できるよう支援します」

エリクソン コアネットワーク責任者のモニカ・ゼッツゾン(Monica Zethzon)は次のように述べています。

「GitOpsによる宣言型管理が実現しました。これは、クラウド運用モデルと自律型ネットワークにとって重要な新要素をお客さまに提供するものです。当社のIn-Service機能と連携したライフサイクル管理の自動化を基盤に、通信事業者により高い運用効率、スケーラビリティをもたらし、最終的に新たな成長機会を支援します。

スイスコムとの協業は、この機能の開発を進めるうえで不可欠でした。実環境での重要な経験と検証を通じてアプローチを成熟させ、すべてのお客さまに提供できる段階まで発展させることができました。今後もお客さまと協力し、プロセスの簡素化、運用のさらなる自律化、そして最も高い水準の事業目標を達成する能力の向上に取り組んでいきます」

エリクソンは、コアネットワークソフトウェアのライフサイクル管理を強化するため、Git互換のソフトウェアパッケージを導入しています。ソフトウェアアップデートの構成や運用への適用には、Ericsson Orchestratorなどの既存機能を活用できます。この新しいアプローチは、Ericsson Intelligent Coreの他の要素と並行して、クラウドネイティブな運用における豊富な経験を活かします。また、In-Service Software Upgrade(ISSU)をサポートするCI/CDパイプラインと連携し、ライフサイクル、構成管理、マルチベンダーサポート向けに、他のエリクソン製品と統合し、Ericsson Intelligent Automation Platformアーキテクチャとの整合を促進します。

エリクソンについて
エリクソンの高性能でプログラマブルなネットワークは、毎日何十億人もの人々にコネクティビティを提供しています。エリクソンは150年にわたり通信テクノロジー開発のパイオニアであり続け、通信事業者や企業にモバイル通信とコネクティビティのソリューションを提案しています。お客さまやパートナーとともに、エリクソンは未来のデジタルな世界を実現します。

www.ericsson.com

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会社概要

URL
https://www.ericsson.com/ja/about-us/company-facts/ericsson-worldwide/japan
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区海岸一丁目2番20号 汐留ビルディング21階
電話番号
03-6721-3300
代表者名
ジャワッド・マンスール/安東 宏昭
上場
未上場
資本金
3億2000万円
設立
1992年09月