【新サービス】汎用性画像解析AIソリューション「SCORER Area Counter」をリリース！

〜1台のエッジ端末で最大20カメラの同時解析が可能に！〜

映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営する株式会社フューチャースタンダード(本社:東京都台東区、代表取締役:鳥海哲史 以下、フューチャースタンダード)は、”汎用性画像解析AIソリューション”「SCORER Area Counter」をリリースします。このソリューションでは、IPカメラ等で取得した静止画像を一般物体認識や領域推定のAIアルゴリズムを活用して指定されたエリアの状況を正確に読み取り、任意のロジックに基づきデータの可視化やメールでの報告などのアクションを実施することができるものです。

• リリースする背景

近年、セキュリティや業務効率化を目的としたAIカメラの需要が急増しています。しかし、先進的な映像解析AIの採用はコストがかかり、導入が難しいという問題点が存在していました。特にリアルタイム映像解析は、膨大なコンピューティングリソースとそれに伴うコストが発生します。このため、予算がとれない企業や団体はAIカメラの導入に躊躇してきました。

こうした現状を打破すべく、我々は現行の技術的制約とコストパフォーマンスを熟慮し、静止画を定期的に解析する新しいソリューションを開発しました。この手法により、連続映像の解析ではなく、間隔を置いた画像解析が可能となり、データ量が劇的に削減され、それに伴いコストも大きく下がります。

加えて、当社は映像解析AIの黎明期から開発の経験と実績を持ち、多様な映像解析AIソリューションを提供してきました。このため、新開発のソリューションには、当社の既存の映像解析AIソリューションを複数組み込むことができ、様々な要望や状況に迅速に対応することが可能です。

この新しいソリューションの採用により、多くのお客様がAIカメラ技術の真の価値を実感することができます。

• 『SCORER Area Counter』の概要

1台のエッジ端末で様々なシーンの解析を可能にした画像解析AIソリューションです。

カメラから取得した静止画像から、物体認識や領域推定のAIアルゴリズムを活用して、指定されたエリアの状況を正確に読み取ります。読み取った結果は一定のロジックに基づき、データの可視化やメールでの報告などのアクションを実施することができます。

• サービスの特徴

・IPカメラやSafie等のクラウドカメラに対応
・1つのエッジ端末につき3～20台のカメラ接続が可能
　※解析頻度により接続可能台数は変動
・解析頻度やオブジェクトの種類、最大/最小サイズ指定などが設定可能
・人数計測は1カメラあたり最大2万人まで計測可能
・一般物体認識アルゴリズムは国土交通省向け製品にも実装された実績有り
・解析結果は内蔵された一覧での簡易表示やBIツール、CSVエクスポートなど複数手段で確認が可能
・外部連携もEmail発報、API連携、接点連動など豊富な選択肢
　※API連携と接点連動は別途有償オプション
・エッジ端末をオンライン運用する場合はURLでセキュアアクセスが可能
・外部ユーザ向けに解析結果のみ公開するゲスト権限設定も搭載

• 解析可能な物体

●標準搭載

・人体(中距離以下の場合推奨)

・人頭(中距離以上の場合推奨)

・自動車

・二輪車

・水位(河川、海など)

・動物(10種)

・バッグ・傘など

・食品・食器(一部)

・家具・家電(一部)

●追加搭載可能※別途有償

・上記以外の物体

・積雪などの面積判定

• ユースケース

標準機能範囲内でも様々なシーンでコストパフォーマンスの高いAIサービスを実現。SDK活用やAIのモデル追加により、更に幅広いユースケースに対応。商業施設から交通機関、公共施設など、複数拠点の一元管理も可能です。

●標準機能

・施設利用率判定

・滞在人数判定

・イベント雑踏警備支援

・渋滞検知

・密集度判定

・駐車場満空判定

・待ち行列計測

・害獣検知

・在席検知

・侵入検知

・放置自転車検知

・河川水位計測

・水難事故防止監視

●カスタマイズ対応

・ヘルメット等装備品着装判定

・転倒検知

・在庫数量判定

・迷惑駐車検知

• 詳細情報

●サービスの料金

解析端末1台あたりの月額課金タイプ
・初期設定費用：330,000円(税込)

・月次費用　　：110,000円(税込)

カメラ及び通信回線（LTEルータ等）は含まれません。別途お見積もりとなります。

月次費用にはライセンス費用のほか、解析端末レンタル費用が含まれます。水没・落下・空冷式ファンを塞いだことによる故障など、お客様事由の故障を除き、契約期間中の端末交換は当社にて負担します。（設置費用は含みません）

詳細は下記製品ページよりご確認ください。

・製品ページ：https://www.scorer.jp/products/scorer-area-counter

• フューチャースタンダードについて

株式会社フューチャースタンダードは「世界中の技術を世界中の人々が使えるようにする」というビジョンのもと、映像解析AI分野に特化したプラットフォームである「SCORER（スコアラー）」を開発・運営している会社です。「SCORER」は、カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わせることで、映像解析AIを活用したシステム開発を「安く・早く・簡単に」します。

会社名　　　：株式会社フューチャースタンダード（英:Future Standard Co., Ltd.）

設立日　　　：2014年3月4日

代表取締役　： 鳥海 哲史、小川 雄毅

住所　　　　：東京都台東区台東４丁目８−７ 仲御徒町フロントビル 2階

事業内容　　：カメラからデータ取得まであらゆる画像処理を用いたトータルサービスを提供するプラットフォーム事業、スマホから操作可能なスマートカメラを用いた各種ソリューション開発

URL　　　　：https://www.futurestandard.co.jp/