ルクミー保育AI™の新機能「すくすくレポート™」先行利用施設が提供開始から約3か月半で500施設を突破
保育AI™を中心としたテクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)が提供する、保育総合ICTサービス「ルクミー」の保育AI™に関する新機能「すくすくレポート™」の先行利用施設数が、2025年6月末時点で500施設※を突破したことをお知らせします。
「すくすくレポート™」は同年3月10日の先行利用施設の募集開始以来、利用が拡大しています。今後もルクミーの保育AI™は、保育現場の課題解決と保育の「質」の向上に貢献していきます。
※自社調べ(2025年6月30日時点)

1.概要
現在の保育現場では、人材不足により業務負担が増加し、保育者の物理的・心理的負荷が課題となっています。2026年度に本格実施される「こども誰でも通園制度」を控え、働き方改革と人材確保の抜本的な解決策が喫緊に求められています。
このような状況の中、デジタル庁は2025年度中に保育施設におけるICT端末導入率100%を目標に掲げており※、保育現場でのDX化が加速しています。日々の記録、安全管理、保護者との連携など多岐にわたる書類業務のデジタル化に加え、今後はこども一人ひとりの発達段階や個性に合わせた質の高い保育の提供がより一層求められます。
保育ICTや保育AI™の活用による業務効率化は、保育者の業務負担を軽減し、効率化によって生まれた時間を保育の「質」の確保・向上に充てるために不
可欠となっています。
今回、ルクミー保育AI™の新機能「すくすくレポート™」が先行利用保育施設の募集開始後、約3か月半で500施設を突破しました。
ルクミーは、保育AI™を活用して保育者の業務負担を軽減し、こどもと向き合う時間を創出することで、保育の本質に集中できる環境を整えます。これにより、持続可能で質の高い保育提供体制の実現を目指します。
※「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(デジタル庁:2024年6月21日)
2.「すくすくレポート™」について <https://lookmee.jp/hoikuai/sukusuku-report.html>

ユニファが提供する「すくすくレポート™」は、日々の写真、連絡帳、日誌などの膨大な過去の記録を生成AIが分析し、園児一人ひとりの成長やクラス全体の状況をまとめたレポートを自動で作成するサービスです。
本機能は、保育者の記録を遡って探すといった作業負担を軽減し、より保育の本質に集中できる時間を生み出すことができます。こどもの夢中になっている遊び、保育の中にある成長の過程やこども一人ひとりの個性を見つけやすくなり、保育者同士の対話や自身の保育の振り返り、次の保育目標設定にも役立てられます。また、作成したレポートは保育計画や要録にも活用できます。
具体的には、以下の機能を提供しています。
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日々の写真からの要約: 顔認識機能で特定の児童を抽出し、画像認識や生成AIでテキスト要約を行います。こどもがどんなことをしていたか、よく一緒に写っている子は誰か、などがAIによって可視化されます
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写真からのキーワード抽出: こどもの成長を深く語る上で貴重なヒントとなるキーワードを自動生成します
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連絡帳や日誌を含めた要約、個人~クラスでのまとめ作成: 写真だけでなく、連絡帳や日誌のテキストデータも組み合わせて要約し、個人単位およびクラス全体のレポートを作成します
「すくすくレポート™」については、以下動画でもご視聴いただけます
ルクミーの保育A™は、今後も保育者の煩雑な事務作業を効率化し、保育者が本来目指すべきこどもたちとの関わりを深めることや、保育の「質」の向上に貢献していきます。
3.ルクミー「保育AI™」について

ユニファが提供するルクミーの『保育AI™』機能では、連絡帳・おたよりなどの文章作成を支援する『たよれるくん』や保護者に共有される写真に子ども達が偏りなく撮影されているかのチェックを支援する『ばらつきチェック』といった機能を提供しています。
これらにより、保育者は事務作業の負担を軽減し、こどもたちと向き合う時間や心の余裕を増やすことができます。また、保護者には、より丁寧な情報共有が安心感と信頼を高めることにつながります。
また、2024年10月からはこども家庭庁の「こども・子育て分野における生成AI利用実証団体公募要領」に基づき、岩手県北上市、神奈川県横須賀市、東京都狛江市の保育施設において、生成AI技術を活用した実証実験を開始しています。
ルクミーの『保育AI™』サービスを利用しても、「機械的になる」「冷たい保育になる」という心配は、ありません。いつもそばでこどもたちを見守ってくれている保育者の想いがあるうえで保育が成り立ちます。その保育者の思いを『保育AI™』サービスがアシスタントとして細かなことをサポートし、こどもたちとの時間を生み出すお手伝いをしてくれます。
今まで園とともに、全国47都道府県の施設の保育者と伴走してきたルクミーが生み出した『保育AI™』サービスと保育者の想いをかけ合わせた保育メソッドがあります。ルクミーは『保育AI™』サービスで、人の温かみをしっかりと体現できる保育を実現し、愛があふれる・こどもにより寄り添う保育をめざします。
『保育AI™』サービスの詳細などは以下よりご覧ください。
4.ルクミーおよびユニファについて
■ 保育総合ICT「ルクミー」とは < https://lookmee.jp/ >
保育者の業務は、こども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。
「ルクミー」シリーズは、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真が自動で集約され、帳票や連絡帳へ自動転記されます。また、ルクミー午睡チェックにより、センサーが体動を検知、アプリが体の向きを自動記録します。ルクミー午睡チェックは、業界シェアNo.1※1を獲得しています。「ルクミー」シリーズにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要なこどもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士でこどもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やします。これらを通じて、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。これまでの「ルクミー」シリーズ導入数は累計20,000件超であり、約70の自治体へ導入されています※2。
※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所「ミックITリポートMonthly」2023年10月号「午睡チェックセンサー市場における有力ベンダーの導入実績比較分析」より。2022年度における累計センサー出荷台数、累計利用園児数、累計導入施設数それぞれで一位を獲得。https://mic-r.co.jp/micit/
※2:2024年9月時点。自社調べ。
■ ユニファ株式会社 < https://unifa-e.com/ >
ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、保育AI™を中心とした最新のテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー®」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出を初め、これまでに著名なアワードを複数受賞している他、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。また、2023年2月に設立された一般社団法人こどもDX推進協会の理事も務めています。
※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。

■ 会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐 泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F
企業URL: https://unifa-e.com/
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