博報堂ＤＹグループ、生成AIに関する専門知識獲得・活用促進のための体制整備を加速　グループ各社の生成AI教育関連研修にてのべ8,500名超の従業員が参加

〜グループ全社での生成AI活用、および企業のマーケティング支援の高度化目指す〜

株式会社博報堂ＤＹホールディングス（東京都港区、代表取締役社長：水島正幸、以下博報堂ＤＹホールディングス）は、グループ全社での生成AI活用のさらなる促進、および生成AIに関するグループ従業員の専門知識獲得を目的に、2024年度中にAIエージェント時代をにらんだ生成AI研修を各社で合計75回以上実施し、のべ8,500名超の従業員が参加しました。

人口減少や市場の成熟、生活者の消費行動の変化など、ビジネス環境が急速に変化するとともに、多くの企業にとってマーケティングのさらなる効果・効率の向上と提案力の強化は喫緊の課題となっています。同時に、広告会社においてもマーケティング支援の高度化が求められており、その実現のための生成AIの活用、および高度な知識獲得はますます重要性を増しています。

博報堂ＤＹグループでは、2024年4月に社内外でのAIの先端研究や技術開発を推進する「Human-Centered AI Institute（以下、HCAI）」※１を設立しました。博報堂ＤＹグループはHCAIを中心にグループ各社の協働によって、企業や生活者に対して貢献するAI活用による「人間の創造性の進化・拡張」を目指しています。そのリーダーシップのもと、生成AI活用によるソリューションやツール開発などの高度な企業のマーケティング課題解決施策提供の基盤となる生成AIに関するグループ従業員の専門知識獲得・リテラシー向上を目的として、グループ各社において生成AI教育関連研修を実施しています。2024年度は75回以上を開催し、のべ8,500人超の社員が参加しました。各社が外部専門家を講師として招いたり、実務を視野に入れながら社員が講師となったりしながら実施した研修においては、生成AIに関する専門的知識の取得だけでなく、生成AIの活用事例やクライアント企業への提案事例などの共有、生成AIツールの活用方法など実践的な内容を多く組み込むことにより、“現場で使える”専門知識の獲得を目指します。

博報堂ＤＹホールディングスは、今後も継続的な教育プログラムの実施により、2025年度中には10,000名規模まで拡大を図り、グループ全社での生成AIリテラシー向上、および生成AI活用によるクライアント企業のマーケティング支援の高度化を実現します。

※１　https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/news/corporate/HC202402191500-1.pdf