ビットキー、住宅向け新型スマートロック「PiACK III smart Bitkey Edition」発売開始
〜生和コーポレーションが手がける新築賃貸マンションに導入〜
本シリーズは暮らしのコネクトプラットフォーム「homehub」と連携するため、不動産管理会社は一つのプラットフォーム上で、本シリーズおよび他のhomehubと連携するスマートロックもまとめて管理できるメリットがあります。本シリーズの発売により、homehubは国内で最も多くのメーカー・機種のスマートロックを管理することが可能となりました。(※2)
なお、本シリーズのプッシュプル(※3)型ダブルロック(※4)仕様は、2023年4月竣工予定の生和コーポレーションの賃貸マンションで採用が決定しています。
※1:「PiACKⅢおよびPiACKⅢsmart」は美和ロック(株)の登録商標です。
※2:自社調べ(2023年4月現在)
※3:プッシュプルハンドル|ドアを開閉する際、押したり引いたりして操作できるハンドルのこと
※4:ダブルロック|一つの扉に上下2箇所のカギが設置されているもの
■本シリーズ発売の背景
ビットキーは暮らしに存在する体験の分断を解消するため、homehubを軸に様々な製品・サービスと連携しています。特に住宅をスマートアクセス化する取り組みでは、多様な玄関扉および管理・運用方法のニーズに対応できるよう、これまでもアルファ社やシブタニ社をはじめとした鍵メーカーとスマートロックを開発しています。この度、国内最大手鍵メーカー(※6)である美和ロック製品との連携により、より一層、国内の住宅のスマートアクセス化を加速させる事ができると考え、本シリーズの発売に至りました。
※6:建築用錠前の国内シェア6割以上で国内実績1位(美和ロック調べ)
■本シリーズの主な特長
homehubアプリに対応。カギの解錠や日時回数指定カギの発行が可能に
本シリーズはhomehubのスマートフォンアプリ(以下、homehubアプリ)のほか、NFCカード、パスコードにより解錠可能で、入居者が使いやすい手段を選ぶことができます。
また、homehubアプリにて日時や回数指定のデジタルキーを発行できるため、外出中の急な家族の来訪時や不在中の家事代行の依頼時など、自宅にいなくても一時的に入室してもらうことができます。またデジタルキーなので、カギを複製される心配がありません。
TOTP(※7)にも対応しているため、内見や原状回復などの作業者入室時において、高いセキュリティの維持と鍵受け渡しの効率化を両立することができます。
※7: TOTP(Time-based One-time Password)とは、一定時間を経過すると自動で変化するパスコードのこと。
ダブルロックにも後付けでキーレス化を実現
近年ニーズが増加するダブルロックに加え、プッシュプルハンドルやレバーハンドルが物件のドアに設置されている場合でも、ドア加工や電源工事不要(※8)で後付けし、完全なキーレス化を実現できます。
※8:配線配管工事不要。ドアの外・裏の間にハーネスケーブル接続は必要
家事代行や置き配などの不在時サービスへの対応が可能に
ビットキーは、homehubと連携したデジタルキーによって、不在時の家事代行や荷物の置き配などのサービスを利用できる「homehub inHome Service」を展開しています。スマートロックの機種を問わず、スマートアクセス化した物件であれば、様々なサービスの利用・提供が可能となります。本シリーズの導入物件はhomehub inHome Serviceの対応物件となり、今後、対象サービスの拡充や対象エリアの広がりに応じて、入居者の暮らしをより一層豊かにすることができます。
■ビットキーの推進するスマートアクセス化について
ビットキーは、住宅の専有部住戸に設置するスマートロックや、共用部エントランスドアを制御するコントローラーなどの提供を通じて、あらゆる場所をシームレスにつなぐ「スマートアクセス化」を推進しています。本シリーズもこのスマートアクセス化を目的とした製品ラインナップに加わります。
ビットキーがhomehubと連携するスマートロックのラインナップを拡充する背景は、国内の住宅における鍵事情にあります。住宅では鍵の形状が物件ごとに異なる一方で、それらに網羅的に対応できる、スマートロックやシステムが少ない実情があります。そのため、不動産管理会社がキーレス化やカギのスマート化を目指す場合、複数社のスマートロックと管理システムを使い分けたり、新築の一部物件に留めたりなど、全戸キーレス化や管理業務効率化には課題がありました。
また、一つの物件をまるごとキーレス化するためには、専有部住戸以外に共用部エントランスドアや、エレベーターのセキュリティシステムなど複数設備との連動が必要な場合もあります。
このためビットキーは、専有部住戸に設置するスマートロックと、共用部エントランスドアなどを制御するコントローラーbitlock GATEを組み合わせて使うことで、様々な事情に対応し、物件のスマートアクセス化を実現しています。
スマートアクセス化した物件では、スマートフォンアプリやテンキー操作など多様な手段であらゆる場所へシームレスな入室が可能となり、入居者は顔認証やモバイルFeliCa、仲介担当者や清掃業者はテンキーなど、属性や場所によって最適な手段で解錠できます。
なお、PiACK III smart Bitkey Editionの発売によって、本日時点で、homehubと連携する住宅の専有部向けスマートロックは5機種となり、homehubは国内で最も多くのメーカー・機種のスマートロックを管理することが可能となりました。
住宅に設置可能なスマートアクセス化を目的とした製品
電子制御ドア向け | bitlock GATE |
専有部住戸向け | bitlock LITE、bitlock MINI、edロックPLUS Bitkey Edition、Tebra X Bitkey Edition、PiACK III smart Bitkey Edition |
■生和コーポレーションでの導入について
生和コーポレーションは2023年4月竣工予定の賃貸マンションの専有部に本シリーズおよび共用部エントランスにbitlock GATEを導入し、物件をまるごとスマートアクセス化しました。
入居者はスマートフォン一つで入室可能となり、仲介担当者も物理カギの受け渡しのために移動する手間なく、スマホアプリやパスコード入力での物件入室が可能です。
導入物件について
物件名称:ROOTs Shibuya Honmachi(ルーツシブヤホンマチ)
物件住所:東京都渋谷区本町3丁目45-13
交通 :都営大江戸線 西新宿5丁目駅 徒歩5分、京王新線 初台駅 徒歩12分
homehubについて
人それぞれ快適な暮らしを送るために、暮らしとサービス/モノの間に存在する分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。ビットキーが提供するサービスやモノに限らず、さまざまな製品、置き配・家事代行などのサービスなどとも連携し、シームレスな暮らしを実現します。
【株式会社ビットキー 概要】
社名 :株式会社ビットキー
所在地 :東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン9F
代表者 :代表取締役CEO 江尻祐樹
代表取締役COO 福澤匡規
代表取締役CCO 寳槻昌則
創業 :2018年8月1日
資本金 :14,946,908,300円(2022年12月31日時点 資本準備金を含む)
事業概要:デジタルコネクトプラットフォームの企画・設計・開発
Home/Workspace/Experience領域のコネクトプラットフォームの開発・販売・運用
上記プラットフォームと連携するプロダクトおよび、サービスの開発・販売・運用
※「ビットキー」「Bitkey Edition」「homehub」は当社の登録商標です。
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