【開催報告】レーザー測量・写真測量に適した国産ドローンを紹介したセミナーを開催
YellowScanの新型LiDAR ”Surveyor Ultra”を搭載した「PF2-AE Survey」のデモ会を2月13日関東会場、2月7日関西会場にて実施
■ YellowScanの新型LiDAR”Surveyor Ultra”を搭載したレーザー測量ドローン「PF2-AE Survey」のデモ会を、2024年2月13日(火)に関東会場、2月7日(水)に関西会場において実施
株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役CEO:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、2024年1月17日(水)15時より、「業務の幅が広がる!レーザー・写真測量に適した国産ドローンのご紹介と経済産業省『ものづくり補助金』活用 WEBセミナー」を実施し、100名以上のお客様にご参加いただきました。セミナーでは、ACSLよりレーザー測量用ドローン「PF2-AE Survey」などを紹介させていただくとともに、ACSLが代理店としてお客様に提供するYellowScan社製のLiDARについてYellow Scan Japan 稲葉 伸二氏に、「ものづくり補助金」の活用についてSTMコンサルティング 奈良 征哉氏にご説明いただきました。
ACSLはYellowScanの新型LiDAR ”Surveyor Ultra”をいち早く国産ドローンPF2-AEに搭載し、評価した機体の受注を開始しています。セミナーでも紹介した本ドローンのデモンストレーションを、2024年2月13日(火)に関東会場、2月7日(水)に関西会場において実施いたしますので、レーザー測量用ドローンの購入や業務委託の検討をされているお客様は、是非ご参加ください。
デモ会について
1. 主催:株式会社ACSL、有限会社タイプエス
2. 内容:
・PF2-AE Surveyの概要
・PF2-AE Surveyデモンストレーション
・飛行プランの作成
・データ取得飛行
・取得したデータからの点群作成
・質疑応答
3.お申込み:ご希望の会場のお申込みフォームよりご登録ください。なお、お申し込みフォームは関東会場、関西会場で異なっておりますのでご注意ください。
〈関東会場〉
・開催日:2024年2月13日(火) 予備日:2月14日(水)
・開催場所:千葉県君津市荻作139-1 君津Dream Drone Flying Field (DDFF)
会場アクセス:https://d-academy.co.jp/field/field.html
・開催時刻:10:30受付 11:00開始 15:00終了予定
・申し込み:以下URLよりお申込みください。
https://forms.office.com/r/nAWNpJHQiM
〈関西会場〉
・開催日:2024年2月7日(水)、予備日:2月9日(金)
・開催場所:大阪府貝塚市橋本1517 貝塚市立ドローン・クリケットフィールド
会場アクセス:https://www.city.kaizuka.lg.jp/doronecricket/access1.html
・開催時刻:10:30受付 11:00開始 15:00終了予定
・申し込み:以下URLよりお申込みください。
https://forms.office.com/r/63E4kEi57h
セミナー開催報告
■ACSLから新しいレーザー測量ドローン「PF2-AE Survey」を紹介
セミナーでは最初に測量の手段別のメリット・デメリットを説明させていただきました。ドローンによるレーザー測量は、広範囲の計測が可能です。障害物があっても隙間を通して計測ができるといったメリットがあり、特に森林部、山間部などでの活用が最も効果を発揮すると考えられます。一方で、ドローンによる写真測量は、費用を抑えることができ、平地での活用が最も効果を発揮すると考えられます。ドローンを使わない地上でのレーザー測量は、障害物などが邪魔になりドローンでは撮影できない場所が計測できる点にメリットがありますが、最も労力を必要とする手段のため、ドローン測量の補足として考えられます。
ACSLの新しいレーザー測量ドローン「PF2-AE Survey」は、セキュアな国産ドローンであるPF2-AEに、LiDARソリューションのリーディングプロバイダーであるYellowScanのLiDARを搭載した製品です。セミナーでは、「PF2-AE Survey」のセールスポイントと現状として以下3つをあげて説明させていただきました。
1. セキュリティに特化した国産ドローン
2. 実績豊富なLiDAR
3. ICT⼟⽊案件数の増加
建築や測量業界でもセキュリティ意識が高まっている中、セキュリティ面で安全安心な国産ドローンとアフターサポートが特徴と言えます。また、世界でも実績豊富なLiDARであるYellowScanの製品を搭載し高精度で高機能、充実した測量ソフトウェアを準備しています。さらに、ICT土木案件数が増加しているものの、供給可能な業者数が不足しているという需給のアンバランスが発生しているという現状があります。これは、多数の企業が導入を完了するまでの一時的な状況と考えられますので、今まさに、案件獲得の好機と言えます。
■Yellow Scan Japan 稲葉 伸二氏よりLiDAR製品の強みと事例を紹介
続いて、2012年頃からドローンに搭載するLiDAR製品を手掛け始め、LiDARシステムとして提供し始めたパイオニアであるYellow Scan Japanの稲葉 伸二に登壇いただきました。
稲葉氏より、PF2-AE Surveyに搭載されているLiDARである「Mapper+」と「Ultra3」について紹介いただきました。小型・軽量でありながら、高密度、高性能を持つLiDARで、現場使うのに最適なインタグレーションであるとの説明がされました。
また、LiDARで撮影した画像を処理するための自社開発のソフトウェア「CloudStation」を紹介。撮影した現場でデータの確認から最終成果物の出力までオールインワンで行うことが可能であり、ネット環境がなくても動作可能なことなど、実践的なソフトウェアであることを説明されました。
事例も紹介いただき、実際に「CloudStation」を使いながら、Ultra3で実際に災害現場を撮影した事例などを紹介。実践的に使える様々な機能や点の密度の高さなどについて説明されました。
■STMコンサルティング 奈良 征哉氏よりものづくり補助金のご紹介
セミナーの最後には、STMコンサルティング 奈良 征哉氏よりものづくり補助金について説明いただきました。ものづくり補助金は、生産性向上を目指して設備投資を計画する中小企業・小規模事業者にて多く利用されている補助金であること、現在募集されている17次ものづくり補助金について、「省力化(オーダーメイド)枠」のみが用意されていること、その概要や注意点について説明されました。また、今回省力化枠に該当しなくても、ものづくり補助金は年に4回の募集があるため、これ以降に通常枠での募集がある可能性があることも述べられました。
※詳細はものづくり補助金総合サイト 公募要領(17次締切分)をご覧ください
https://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html
【セミナーの概要】
ACSL公式Youtubeで、セミナーの一部がご覧いただけます。
【製品概要】
■PF2-AE Survey(測量)
SOTEN(蒼天)で開発したセキュアなシステムを搭載したPF2-AEに、LiDAR ソリューションのリーディングプロバイダーであるYellowScan製の LiDAR を搭載することにより、国産ドローンでの高精細なレーザー測量を可能にする国産ドローン。
機体概要
寸法 | 全長(プロペラ範囲) 1,173mm 高さ(カバー上面まで) 526mm |
飛行速度(完全自律飛行時) | 水平:10m/s 上昇:3m/s 下降:2m/s |
最大飛行時間 | 約20分 |
LiDAR | 2種類より選択可能 ・YellowScan「Mapper+」 ・Yellow Scan 「SurveyorUltra3」 |
標準搭載 | ・標準送信機(スマートフォン無し)1台 ・専用アプリケーション「TAKEOFF」 ・リモートIDモジュール |
※より詳細な製品情報は、ACSL製品サイトのPF2-AE Surveyページをご覧ください。
https://product.acsl.co.jp/product/post-2559/
【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。
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