【10/12〆切】トライアルコースのみ募集!ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』(10月16日~ 限定5回)
学びの秋、ご自宅で気軽に『アフリカ流フランス語』をはじめませんか?
最大の特徴はフランス語を学ぶだけでなく、ベナンやアフリカのいろいろなこと(文化、宗教、歴史、教育事情など)を同時に知れること。2020年からスタートした『アフリカ流フランス語教室』の評判は上々です。
・「これほど自分の語学力をブラッシュアップできて、かつ楽しめるレッスンは他にない!」
・「少人数のクラスだから一人ひとりが話す時間がしっかりある。話すことへの抵抗が前よりなくなった!」
・「レッスン時間が丁度良いのと、宿題も出るので、授業の内容もしっかりしていて大変満足。この価格帯であれば、自信を持って友人に紹介できる!」
そんなベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』をちょっとだけ体験できるトライアルコースをこの学びの秋に初開催します! なかなかタイミングが合わなかった、これからフランス語を学びたい! アフリカのことが気になる、という方向けのトライアルコースは、10月16日~11月18日の限定5回。試してみるのに絶好の機会ですよね?
今回は、「忙しいけれど、試してみたい」という方のために特別に深夜クラスをご用意しました。人気の個人レッスンは先着7人。導入コースから上級コースまでの6段階別グループレッスンは各クラス先着5人まで。〆切は10月12(木)です。
アフリカに詳しくなりながらフランス語を学べる、唯一無二の『アフリカ流フランス語教室』トライアルコースをお見逃しなく!
<期間>
2023年10月16日~11月18日(全5回)
<申込み方法・〆切>
下の申込みフォームからお申込みください。
https://forms.gle/pcESoVDJf1eLn2Xb8
*送信を完了後にその旨をメール(french.ganas@gmail.com)へお知らせください。
*〆切:10月12日(木)
<費用>
■グループレッスン
・ganasパートナー/サポーター:4400円
・一般:6600円
■個人レッスン
・ganasパートナー/サポーター:8800円
・一般:12000円
<留意事項>
*グループレッスンは2人~5人のクラスです。2人以上でクラスが成立します。
*ganasサポーターズクラブの特別料金は、ganasサポーターズクラブへ同時に入会しても適用されます(大手メディアがカバーしない途上国の情報を発信する非営利メディアganasを支えていただけますと嬉しいです。特典もいろいろご用意しています)。ganasのパートナー/サポーターには最大10人まで「優先枠」を提供します(ただし枠を確保するのは10月8日まで)。
*今回のトライアルコースの講師はウィルフリッド・デグボ(Wilfrid Degbo)さんが担当します。
★意外と知られていない事実
フランス語話者の半分以上(55%)がアフリカ在住者であることです。国際協力のシーンで使える「アフリカのフランス語」を、西アフリカの国ベナンの若者から学んでみませんか?
中学へ行けるのはたったの54%
ganasがなぜ、フランス語教室を運営するのか。まずは、ベナンとはどんな国か、講師はどんな人たちか、を聞いてください。
1960年までフランスの植民地だったベナンの公用語はフランス語です。ユニセフによると、若者(15~24歳)の識字率は男性が64%、女性が41%。世界平均(男性92%、女性88%)を大きく下回ります。
その理由は、就学率の低さです。日本の外務省の統計によれば、ベナンの小学校の就学率(2014年)は126%(通常よりも早かったり、遅かったりする入学者や留年者を含む)と高くなっていますが、最終学年の6年生になるとその率は58%に下がります。つまりドロップアウトする割合が半分近く。中学・高校の就学率はたったの54%(2014年)です。
就学率が急激に下がっていく理由のひとつは、学校の授業で使うフランス語をベナンの子どもたちが理解できないからです。
フランス語はベナンの公用語。けれどもベナン人がふだんの暮らしでしゃべるのは現地語(フォン語やヨルバ語など)。ベナンの子どもにとってフランス語は小学校に入ってから初めて学ぶ言葉です。ちんぷんかんぷんな言葉ですべての教科を理解しろ、と言うほうがおかしくないですか?
そんな不条理な状況にあっても落ちこぼれないよう、ベナンの子どもたちにフランス語(英語も)を教えている人がいます。ベナン南部のガンビエ(アフリカ最大の水上集落)出身のウィルフリッド(ウィル)・デグボさんとコベ(農村)出身のクラリス・ソホヌーさんです。2人は、「ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』」で講師を務めています(トライアルコースの講師はウィルさんが担当します)。
ウィルさんは2013年に、フランス語の読み書きと会話を小学生に無料で教えるNGO「Nansewe(ナンセウィ)」を立ち上げました。ベナンの最大都市コトヌーの中でも特に貧しいクパンクパン地区でフランス語を教えるだけでなく、スクールバッグやノート、ペン、学校でかかる費用を提供。これまでに支援してきた子どもは300人以上。多くは中学校へ進学できたそうです。
クラリスさんもまた、恵まれない子どもが教育を受けられるためのNGO「Children EDUC」を運営しています。これまで支援した子どもは500人以上。小学校に通う ために必要なスクールバッグや、学校への本を寄贈したり、クリスマスにおもちゃをプレゼントしたりしてきました。
★『アフリカ流フランス語教室』の受講費のおよそ半分をベナンへ送金
5月下旬に終わった7期の『アフリカ流フランス語教室』の受講料からは38万4000円をベナンへ送金しました。この半分が講師の家族の生活費に、あとの半分は講師2人がそれぞれ運営するNGOの教育活動に使われます。
6期の送金額(40万2000円。この半分がNGOの活動資金になる)の使い道は下のとおりです。
ナンセウィは、貧困地区クパンクパンの子ども57人(5~14歳)を連れて、昨年12月に国際N GOが主催する「子どもサマーキ ャンプ(2泊3日)」に参加しました。皆さまの受講費から出した活動資金は、このための参加費、宿泊費、交通費、食費に使いました。子どもたちは、別の地区の子どもたちと一緒に、英語や韓国 語を学び、またプレゼンテーションやアート、ゲーム、演劇などを楽しみました。新しい世界を体験することで、子どもたちが視野を広げ、日々の学習意欲を高めてもらうのが目的です。
Children EDUCは今年1月、「読書クラブ」をベナン中部のパラコウと南部のアガドグボの計13の小学校で立ち上げました。毎週水曜日の午後と土曜日の朝の2回に本を読む時間を設け、9人のボランティアが学校を巡回して単語の読み方、読書の楽しみ方を教えます。190人の子どもにフランス語のシラブル(音節)テキストと学用品も配りました。
★アフリカのフランス語を学べる!
実は、2人の講師たち自身も貧しい家庭で生まれ、育ちました。
ウィルさんはガンビエの出身。アフリカ最大の水上都市であるガンビエは “アフリカのベネチア”と形容される半面、貧困地区としても知られます(お金があれば陸に上がりますよね? 便利なので)。
「学校教育は、裕福な子どもに許された贅沢」。ウィルさんはこう言います。
15人きょうだいの末っ子として生まれたウィルさん。漁師だった父は貧しさを理由に、子どもたちを学校に通わせるのを諦めていました。ですが母は違いました。苦労してお金を稼ぎ、きょうだいの中でウィルさんだけ学校に通わせてもらったのです。
母が倒れたときは、勉強をやめようと思ったことも。でもウィルさんは諦めませんでした。タクシードライバーやガードマン、小学校の先生などをやって、自分が学校で勉強を続ける費用と母の医療費を稼ぎました。学校に通えたことで、ウィルさんの未来は開けました。
「たとえ経済的に恵まれなくても、教育をきちんと受け、だれもが人生の目標を達成できるように助けたい。これが私のパッション」(ウィルさん)
もうひとりの講師、クラリスさんも貧しい環境で育ちました。
クラリスさんの一家は農家でしたが、クラリスさんが4歳のときに父は病気になり、仕事ができなくなりました。6歳になると、家事を助けるためにおばが一緒に暮らすように。ただおばにも4人の子どもがいて、クラリスさん一家の家計はますます厳しくなりました。何日も何も食べられない日々。果物が生る時期はココナツやマンゴーを採って食べましたが、そうでない時期は砂を食べて飢えを凌いだそうです。
学校に通う費用はすべて、自ら作ったケーキやサンドウィッチを売って自分で稼ぎました。大学も卒業しました。
「子どもたちには、自分のような貧しい経験をしてほしくない」。そんな強い思いから、クラリスさんは教育NGO「Children EDUC」を立ち上げたのです。
「ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』」では、そんな教育へ人生をささげる熱い2人が講師を務めます。
受講者の皆さまにとってはウィルさんとクラリスさんからフランス語を学べて、ベナンの2人にとってはフランス語を教えることで「ベナンの恵まれない子どもへの教育支援活動」の資金も手にできる――。こんなウィンウィンのコンセプトでganasが運営するのが「ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』」なのです。
しかもです。学べるのは「アフリカのフランス語」。これがミソです。
ご存知ですか? 国際フランコフォニー機構(OIF)によると、2014年時点で、世界のフランス語話者人口およそ2億7400万人のうち1億5000万人、比率にして55%がアフリカにいることを。その比率は2050年には85%に上がると予測されています。
【ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』の5つのメリット】
①国際協力(JICA、国連、NGO、JICA海外協力隊など)やビジネスで使えるアフリカ流フランス語を学べる!
国連の予測によると、アフリカの人口は2050年に約24億人となり、世界人口の4分の1を占めます。世界の中心はやがてアフリカになるといっても過言ではありません。国際協力だけでなく、ビジネスでも日本とのかかわりは広がっていくはず。アフリカで、いやグローバルで仕事をしたかったら、アフリカのフランス語を学んでおいたほうが断然お得です。
ちなみにアフリカで話されるフランス語は、日本人に聞き取りやすいと評判。フランス語初心者にもおススメです。
②ベナンの貧しい子どもの教育を支援できる!
『アフリカ流フランス語教室』の受講料を原資に、講師を務めるウィルさんとクラリスさんは、ベナンの子どもたちが教育を受け続けられるよう活動します。
③アフリカの文化・政治・経済・教育も知れる!
『アフリカ流フランス語教室』では、アフリカのフランス語を単に学ぶだけでなく、ベナンをはじめとするアフリカについて知っていただくことも重視します。
会話のテーマは、生活、食、音楽、習慣、教育、スポーツ(NBAのロサンゼルス・レイカーズの八村塁選手の父はベナン人です)などを想定しています。写真も活用できそうですね。ご関心のあるテーマをいくつでも教えてください。
アフリカを旅したことある方は“旅行者目線”を卒業し、より深く知るきっかけに。JICA海外協力隊員としてフランス語圏での活動を夢見る方、または派遣予定の方は現地での表現や文化を知れるチャンスです。
④ 英語でフランス語を学べる!
講師のウィルさんとクラリスさんは英語も堪能です。中学生でもわかるように説明してくれます。英語でフランス語を学んでみませんか? ついでに英語も実践的に使えますね! 中級以上のコースはフランス語を使ってレッスンを進めます。
⑤ アフリカやフランス語に興味のある仲間とつながれる!
『アフリカ流フランス語教室』では、最大5人の少人数制のグループレッスンと個人レッスンを選んでいただけます。
グループレッスンのメリットは、アフリカやフランス語など、同じ関心をもつ人と仲良くなれること。クラスメイトと刺激しあい、フランス語力を伸ばしていけます。オンライン懇親会の機会をご用意しますので、交流を楽しみネットワーキングしてください。
コロナ禍もだいぶ落ち着いてきたので、状況を見ながら首都圏でオフ会を開く予定もあります。そのときにベナン話に花を咲かせるのも楽しいですよね。
【ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』の進め方】
『アフリカ流フランス語教室』ではZoomを使い、講師と会話しながらレッスンを進めます。動画や写真を駆使して各コースのレベルに合った会話や文法を学びます。西アフリカの文化への理解が深まる楽しいコンテンツをご用意しています。
①Zoomのアプリをダウンロードする。スマホでも、パソコンでもOK。
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
②主催者から送られてきたZoomのURLをクリック
③レッスンを楽しむ
④90分(個人コースは60分)経ったら終了
*講師とのやり取りにはWhatsApp(途上国で広く使われるLINEのようなアプリ)を使います。
*Zoom やWhatsAppの使い方がよくわからない場合はご連絡ください。ご説明いたします。
【コース概要】グループ・トライアルレッスン(90分)
〈導入コース〉フランス語を初めて勉強する方
〈初級1コース〉初歩的なフランス語のみを理解できる方、フランス語を勉強してからブランクのある方
〈初級2コース〉初級1よりも上のレベル、または初級1を受講済みの方(仏検4級、DELF A1レベル程度)
〈中級1コース〉大学の第2外国語で選択するなどしてフランス語を勉強した経験がある、または日常会話で使う簡単な表現や基本的なフレーズを理解できる方(仏検3級、DELF A2レベル程度)
〈中級2コース〉中級1よりも上のレベル、または中級1を受講済みの方(仏検準2級、DELF B1レベル程度)
〈上級コース〉フランス語を使って業務をしたことのある方、フランス語を聞く・話す・読む・書くができる方。フランス語力を維持したい方(仏検2級~準1級、DELF B2~C1レベル程度)
個人・トライアルレッスン(60分)
講師とフリートークをしながら希望する内容を集中して学びたい方。アウトプットの練習をしたい方。自分のペースで学びたい方向けです(60分)
レッスンは週1回(全5回)です。
*ご自身のレベルと合わない場合はコースを変更できます。
*レッスンは録画しますので、欠席する場合や復習の際に便利です。
*個人レッスンの場合は欠席すると録画はなく、1回分を消化したことになります。
【定員】
■グループレッスン
最大35人(7クラス)*各クラス2~5人
■個人レッスン
7人(7クラス)
【申込み締め切り】
2023年10月12日(木)
*先着順。各クラスの定員に達し次第、締め切ります
【申込み方法】
①下の申込みフォームからお申込みください。
https://forms.gle/pcESoVDJf1eLn2Xb8
(メールアドレスが間違えていると主催者からのメールが届きませんのでご注意ください)
②送信を完了されましたらその旨をメール(french.ganas@gmail.com)へお知らせください。
*返信メールでこちらから振込先をご案内いたします。
*お申し込みは入金をもって完了いたします
*受講者の都合により入金後にキャンセルされても返金できかねます。ご了承ください。
【受講者からの声】
・少人数のクラスだから一人ひとりが話す時間がしっかりある。話すことへの抵抗が前よりなくなった。
・フランス語だけでなく、ベナンの特徴的な文化や、それについて講師が個人としてどう思うかも聞けて、非常に学びになった。
・宿題もしっかりフィードバックしてくれる。少人数なので、わからないところを質問しやすいし、こちらが理解できるまで説明してくれる。
・受講料がベナンの子どもの教育支援にもなるのが勉強の励みになる。
・フランス人との食事の席で、以前より聞き取れる言葉がずいぶん増えた。文節など捉えられるようになってきて嬉しい。
・講師はフレンドリーで熱心。聞き取れない時はチャットへ書き込んでくれる。
・丁寧に毎回フォローしてもらえて理解が深まった。テキストを読むだけでは得られない重要ポイントも教えてもらえてよかった。
・クラスが始まるまで不安だったが、先生のおかげで楽しくフランス語が学べた。来期もぜひ受講したいと思う。
・講師の日本語のレベルも成長しているため、刺激になりました!
・講師も日本の文化に興味があるそうで、日本のことを説明する機会は楽しい上にフランス語のスピーキングのトレーニングにもなった。
・レッスン時間が丁度良いのと、宿題も出るので、授業の内容もしっかりしていて大変満足しています。この価格帯であれば、自信を持って友人に紹介できます!
【こんな方におススメ】
・西アフリカの多くの国で公用語であるフランス語を気軽に学びたい!
・JICA海外協力隊に行きたい!
・ベナンの歴史や文化、料理などを知りたい!
・協力隊員として派遣される前にフランス語力を少しでもアップしておきたい!
・アフリカ人の友だちをつくりたい!
・協力隊の任期が終わって帰ってきたけれど、これからもフランス語圏アフリカをウォッチ&フランス語を学び続けたい!
・アフリカをこれから旅したい/旅から帰ってきた!
・アフリカの庶民の暮らしぶりを知りたい!
・フランス語をネイティブにチェックしてもらいたい!
・学びと社会貢献が両立することをしたい!
【講師】
ウィルフリッド・デグボ(Wilfrid Degbo)
ベナン・コトヌー在住。貧しい村(ガンビエ)で生まれ育つが、働きながら国立アボメカラビ大学を卒業(英語学を専攻)。現在は、携帯電話やパソコンなどの電気製品のオンラインショップを経営しながら、コトヌーの貧困地区に住む子どもたちを対象に、放課後学習の手助けをする。これ以外にも、ベナンの貧困家庭出身の高校生にフランス語や英語を教えてきた。外国人(中国人、韓国人、インド人、ガーナ人、ナイジェリア人、アメリカ人、イギリス人、ノルウェー人など)にもフランス語を教えた経験がある。
クラリス・ソホヌー(Clarisse Sohouenou)
ベナン・アボメカラビ在住。農村で生まれ育つが、働きながら国立アボメカラビ大学を卒業(経営・経済学を専攻)。そのほか、英文学や起業についての素養もある。貧しかった自分と同じような境遇の子どもをなくしたいとの思いから、2018年にNGO「ChildrenEduc-Benin」を立ち上げ、恵まれない子どもたちにノートやペンなどの文房具を支援するだけでなく、保護者に食料も届ける。趣味は料理(アフリカ料理や創作料理)と読書。
【主催】
特定非営利活動法人開発メディア(途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」の運営団体)、ganasサポーターズクラブ
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