髪色の違いで“体感温度”が変わる?髪の表面温度に最大13.05℃の差があることが判明
業界初!猛暑環境下で髪色による温度差を比較検証。この夏は髪色をハイトーンカラーに染める「クールカラー」で暑さ対策の新習慣を。

近年、猛暑が常態化し、社会課題となるいま、私たちの暮らしの中でも多角的な暑さ対策が求められています。気象庁は2026年2月24日、本年の夏(6~8月)の平均気温について、平年(1991~2020年の30年間の平均)と比べて全国的に「高い」と見込まれると発表しました。今年の夏も例年以上の暑さが予想され、十分な備えが必要とされています。
サロンの技術や知見をホームケア製品に取り入れたヘアコスメブランド「got2b(ゴットゥービー)」を展開するヘンケル コンシューマーブランド(東京都品川区、 代表:ロラン・マルタン)は、この度、昨今の夏場の温度上昇が深刻化する気候状況を背景に、多くの日本人の髪色が黒であることから色による熱吸収度の違いに着目。ヘアカラーでの暑さ対策の可能性を探るべく、髪色による温度の違いについて比較検証しました。その結果、髪色の違いによって髪の表面温度に差が出ることが明らかになりました。
今回の実験は「髪の表面温度」に限定したもので、熱中症リスクの低減を保証するものではありませんが、頭部の熱ストレスの一因に“髪色”が関与する可能性を示すものです。
本リリースでは、その検証結果を示すとともに、髪をハイトーンに染めることで見た目にも涼やかな印象を与えながら、暑さ対策にもつながる新たなヘアカラーの楽しみ方「クールカラー」をご提案します。
実験結果サマリーと考察
屋外気温36.4℃の環境下で、6種のウィッグ(黒髪および5種類のカラー毛)の表面温度を比較した結果、髪色によって頭部の温度環境に差が生じる結果となりました。特にブロンドは、計測開始から20分後に、黒髪と比較して最大13.05℃低い結果となり、明るい髪色ほど温度上昇が抑えられることが判明しました。

(考察1)明るい髪色ほど髪表面の温度上昇を抑えられる結果に
屋外気温36.4℃の環境下において、黒髪と比較すると多くのカラーで温度が低くなる結果が確認されました。特にブロンドやピンクなど明るい髪色ほど温度上昇が抑えられる傾向が見られ、髪色の違いが髪の表面温度に差を生む結果となりました。
(考察2)時間経過とともに温度差が拡大する傾向
3分後よりも10分後、20分後のほうが黒髪との差が大きくなる傾向が見られました。長時間日差しを受ける環境では日射による熱の吸収・蓄積の違いが時間とともに表れ日差しを浴び続けるほど髪色による温度差が顕著になる結果が確認されました。
(考察3)黒髪とブロンドで最大13.05℃の温度差を確認
実験の中で最も大きな差が確認されたのは、ブロンドにおいて測定開始から20分後に記録された-13.05℃という結果でした(図2参考)。計測から20分後、黒髪は62.82℃まで温度が上昇したのに対し、ブリーチ毛は49.77℃にとどまりました。長時間日差しを受ける環境では、髪色によって体感温度に大きな差が生じる可能性が示唆されました。
同じ環境下で20分間日差しを受けた場合、ブロンドは黒髪より13.05℃低い結果に

【実験概要】
・実施時期:2025年9月
・屋外気温/湿度: 36.4℃ / 60%
・測定時刻:13時
・実験方法:黒髪ウィッグと既存のブリーチウィッグ、弊社製品を使って染めたウィッグ6体を気温36.4℃、湿度60%の屋外に設置し、3分後、10分後、20分後の髪表面温度をそれぞれ25か所測定した数値を平均化。
専門家による見解

“髪色と暑さ”の関係に着目した興味深い取り組み。快適に夏を過ごす新たな対策方法の一つ。/気象予報士 天達武史
猛暑が続く近年の夏は、体感温度を少しでも下げる工夫が重要になっています。衣類の色や素材によって暑さの感じ方が変わるように、髪色も直射日光の影響を受けます。
今回の検証は、これまであまり注目されてこなかった“髪色と暑さ”の関係に着目した興味深い取り組みだと思います。特に黒髪とブロンドで最大13.05℃の温度差が確認されたという結果は、光を吸収しやすい黒と、反射しやすい明るい色の特性を考えると理にかなっているといえます。
長時間屋外での作業を行う職業の方々や、屋外スポーツに励む学生など、直射日光の影響を受けやすい人にとってはもちろんのこと、通勤や通学、これからの行楽シーズンに外出の機会が多い方など、誰にとっても猛暑を乗り切るための有意義なヒントになるのではないでしょうか。地球沸騰の時代到来といわれる中、こうした視点から暑さ対策を考えることは、快適に夏を過ごす新たな対策方法の一つかもしれません。
Profile:1975年生まれ、神奈川県横須賀市出身。2002年、気象予報士試験に合格。2005年からフジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」で気象予報を担当し、気象災害、豪雪・猛暑など気象の現場を取材。2021年からは、気象防災キャスターとして「めざまし8」、2025年からは「めざましテレビ」、「サン!シャイン」、そして、2026年からは「ノンストップ!」に出演し、全国の視聴者がお天気に関する、思わず「へぇ~」と言ってしまう情報を日々発信している。

クールカラーという選択は、暑さ対策の一要素として検討する価値がある/美容ジャーナリスト 伊熊奈美
黒い衣類を着ていると暑く感じやすいのと同様に、黒髪や暗い髪色は太陽光を吸収しやすく、髪表面の温度上昇につながります。
髪が熱を持つと頭部が熱を帯びやすくなり、暑さを強く感じる原因になることがありますが、ブリーチ毛やハイトーン毛などの明るめの髪色は光を反射しやすいため、頭部の温度上昇が緩やかになると考えられます。また、頭部の温度上昇が抑えられれば、ムレや不快感の軽減に繋がるだけでなく、汗や皮脂の分泌による前髪のベタつきやメイク崩れの予防といった面でも、メリットが期待できるのではないでしょうか。
クールカラーという選択は、衣類や日傘に加え、髪色という新しい視点での暑さ対策として検討する価値があるでしょう。
Profile:地元・静岡県浜松市のタウン誌編集記者、女性情報誌編集部の美容担当を経て、フリーランスに。スキンケア、メイク、ヘア等の美容記事を中心に、女性誌の編集・執筆に 25 年以上携わる。特に毛髪領域では、トレンドからマーケット傾向、皮膚・毛髪科学のアカデミア分野まで多くの取材経験を生かし、生活者視点の美容メソッドを提案。雑誌、地上波 TV、新聞、Web 等各メディアのほか、イベント、講演等にも出演する。広告関連ではプレスリリース等の制作、マーケティング・PR のコンサルティング等、幅広く手がける。

見た目も体感もクールに──夏に広がるヘアカラーの選択肢/美容師・カラーリスト 赤津まゆ美(stair:case銀座)
ハイトーンカラーが黒髪よりも髪の表面温度が上がりにくく、暑さ対策のひとつになり得るという新たな視点に、私自身とても注目しています。
ブリーチを用いたカラーリングは、アジア人特有の髪質では表現が難しい軽やかさや透明感をもたらします。柔らかく洗練された雰囲気を演出することができるため、対人印象の向上にも効果が期待できます。
ブリーチへの抵抗がなくなってきている方は世代を問わず増えており、夏の猛暑を乗り切る方法のひとつとして、“見た目の涼しさ”だけでなく“体感温度の軽減”にもつながる可能性があるクールカラーは、今後広がっていくのではないかと期待しています。
Profile:カラーリスト歴17年。東京およびヨーロッパでコレクションのバックステージに参加し、国内外で豊富な経験を積む。これまで世界各国の多様な人種の髪に携わってきた実績をもとに、独自のカラーリング技術を確立。現在はstair:case銀座のチーフカラーリストとして在籍。担当するお客様の約9割がブリーチを用いたカラーリングを希望。高度なデザイン性とダメージコントロールを両立した施術に定評がある。
※各コメントについては、ヘンケルジャパン株式会社からご依頼をして頂いたコメントを編集して掲載しています。
猛暑を快適に過ごす新しい暑さ対策“クールカラー”
今回の実験では、屋外気温36.4℃の環境下において、黒髪と比較して明るい髪色の方が髪表面の温度上昇を抑える傾向が確認されました。この結果から、ブロンドやピンクなどのハイトーンカラーは、髪表面の温度上昇を抑える「クールカラー」として、猛暑を快適に過ごすための新しい暑さ対策のひとつとして期待されます。
髪をハイトーンに染めることで見た目にも涼やかな印象を与えながら、暑さ対策にもつながる新たなヘアカラーの楽しみ方として「クールカラー」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

got2b(ゴットゥービー)について

セルフでも気軽にブリーチヘアを楽しんでもらいたいという思いのもと欧米で生まれたgot2bは、ダメージレスを追求しながら、なりたい自分を表現できるブリーチオンカラー売上No.1*のヘアコスメブランドです。サロンの技術や知見をホームケア製品に取り入れ、ブリーチ剤・カラー剤・ヘアケアまで、ダメージから髪を保護・強化**する「ボンディング・テクノロジー」を搭載したさまざまな製品を展開しています。
* got2bシリーズ/インテージSRI+/ブリーチ市場、ファッションセミパーマネント市場の合算/2023年1月〜2025年12月
** ボンディング・トリートメントによる
製品に関するお問い合わせ
ヘンケル コンシューマーブランド/お客様相談室
TEL 03-5783-4271
(土・日・祝日を除く10:00~12:00/13:00~17:00)
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