香川大学医学部附属病院とバイエル薬品、慢性腎不全と香川県独自の指定難病医療費助成制度を普及啓発

バイエル ホールディング株式会社

香川、大阪、2026年2月27日 ― 香川大学医学部附属病院(所在地:香川県三木町、病院長:杉元幹史)とバイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:アシュラフ・アルオウフ、以下「バイエル薬品」)は、「香川県指定難病」として県独自の医療費助成制度がある慢性腎不全について、本制度の普及啓発を通じて正しい理解と治療を促進する活動を開始しましたのでお知らせします。両者の契約の下、相互連携・協力して同県民の健康寿命延伸への寄与を目指します。

(写真左より)香川大学医学部附属病院腎臓内科病院准教授 祖父江理、同附属病院病院長 杉元幹史、バイエル薬品本部長 早崎剛典、同循環器・腎臓・脳卒中内科学教授 南野哲男

慢性腎不全は慢性腎臓病とも呼ばれ、腎機能が徐々に低下している状態です。腎機能障害が進行すると体内の老廃物を充分排泄できなくなり、浮腫や倦怠感などの全身的な症状が出現する末期腎不全の状態に至り、透析療法などの腎代替療法が必要になります。しかし、症状は末期腎不全になるまで出現しないため、健診でのスクリーニングと早期からの重症化予防が必要になります。香川県では香川大学医学部附属病院が中心となり、香川県慢性腎臓病対策協議会を組織し、慢性腎臓病対策を実施しています。

香川県は、腎臓病の重症化を防ぐため、慢性腎不全を県独自の指定難病に位置付け、長期間にわたり必要となる医療費の負担軽減を図っています。同県は慢性腎不全の指定難病認定基準を2024年4月に変更し、対象患者を大幅に拡大しました(変更前:クレアチニン2mg/dL超、変更後:推算糸球体濾過量[eGFR]45mL/min/1.73m²以下、または、尿蛋白定量0.5g/gCr以上のいずれか)。しかし、普及啓発方法が限定的で、患者さんや医療従事者に広く周知するための資材がないことが課題になっていました。また医療従事者からは、本制度を患者さんに説明しやすい資材を求める声がありました。

こうした課題を受けて香川大学医学部附属病院とバイエル薬品は、同県の患者さん、医療従事者を対象に、慢性腎不全の疾患啓発を行い、治療の重要性への理解を深めるとともに、本制度が広く周知され、正しく活用されるための活動に共同で取り組みます。患者さん、医療従事者向けに、慢性腎不全が同県指定難病に該当することを周知するための資材や、医療従事者が本制度申請方法を患者さんに簡便に説明できる資材を作成します。

【本活動についてのコメント】

香川大学医学部循環器・腎臓・脳卒中内科学 教授 南野哲男

香川大学医学部附属病院として、バイエル薬品と連携し、香川県独自の「慢性腎不全」医療費助成制度の周知活動を展開します。今回はイメージキャラクター「じんゾウくん」を「灯りのアート作品」として制作し、病と向き合う患者様の心に寄り添う啓発を企画しました。本制度の認知拡大により経済的不安を払拭し、患者様が前向きに治療に取り組める環境を整え、重症化予防に貢献します。

バイエル薬品 製品戦略本部長 兼 アクセス&パイプライン戦略推進部長 早崎剛典

循環器・腎臓領域、特に慢性腎臓病はバイエル薬品が注力する重要な疾患領域です。これまで当社は新薬の提供を通じて患者さんの治療に貢献してまいりました。今回、香川大学医学部附属病院との業務提携を通じて、香川県独自の慢性腎不全に対する医療費助成制度の周知を進めることで、より多くの患者様が治療に前向きになり、予後の改善につながることを期待しております。

香川大学医学部附属病院について

本院は、1983年10月に香川医科大学医学部附属病院として開院し、2003年10月の香川大学との統合に伴い、香川大学医学部附属病院となりました。本院は社会情勢に対応する組織整備を積極的に行い、現在は34診療科、4中央診療施設、23特殊診療施設、その他20施設を有する診療体制を構築しております。本院は「ささえる、つながる、リードする」をキャッチフレーズに、最新の医学研究成果と卓抜した医療技術を信頼のもとで提供することを使命と心得、患者さん中心の安全・安心の医療の実践を通じて社会に貢献する病院を目指します。詳細はhttps://www.med.kagawa-u.ac.jp/hosp/をご参照ください。

バイエルについて

バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。私たちのミッション「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」のもと、バイエルの製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力しています。同時に、収益力を高め、イノベーションと成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。2024年のグループ全体の売上高は466億ユーロ、従業員数は約93,000名、研究開発費は62億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

バイエル薬品株式会社について

医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業を通じて、日本の患者さんのための治療に変革をもたらす持続可能な取り組みを推進しています。医療用医薬品部門では、アンメットメディカルニーズの高い循環器・腎・代謝領域、オンコロジー領域、眼科領域などのスペシャリティ領域、画像診断領域にフォーカスし、革新的医薬品の提供を通じて高齢化が進む日本の患者さんの健康寿命の延伸とQOLの向上に努めています。コンシューマーヘルス部門では、赤ちゃんの「人生最初の1000日」に適切な栄養を届けるため、女性の妊娠前から妊娠期間及び産後・授乳期を通じて栄養をサポートするサプリメントなどに注力しています。詳細はwww.pharma.bayer.jp, Facebook,YouTubeをご参照ください。

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会社概要

URL
https://www.bayer.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 丸の内北口ビルディング
電話番号
03-6266-7010
代表者名
アシュラフ・アルオウフ
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2006年12月