北海道を中心に「カラオケ歌屋」などのカラオケチェーンを展開する株式会社タカハシがクラウドシフト管理「らくしふ」を導入

シフト作成時間は半減・業務改善と人材育成を両立／顧客満足度と従業員満足度の双方に好影響

株式会社クロスビット

2025年6月23日 10時00分

「シフト」を切り口に「働く体験」の価値最大化を目指す株式会社クロスビット（本社：東京都千代田区、代表取締役小久保孝咲、以下「クロスビット」）は、北海道を中心に「カラオケ歌屋」など50店舗超を展開する株式会社タカハシ（本社：北海道札幌市、代表取締役社長髙橋洋一、以下「タカハシ」）において、クラウドシフト管理サービス「らくしふ」が導入されたことをお知らせします。

■導入背景

北海道を中心に「カラオケ歌屋」といったカラオケ事業やアミューズメント事業を展開するタカハシ。主力事業であるカラオケ店はユニークなコンセプトで運営しており、お客様に歌うことだけでなく「カラオケ＋α」のエンタメ体験を提供しています。

カラオケ店を含む80店舗以上を展開する同社では、かねてよりシフト管理の煩雑さが本部・店舗ともに大きな課題となっていました。従来のシフト管理では、まず店舗長がパートナー（タカハシにおけるアルバイト・パートの名称）からLINEや紙、口頭で希望シフトを受け取り、それをエクセルに手入力、その後シフトを作成していました。さらに作成したシフトを、店舗長は共有フォルダにアップし、本部は共有フォルダ上のシフトを確認するプロセスを経ていました。店舗では、1店舗あたり30名ほどのパートナーが在籍しており、希望シフトを入力することだけで大きな工数となっていました。

また、時間帯別に必要な人数を算出するにも手間がかかり、シフト回収から確定までの作業に、毎月20時間程度の工数を割く必要があり課題を感じていました。本部では、全体で80店舗以上もある各店舗のエクセルファイルを一つ一つ確認・アップロード漏れや共有もでがあれば都度店舗に確認する必要があり、そして店舗ごとのフォーマットが異なることからCSV出力の際も調整が必要となり、確認業務において大きな業務負荷となっていました。

それゆえ、従業員の満足度向上の取り組みの一環として、本部、店舗長、従業員全体が関わるシフト管理の業務改善に着手し、まずは5店舗でのスモールスタートを実施。トライアルの結果、パートナーからも「もう紙で提出しなくていいんですね！」と好反応で、シフト作成の効率化を感じていただき、順次導入店舗を拡大。2025年5月時点で全57店舗への本格導入へと展開しています。

■導入後の変化・成果

1. シフト作成時間は毎月20時間から半分程度に短縮。創出した時間を人材育成や接客品質の向上

毎月20時間近くを費やしていたシフト作成業務は、時間別理想人数機能や希望シフトの自動転記などにより、作業時間が約半分に短縮。空いた時間は、パートナーの人材育成や自身の接客スキル改善など、本来注力すべき店舗運営のコア業務へと振り分けられ、顧客満足度と従業員満足度の双方に好影響を与えています。

2.人件費のリアルタイム可視化により、店舗長のコスト意識も向上

パートナーの人件費が自動で集計され、日別・週別・月別の予算との対比も一目で確認可能。これにより、店舗長がコスト意識を持ちながら人員配置を考えるようになり、売上計画とのバランスを加味したシフト設計が習慣化。マネジメントスキルの向上にも寄与しています。

3.店舗外でもシフト更新が可能に。「休み」の可視化で、欠員対応もスムーズに

従来は店舗のパソコンからしかシフト編集ができなかったため、欠勤対応やヘルプの配置変更などに即時対応できないという制約がありました。現在はスマートフォンからも編集可能なため、管理者は勤務外や移動中でも変更処理が可能となり、柔軟なマネジメント体制が整いました。さらに、システム上で「希望休」と「店都合の休み（OFF）」を明確に区別できるようになったことで、欠員が発生した際も、該当スタッフに的確に連絡が取れるようになり、現場の混乱を防ぐ運用が可能となりました。

4.メモ機能の活用で、単なるシフト回収だけでなく店舗長とパートナーの信頼関係を構築

シフト表上での簡易なコミュニケーション手段として、らくしふの「メモ機能」が活用されています。パートナーの誕生日や部活動の応援など、些細な一言を添えることで信頼関係が醸成され、モチベーション向上にも繋がっているといいます。「嬉しくてスクショした」という声も届いており、単なるツールとしてだけでなく、現場の人間関係を支える役割も果たしています。

5.リアルタイム更新と出力形式の統一により、本部の給与計算業務も効率化

これまで本部の人事部では、店舗ごとに異なるレイアウトのエクセルシートを確認しながら、給与計算用のデータを整形していました。どうしてもシフト表の更新が漏れることがあり、人事部は格納されているファイルが最新版なのかどうか、適宜確認する手間を抱えていました。しかし「らくしふ」導入により、シフト表の更新がリアルタイムで反映されることに加え、シフト表のレイアウト調整不要で簡単にCSVを取り出せるため、スムーズに給与計算に取りかかれています。

■ご担当者様のコメント

株式会社タカハシ営業部店舗運営サポート課菅原舞様

従業員の満足度向上の取り組みの一環として、本部、店舗長、従業員全体が関わるシフト管理の業務改善に着手した当時、店舗長の立場で「らくしふ」を使ってみた第一印象は、「自動でシフトを作成してくれるなんて、すごい」ということでした。現在私が所属する部署では、店舗の売上向上はもちろんのこと、顧客満足度と従業員満足度の向上を目指し、店舗がお客様第一で動けるよう様々な支援を行っています。その一環として、「らくしふ」のような最新ツールに慣れていない社員やパートナーさんにも積極的に「らくしふ」を活用してもらい、仕事の充実と、店舗がより多くのお客様と向き合える時間を創出したいと考えています。

株式会社タカハシカラオケ歌屋札幌すすきの南4条店主任大島きらり様

店舗長としてマネジメントの視点が養われたと思います。「らくしふ」ではパートナーさんの人件費の合計が一目で分かるため、売上計画に対して人件費の割合が適当かどうかをより意識できるようになりました。また、メモ機能でのやりとりは、ちょっとした思いをメモに込めて伝えることができ、想像以上にコミュニケーションの質を高めてくれています。カラオケ店には、会員証の登録手順やカード決済端末の使い方など、習得してもらう様々なタスクが存在します。今後はタスク機能を用いて、パートナーさんの性格やスキルに応じた習得計画をタスクで立てシフト表に盛り込むことで、効率的な人材育成を進められるのではないかと考えています。

■ クロスビット提供サービスについて

労働人口の減少に伴って、非正規雇用やオンデマンドワーク化が進んでいることから、リソース分配計画の重要性が高まり、管理・作業工数削減、各種計算自動化が必要とされています。そのような背景から、シフト管理を効率化することで管理工数削減に貢献するサービス「らくしふ」を提供。今後は必要な労働力を最適に配置するためAIを活用するなど、サービス提供を通じて企業の成長に貢献します。

「らくしふ」の特徴

・希望シフトの回収〜確定シフトの共有をLINEで簡単・スピーディーに

・法定労働時間遵守のための労務制限や、年少者・外国人労働者のための労務制限を設定可能！アラート表示で労務違反を防止

・業種業態に合わせた柔軟なカスタマイズ性

・時々に合わせた最適な人員数を設定し、人件費や人員配置を最適化

クラウドシフト管理システム「らくしふ」　https://rakushifu.jp

資料請求・詳細はこちら

「らくしふ」の詳細はこちらからご覧ください。

引き続き、「らくしふ」の提供を通じて、働く環境の質向上を目指してまいります。

＜企業情報＞

社名：株式会社クロスビット

所在地：東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 19階