ホンダモビリティランド、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、協栄J&T環境と協業し「ボトルtoボトル」を開始
本年8月より鈴鹿サーキット内各施設・事務所から回収したPETボトルを水平リサイクルし、プラスチック資源の循環利用を推進
ホンダモビリティランド株式会社(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役社長:斎藤 毅、以下 ホンダモビリティランド)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 最高経営責任者:カリン・ドラガン、以下 コカ・コーラ ボトラーズジャパン)、および協栄J&T環境株式会社(本社:三重県津市、社長:古澤 栄一、以下 協栄J&T環境)は、ホンダモビリティランドが運営する鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)内の各施設や事務所で回収した使用済みPETボトルの水平リサイクル(※)「ボトルtoボトル」の仕組みを構築しました。
8月4日から始まる「”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」より本格的に「ボトルtoボトル」協働事業を開始します。
(※)使用済みPETボトルを回収・リサイクル処理したうえでPETボトルとして再生し、飲料の容器として用いること。
本取り組みにおいて、鈴鹿サーキット内で回収されたPETボトルは減容などの加工処理を経て、リサイクラーである協栄J&T環境の工場で再原料化されます。再生されたPET原料は、コカ・コーラ ボトラーズジャパン各工場にてコカ・コーラ社製品の容器に使われます。
鈴鹿サーキットは、モータースポーツイベント開催に関わる温室効果ガスの排出量削減に取り組み、2030年にカーボンニュートラルを目指しています。2022年4月に「みえスマートアクション宣言事業所」(注1)登録以降、分別回収や、ワンウェイプラスチックの提供削減など資源の循環利用に関する取り組みを推進してきました。また、「鈴鹿サーキット」には年間を通じ多くのお客様が来場することから、自社だけではなく施設への来場者も巻き込んだアクションが必要と考え、多くの方にとって身近ですぐに実行可能な循環型社会形成への貢献方法を模索していました。一方、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、コカ・コーラシステムが目指す「容器の2030年ビジョン」(注2)において、2030年までに販売した自社製品と同等量のPETボトルの回収、パートナーとの協働による着実な容器回収・リサイクルスキームの構築などに取り組んでいます。
このような背景から、ホンダモビリティランドが有する集客施設という資産と、当社が有する「ボトルtoボトル」に関する知見、さらに国内最大のPETボトルのリサイクル工場を有する協栄J&T環境の処理能力を連携させ、循環型社会形成に有効活用が期待できることから、本取り組みを開始することとなりました。今後3社は啓発活動においても連携し、「鈴鹿サーキット」への来場者に対して、適正分別などの理解促進に努めてまいります。
ホンダモビリティランド、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、協栄J&T環境は、本取り組みを進めることで、日本国内におけるPETボトルの循環利用への貢献を目指します。
【ホンダモビリティランド施設内「ボトルtoボトル」協業について】
展開開始:2023年8月
回収場所:鈴鹿サーキット内
(所在地:三重県鈴鹿市稲生町7992)
(注1) 「みえスマートアクション宣言事業所」
資源のスマートな利用を宣言し、新しく自主的な取組を実施する事業所を「みえスマートアクション宣言事業所」として登録する制度
三重県ウェブサイト:https://www.pref.mie.lg.jp/HAIKIK/HP/m0058000107.htm#
(注2)「容器の2030年ビジョン」とは(https://www.ccbji.co.jp/csv/environment/?id=tab3)
日本のコカ・コーラシステムは、「ボトルtoボトル」の推進などを通じ、2030年までにすべてのPETボトルを100%サスティナブル素材(※)に切り替えることなどを骨子とした「容器の2030年ビジョン」の実現に取り組んでいます。
(※)サスティナブル素材:「ボトルtoボトル」によるリサイクルPET素材と、植物由来PET素材の合計
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