フリースケール、RF移動無線ポートフォリオを拡充する 携帯型移動無線アプリケーション向け新デバイスを発表
比類のない性能と出力を備えたAirfast RFテクノロジベースの先進的な6W製品の導入により、 5~75Wの出力レベルをサポートする唯一のサプライヤとしての地位を確立
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、携帯型移動無線アプリケーション向けの新しい6Wデバイス「AFT05MS006N」を発表しました。フラッグシップ製品のAirfast(エア・ファスト)RFパワー・ソリューション・ポートフォリオにこの最新メンバが加わったことで、フリースケールは、5Wの携帯型端末から75Wのデジタル移動無線や基地局に至るまで、移動無線分野に関係するすべての出力レベルをサポートできる唯一のサプライヤとなります。
6W AFT05MS006Nは、携帯型移動無線アプリケーションをターゲットとしていますが、比類のない柔軟性と幅広い出力レンジを備えており、高出力移動無線ソリューションのドライバとしても幅広く利用できます。6W AFT05MS006Nには安定性を高める回路が統合されているため、設計が簡素化され、幅広い動作環境がサポートされます。また、極めて優れたVSWR特性を備えており、公共無線や業務用移動無線、機器間通信(M2M)など、過酷な動作環境の下でも最適な性能を実現します。
フリースケールの上席副社長兼RF部門担当ジェネラル・マネージャであるリトゥ・ファブレは、次のように述べています。「フリースケールの最新6Wデバイスは、高性能、小型サイズ、優れた出力など、ますます要求が厳しくなる次世代移動無線製品の要件を満たす上で必要とされる要素をすべて備えています。携帯型からデジタル移動無線、基地局に至るまで、ランド・モバイル(陸上移動無線)市場のさまざまな分野に幅広く対応する製品ファミリを備えたAirfast RFパワー・ソリューション・ポートフォリオは、多様な移動無線製品の間で設計の再利用を可能にします。そのため、市場投入が加速され、効率性と生産性を高めることができます。」
このAirfast RFパワー・ソリューション・ポートフォリオの最新メンバは、アンプやRFパワー・トランジスタを悩ます過電圧や過入力が同時にある場合でも、65:1を超える VSWRに対応できるよう設計されています。さらに、一般的なモジュールベース・ソリューションは通常25~40%程度の効率ですが、Airfastデバイスは平均で65%の効率を実現します。
また、フリースケールは、以前に発表していたAFT09MS015Nの量産を開始することも発表しました。このデバイスは、新しいクラスの10W移動無線設計向けに理想的なソリューションとなります。他の移動無線アプリケーション向けAirfastポートフォリオのメンバ製品と同様、高ゲイン、優れたVSWR特性、広帯域特性を備えています。詳細については、www.freescale.com/RFpowerのWebサイトをご覧ください。
AFT05MS006Nの製品仕様
新しいAirfast RFパワーLDMOSデバイスは、PLD-1.5Wパッケージで提供されます。その他の主な特長は、次のとおりです。
- 過電圧や過入力が同時にある場合でも、65:1以上のVSWRに対応可能
- 16dBを超える高いパワー・ゲインにより、ステージを減らしつつ、安定性を向上
- 60%を超える優れた効率性により、冷却システムを簡素化し、無線を小型化
- VHF、UHF、800MHzの各帯域のリファレンス回路が利用可能
供給
AFT05MS006NとAFT09MS015Nは、現在出荷中です。リファレンス・デザインをはじめとした各種サポート・ツールも利用可能です。詳細については、フリースケール・セミコンダクタまたはお近くの販売代理店にお問い合わせください。また、www.freescale.com/RFpowerのWebサイトもご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
©2014 Freescale Semiconductor, Inc.
6W AFT05MS006Nは、携帯型移動無線アプリケーションをターゲットとしていますが、比類のない柔軟性と幅広い出力レンジを備えており、高出力移動無線ソリューションのドライバとしても幅広く利用できます。6W AFT05MS006Nには安定性を高める回路が統合されているため、設計が簡素化され、幅広い動作環境がサポートされます。また、極めて優れたVSWR特性を備えており、公共無線や業務用移動無線、機器間通信(M2M)など、過酷な動作環境の下でも最適な性能を実現します。
フリースケールの上席副社長兼RF部門担当ジェネラル・マネージャであるリトゥ・ファブレは、次のように述べています。「フリースケールの最新6Wデバイスは、高性能、小型サイズ、優れた出力など、ますます要求が厳しくなる次世代移動無線製品の要件を満たす上で必要とされる要素をすべて備えています。携帯型からデジタル移動無線、基地局に至るまで、ランド・モバイル(陸上移動無線)市場のさまざまな分野に幅広く対応する製品ファミリを備えたAirfast RFパワー・ソリューション・ポートフォリオは、多様な移動無線製品の間で設計の再利用を可能にします。そのため、市場投入が加速され、効率性と生産性を高めることができます。」
このAirfast RFパワー・ソリューション・ポートフォリオの最新メンバは、アンプやRFパワー・トランジスタを悩ます過電圧や過入力が同時にある場合でも、65:1を超える VSWRに対応できるよう設計されています。さらに、一般的なモジュールベース・ソリューションは通常25~40%程度の効率ですが、Airfastデバイスは平均で65%の効率を実現します。
また、フリースケールは、以前に発表していたAFT09MS015Nの量産を開始することも発表しました。このデバイスは、新しいクラスの10W移動無線設計向けに理想的なソリューションとなります。他の移動無線アプリケーション向けAirfastポートフォリオのメンバ製品と同様、高ゲイン、優れたVSWR特性、広帯域特性を備えています。詳細については、www.freescale.com/RFpowerのWebサイトをご覧ください。
AFT05MS006Nの製品仕様
新しいAirfast RFパワーLDMOSデバイスは、PLD-1.5Wパッケージで提供されます。その他の主な特長は、次のとおりです。
- 過電圧や過入力が同時にある場合でも、65:1以上のVSWRに対応可能
- 16dBを超える高いパワー・ゲインにより、ステージを減らしつつ、安定性を向上
- 60%を超える優れた効率性により、冷却システムを簡素化し、無線を小型化
- VHF、UHF、800MHzの各帯域のリファレンス回路が利用可能
供給
AFT05MS006NとAFT09MS015Nは、現在出荷中です。リファレンス・デザインをはじめとした各種サポート・ツールも利用可能です。詳細については、フリースケール・セミコンダクタまたはお近くの販売代理店にお問い合わせください。また、www.freescale.com/RFpowerのWebサイトもご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
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