特別養護老人ホーム 志摩園がフルノシステムズのWi-Fiを導入し介護DX基盤を整備
無線LANアクセスポイント「ACERA」を設置し施設内を網羅するWi-Fi環境を構築。介護ロボットの活用で施設利用者の見守りと職員の働きやすさを向上。
■ ACERA 導入の背景
志摩園では介護事業所向け補助金制度を利用し、令和3年度からWi-Fiや介護ロボットなどの設備導入を段階的に進めてきました。介護システム活用の基盤となる通信インフラ整備のため、フルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイント「ACERA 」を導入し、施設内を網羅するWi-Fi環境を構築しました。
■ 省人化への対応と働きやすい職場環境づくり
Wi-Fiを整備したことで、利用者の方々の見守りと並行して、スタッフは移動しながらノートPCやiPadで介護記録を入力できるようになりました。また、施設では見守り介護ロボットを導入しており、iPadやスマートフォンなどの業務用端末と連携した見守り体制を整えています。ベッド下にセンサーマットを設置することで、入居者の眠りの状態や呼吸、心拍などを測定し、iPadやスマートフォンを介してスタッフはリアルタイムに状況を確認できるようになりました。働き手となる人材の減少などの課題を解決するための手段としてWi-Fi整備と介護DX導入を推進し、業務の省力化と効率向上を実現しています。
その他にも、オンラインによるミーティングや研修の実施、主治医との画像による情報連携、入居者と家族のiPadを使ったオンライン面会など、業務面と利用者のメリットの両方で、幅広くWi-Fiが役立っています。
■ 介護施設の課題解決に無線LANソリューションで貢献
介護施設においては、利用者の快適性の向上はもちろん、働き手の不足やスタッフ一人ひとりにかかる業務負担の軽減などの課題への対策が求められています。当社におきましては、施設利用者の生活の質を高めることや、介護スタッフの業務効率化に役立つ各種システムの基盤となる無線LANソリューションを提供することで、これからも介護現場を支えるネットワーク環境構築に尽力して参る所存です。
【志摩園について】
志摩園は、福岡県糸島市にある特別養護老人ホームです。在宅生活が困難となった要介護者の方々を受け入れており、特別養護老人ホームの他にもショートステイやデイサービスなどの介護サービスを実施しています。1972年の施設開所以来、50年以上にわたり地域に根差した介護福祉事業に取り組んでいます。
■ホームページ https://www.shimaen.or.jp/
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/
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