バイウィル、島根県・大田市森林組合との取り組みがJ-クレジット登録
世界遺産「石見銀山」を持つ大田市における、「銀の森、未来に繋げるプロジェクト」
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、運営管理業務を受託・代行するJ-クレジット創出プロジェクトが、2024年3月12日に行われた第59回J-クレジット制度認証委員会において登録されたことをお知らせします。
当該プロジェクトは、世界遺産「石見銀山」をもつ島根県大田市にある、大田市森林組合(代表理事組合長:林 達夫)が適切な森林管理を行うことによる二酸化炭素の吸収量を、J-クレジットに換えるものです。
【J-クレジット制度とは】
J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、日本政府が「J-クレジット」として認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。
【プロジェクトの概要】
今回、J-クレジット創出のプロジェクトとして登録されたのは、大田市森林組合の森林管理による「島根県大田市銀の森、未来に繋げるプロジェクト」です。
「森林管理」とは、森林の中まで光を届けるため、間伐等を継続的に行うことです。森林管理を適切に行うことで、明るくなった森林では植物が育ち、二酸化炭素の吸収量が増加します。そして、増加した吸収量はJ-クレジットに換えることが可能です。
本プロジェクトでは、大田市森林組合の森林管理によって増加した二酸化炭素吸収量を、バイウィルが手続きを受託・代行してJ-クレジットに換えます。そして、その売却による収益は、大田市森林組合が安定した森林保全を継続するために活用されます。
適用方法論 |
森林経営活動 |
---|---|
プロジェクトの種類 |
島根県大田市銀の森、未来に繋げるプロジェクト |
実施地域 |
島根県大田市 |
吸収見込量 |
125,942t-CO2 |
プロジェクトの概要 |
私有林における森林経営活動 (森林経営計画に基づいて適切な森林管理を行うことによってCO2吸収を促し、地球温暖化防止に貢献する) |
【バイウィルが森林由来のJ-クレジット創出代行に取り組む背景】
日本は国土の約3分の2を森林が占めますが、手入れにかかる費用が賄えず放置されている森林も多く、環境問題に繋がっています。そのため、森林由来のJ-クレジットは、カーボンニュートラル実現のためだけでなく、永続的に森林を管理・保全していくための財源確保としても大きな意味を持ちます。
そこでバイウィルは、創出手続きや費用を代行することで森林所有者の負担を最小限にしながらJ-クレジットを創出し、流通を促進することで、脱炭素化の推進および森林保全に貢献しようと取り組みを進めています。
【バイウィルが進めるJ-クレジット創出】
バイウィルは日本各地でのJ-クレジット創出・流通、ひいては「カーボンクレジットの地産地消」を目指し、全国の金融機関や自治体との提携を進めています。その提携数は35件に及び(2024年3月12日時点)、全国各地で地域の産業構造や特性に合わせたJ-クレジット創出を支援しています。
提携先から紹介を受けたお客様は480件に上り、そのなかで、森林からのJ-クレジット創出に関するご相談は半数を超えています。今後、森林クレジットの創出支援はますます増加する見込みです。
バイウィルはJ-クレジットをはじめとするカーボンクレジットを軸に、日本のカーボンニュートラル実現に貢献します。
【J-クレジット創出に関するお問い合わせ】
J-クレジット創出に関するご質問や要件のお問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。
info@bywill.co.jp
【会社概要】
■社名:株式会社バイウィル
■本社:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/
■代表者:
・代表取締役CEO 下村 雄一郎
・代表取締役CSO 伊佐 陽介
■設立:2013年11月11日
※2023年4月1日より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■パーパス:
『ずっと愛される日本を。意志の力で。』
常に変わりつづける世界の中、価値は多様化し、正しさも不確実なこの時代。
だからこそ、バイウィルは意志の力を信じ、あらゆるサステナブルな変革を後押しすることで、次世代にも誇れる日本を創ることに貢献します。
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