新型コロナで下方修正した上場企業は756社 減少額は5兆1932億2400万円(2020年6月10日時点)
新型コロナウイルスは国内経済に大きなダメージを与えており、緊急事態宣言解除後も業績予想の下方修正を発表する上場企業が目立つ。
帝国データバンクでは、業績予想の修正に関する適時開示情報を発表した上場企業のうち、新型コロナウイルスの影響が含まれ、業績を下方修正した企業について集計した。
帝国データバンクでは、業績予想の修正に関する適時開示情報を発表した上場企業のうち、新型コロナウイルスの影響が含まれ、業績を下方修正した企業について集計した。
■新型コロナウイルスの影響を含む要因によって業績予想を下方修正した企業のみをカウント。また、集計開始以来、一度は業績予想を発表していたものの、その後「未定」とした企業については判明している数値で集計
■本調査は前回調査(6月4日発表)に続き15回目
<調査結果>
■本調査は前回調査(6月4日発表)に続き15回目
<調査結果>
- 「新型コロナウイルス」の影響を受けたとして業績予想の下方修正(連結、非連結)を発表した上場企業は6月10日までに累計756社(前回調査から28社増)となった
- 756社が下方修正をおこなったことで減少した売上高の合計は約5兆1932億2400万円(前回調査から約1059億2400万円増)となった
- 新型コロナウイルス感染拡大に収束のメドがたたないなか、全国で関連倒産(6月11日12時時点、238件)も相次いでおり、影響の拡大が今後も懸念される
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