【敬老の日】9割以上がお風呂好き、一方3人に1人は入浴に困難も…。シニア世代の健康と入浴事情について、LIXILと共同調査を実施しました。
シニアの健康指標は「長生き」ではなく「自分の足で歩けること」。55%が健康のために食事・運動に次いで、趣味と入浴を実施。9割以上が浴槽での入浴を嗜好する一方、3人に1人が入浴に困難を感じている
国内最大級のシニア向けコミュニティサービス『趣味人倶楽部』(しゅみーとくらぶ)を運営するとともに、シニア層向けに事業を展開される数多くの企業様へ、事業開発やマーケティンググロースまで幅広いソリューションを提供する株式会社オースタンス(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:菊川諒人)と住宅建材・設備メーカーの株式会社LIXIL(本社:東京都品川区/取締役 代表執行役社長 兼 CEO:瀬戸 欣哉)は、45歳以上のシニアを対象に入浴、健康、介護における意識・動向調査を行いました。
▼本調査の全文(27ページ)が掲載されたレポートダウンロードはこちら(無料)
https://ostance.com/lab/documents/36
【調査サマリ】
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健康の指標は「長生きであること(17.9%)」よりも「自分のことが自分でできること(81.3%)」「自分の足で歩けること(80.3%)」を重視
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半数以上のシニアが、健康のために実践していることは「食事」「運動」に次いで、「趣味」と「入浴」と回答
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シニア世代の9割以上がお風呂好き!その内、4割以上が、毎日浴槽に浸かると回答
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湯船に浸かることで期待している効果は、「心身のリラックス(84.1%)」が最多
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3人に1人が入浴に関する不安や困難を実感
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家族の介護に不安を抱えている人は、約6割に及ぶ
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介護経験者の4割以上が入浴介助に「身体的な負担」があると回答
【シニア市場と調査の背景】
日本国内では、少子高齢化が急速に進行しており、社会保障給付費は2004年度の86兆円から2025年度には152兆円に達する※と予想されています。2019年に政府が策定した「健康寿命延伸プラン」では、健康寿命の延伸を目指し、さまざまな施策が進められています。
オースタンスは、多くのシニアが新しい趣味や「好き」を通じて健康維持や健康寿命の延伸に取り組むことを目指しています。今回は社会環境やニーズが大きく変化するなか、快適な住まいを実現するために、さまざまな製品・サービスを開発・提供しているLIXILと連携し、シニア世代の健康と入浴事情について調査を行いました。
※出典:厚生労働白書 高齢者が生きがいを持ち安心して暮らせる社会づくりの推進 p.236
【調査結果】
◼️健康の指標は「長生きであること(17.9%)」よりも「自分のことが自分でできること(81.3%)」「自分の足で歩けること(80.3%)」が重視された
自身の健康の度合いを判断する軸としては、「長生きであること(17.9%)」「病気がないこと(48.0%)」よりも、「自分のことが自分でできること(81.3%)」「自分の足で歩けること(80.3%)」が重視される傾向にあることが分かりました。単に長生きであることよりも、自立した生活を維持できることが健康の指標として重視されていると考えられます。
◼️半数以上のシニアが健康のために実践していることは、食事・運動に次いで、趣味と入浴
健康のために実践していることは、「食事に気をつかう(67.9%)」「日常生活での運動(66.3%)」が最も多く、次いで「趣味の活動をする(57.6%)」「毎日お風呂に入る(55.3%)」という回答が半数以上を占めました。このことから、シニア世代は、自分の好きなことを楽しみ、心身共に健康な生活を送りたいという思いが強いと考えられます。
◼️シニア世代の9割以上がお風呂好き!その内、4割以上が、毎日浴槽に浸かると回答。
入浴(お風呂)は好きかという質問に対して、「好き(53.3%)」「どちらかというと好き(37.5%)」と9割以上がお風呂好きと回答しました。また、その内、4割以上の方が毎日湯船に浸っていることが明らかになりました。
◼️湯船に浸かることで期待している効果は、「心身のリラックス(84.1%)」が最多。
湯船に浸かることで期待している効果は、「心身のリラックス(84.1%)」が最多であり、次いで「血行促進(69.4%)」「疲労回復(66.3%)」「身体の芯を温める(60.6%)」が上位を占めました。
◼️3人に1人が入浴に関する不安や困難を実感
入浴に関して以前と比べて困難や不安を感じることがあるか質問したところ、30%以上(750名中239名)が何らかの困難や不安を感じると回答しました。年齢と共に身体が衰えるにつれて、「浴室の掃除が大変になってきた(11.6%)」「滑らないか不安になってきた(10.9%)」「浴槽の縁を跨ぐ際に、足が上がりづらくなってきた(7.2%)」と日常の動作での不安が多くみられます。
さらに、浴槽に浸からない日がある方に理由を質問したところ、「浸かっていると息苦しい」「浴室との温度差でめまいがする」など年齢を重ねるに連れて危険性が増すシニア世代ならではのコメントを挙げている方が複数名いました。次に、本人ではなくそのご家族や身の回りの方がどのような不安を抱えているのかについても聞いてみました。
◼️家族の介護に不安を抱えている人は、約6割に及ぶことが明らかに
介護経験の有無にかかわらず、約6割の方がご家族や身のまわりの方を介護することに不安を感じていることが分かりました。
◼️介護経験者の4割以上が入浴介助に「身体的な負担」があると回答
介護経験者に質問したところ、「腰への負担など身体的な負担があること(42.8%)」に加え、「転倒や滑りをケアするためのサポート(39.8%)」「入浴の準備や介助に時間がかかる(30.6%)」「浴槽へ入れる時の移乗(30.6)」も大きな負担であることが明らかになりました。
◼️新しい入浴の形として注目される「ボディハグシャワー」
LIXILが提供する「ボディハグシャワー」で、より快適な入浴を実現
LIXILが提供する「ボディハグシャワー」は、まるで、全身をお湯に包まれたかのように温まる新感覚のシャワーで、従来の入浴スタイルに代わる新しい入浴の形として、多くの方から注目されています。
す。
通常のハンドシャワーよりも身体の深部温度が上がりやすく、たったの5分※で身体の芯までぽかぽかに温まることができることが特徴です。 ※LIXIL調べ
そのため、従来の浴槽に浸かっての入浴が困難な方や年齢と共に入浴に不安を感じるようになってきた方、そのご家族の方にも、安心して入浴空間を楽しんでいただけます。
さらに、車椅子を使用されている方でも安全かつ快適に身体を温めることができるため、
介護施設や自宅介護をされている方々からも広く利用されています。
入浴は、シニア世代にとって身体を温め、心身のリラックスをする場であるだけでなく、健康を維持するための大切な時間です。
LIXILのボディハグシャワーは、このような様々なニーズに応える新たな入浴の形として、多くの方に選ばれています。
▼本調査の全文(27ページ)が掲載されたレポートダウンロードはこちら
https://ostance.com/lab/documents/36
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「(株)オースタンス 健康と入浴に関する調査調べ」と明記をお願いいたします。
【LIXILについて】
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在約53,000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
株式会社LIXIL(証券コード: 5938)は、2024年3月期に1兆4,832億円の連結売上高を計上しています。
LIXILグローバルサイト:https://www.lixil.com/jp/
【オースタンスについて】
国内最大級のシニア向けコミュニティサイト「趣味人倶楽部」(会員36.5万人)のプラットフォームと知見を活かし、シニア向け調査、コミュニティプロデュース、シニア向けUIUX設計/開発を行っています。
シニアDX推進企業として、テクノロジーを活用し様々な企業や自治体と連携することで、
シニア世代の日常に、ポジティブな変化を生み出していきます。
【シニアDXラボについて】
シニアDXラボでは、シニアのインサイトについて調査・分析を行っています。
シニアのDX化を推進するためにシニア向けSNSである「趣味人倶楽部」(しゅみーとくらぶ)を通じて蓄積した膨大なシニアの行動データを用いて、事業開発、マーケティングの課題解決の知見を発信しています。
また、シニア領域に特化した専門家に参画いただき、共同研究なども行っています。
シニアDXラボ:https://ostance.com/lab/
【会社概要】
社名:株式会社オースタンス
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目14-10長沼ビルディング6階
代表取締役:菊川諒人
設立:2015年1月9日
▼コーポレートサイト・問い合わせはこちら
【調査概要】
入浴と健康に関する意識調査
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」の会員
有効回答数:750人
(40代未満0.3% 40代2.0% 50代12.9% 60代34.0% 70代以上36.6% 80代以上14.3%)
調査日:2024年8月21日~8月27日
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