テクノロジーで医療をひらくイベント「JG GROOVE 2024」開催
誰もが医療に参加できる未来を創出する、ジョリーグッドの『ひらけ、医療。』プロジェクトの一環
イベントレポート全文:https://jollygood.co.jp/hirake-iryou/article2024
ジョリーグッドは、2023年11月より、デジタルを通じて誰もが医療に参加できる未来を創出する『ひらけ、医療。』プロジェクトを展開しています。「JG GROOVE 2024(ジェイジーグルーヴ2024)」は『ひらけ、医療。』を五感で体感できる医療の祭典です。
当日は「テクノロジーを活用することによって新しい医療のカタチを作りたい」という想いを持った医療従事者、そして医療メーカーやテック企業の関係者などが一堂に集まり、各種エンターテインメントやゲストを迎えたトークセッション、事業創出マインドを醸成するプログラムを通じて、医療機関や診療科、業界の垣根を越えたつながりを得ることができました。
ジョリーグッドは「JG GROOVE」を医療と異業種の共創の場として、医療をもっと楽しくするために、より多くの医療者やテック企業、アーティストとご一緒したいと考えています。これからも、テクノロジーで医療の外から医療を変えることによって、医療者と患者、そして社会にとってより良い医療環境を実現すべく、『ひらけ、医療。』を推進していきます。
■「JG GROOVE 2024」イベントレポート
>会場装飾
2024年5月15日に創業10年を迎えるジョリーグッド。エントランスにはフォトスポットとして、イベントのキービジュアルに、創業の歴史を振り返る年表をあしらいました。
創業当初のエンターテインメント向けVR映像制作から、医療福祉分野へのシフト、現在の医療VRプラットフォームやデジタルヘルスVRの提供に至るまでを時系列でまとめたもので、思い出話に花を咲かせるお客様もいらっしゃいました。
>プログラム
1.オープニングアクト
OnePlace Dance Studioが今回のテーマ『誰かを救いたい人が、つながる場所』からインスパイアされた華麗なダンスを披露しました。
2.KEYNOTE SPEECH
主催のジョリーグッドと、パートナー企業である健康・医療AIの株式会社ExaMD、そして大塚製薬株式会社のキーパーソンが『ひらけ、医療。』に関連した基調講演を行いました。
株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路健介
ジョリーグッドが2024年5月で創業10年を迎えたこと、VRというツールをきっかけに医療者やパートナー企業などの皆様と様々なチャレンジをご一緒できたことについて感謝の気持ちを伝えた後、ジョリーグッドが医療機関向けのサービス提供を通じて取得したビッグデータを活用してコンシューマー事業へ進出すること、ゲームとAI/生成AIを活用したヘルスケアプラットフォーム「バーチャルファミリー」のサービスイメージをお披露目しました。
株式会社ExaMD 代表取締役 羽間康至 氏
ジョリーグッドとの業務提携に伴い、共同開発する「バーチャルファミリー」でのAIサービスイメージを発表しました。ExaMDが開発・提供する医療AI活用について、「すでに音声で認知症検知やフレイル、からだの動き・行動の評価、食事画像から栄養を計測するなどの技術を持っています。今後そういった技術を社会に展開したいです」「AIの会社であるからこそ、産業の垣根を越えて、様々な産業の方とコラボレーションしながら健康に関する新しい付加価値にどんどんチャレンジし、創造し続けて、健康になったあと1人1人が自分らしい人生を生きられる社会を作っていきたい」と述べました。
大塚製薬株式会社 ポートフォリオマネージメント室 DXアライアンス担当 プリンシパル 大西弘二 氏
ジョリーグッドとの共同事業「FACEDUO(フェイスデュオ)」など大塚製薬のデジタル事業を推進する立場から、テクノロジー活用について、「デジタル治療の治療アプリやVRを使ったトレーニングツールFACEDUO、最終的には患者さんの生活に寄り添って予防から診断、治療までをデジタルツールで叶えていきたいと考えています。これまで治療薬でやってきた会社がこういった幅広い領域でやるにはやはりデジタルツールが必要です」「今後もジョリーグッドと大塚製薬はFACEDUO事業を通じまして、さまざまな社会課題に挑戦をしていきたい」と語りました。
3.異業種トークセッション
ITジャーナリストの湯川鶴章氏と「JOLLYGOOD+」パートナーである順天堂大学 医学部総合診療科学講座准教授 森博威医師をゲストに迎え、ジョリーグッドの上路、ExaMDの羽間氏、大塚製薬の大西氏が医療現場の課題や異業種とのコラボレーション、生活者にとっての新しい医療のカタチとテクノロジー活用について徹底討論しました。
4.GROOVE JAM
ビジネスマインドを持った医療者が、テック企業とタッグを組んで事業開発する様子をお伝えするプログラムとして、ビジネスコンテストを開催しました。計5チームが個性豊かなアイデアを披露し、ITジャーナリストの湯川氏、事業家の森岡康一氏、Holoeyes株式会社 代表取締役CEO 杉本真樹氏がフィードバックをしました。
5.フィナーレ
出演者全員が壇上に登場し、フィナーレを迎えました。
■株式会社ジョリーグッドについて https://jollygood.co.jp/
ジョリーグッドは、米国やアジアを中心に、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。
これまで日本では250以上の医療・福祉機関への導入実績があり、米国ではハーバード大学やボストン大学、タイではマヒドン大学と共同開発事業を手掛けています。
「ひらけ、医療。」プロジェクト
「ひらけ、医療。」は、誰もが医療に参加することで、あらゆる場所に医療がある未来の創出を目指していくプロジェクトで、ジョリーグッドが2023年11月に立ち上げました。日本の医療は高齢化による医療ニーズの増加や人材不足といった課題を抱えており、あらゆる生活者が医療に参加しやすい環境構築が必要とされています。
詳細はこちらをご覧ください。https://jollygood.co.jp/hirake-iryou
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