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日本ヒューレット・パッカード合同会社
会社概要

HPE、新しいAIネイティブなアーキテクチャとハイブリッドクラウドソリューションで、ビジネス変革の促進を支援

HPE

概 要

  • 業界をリードするオープンでフルスタックのAIネイティブなアーキテクチャにより、AIモデルの開発と展開を加速するための新しいAIソリューションを提供

  • HPEはNVIDIAとの協業により、エンタープライズクラスの生成AIソリューションを提供

HPEは、HPE Discover Barcelona 2023( https://www.hpe.com/us/en/discover-more-network/events/discover-barcelona-2023.html )において、AIネイティブおよびハイブリッドクラウドの次期ソリューションシリーズを発表しました。機械学習モデルの開発、データ分析、AIに最適化されたファイルストレージ、AIチューニング、推論およびプロフェッショナルサービスです。AIを活用したビジネスの実現を支援するこれらのソリューションは、ハイブリッドクラウド、スーパーコンピューティング、AIおよび機械学習(AI/ML)ソフトウェアにおけるHPEのリーダーシップの結集です。オープンでフルスタックのAIネイティブなアーキテクチャに基づいたソリューションは、AIライフサイクルを加速するために特別に設計されたソフトウェアとインフラストラクチャを組み合わせています。新ソリューションは、ITのバリアを解消し、企業がエッジからクラウドにわたって、AIモデルの効果的なトレーニング、チューニング、推論を可能にするフルスタックのAIネイティブなソリューションを提供します。


HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は、次のように述べています。

「生成AIの出現により、AIモデルを効果的に実行するにあたって必要とされるデータとコンピュータの計算処理能力を得るためには、これまでとは根本的に異なるテクノロジーに対するアプローチが必要になっているとの認識が急激に高まっています。HPEは、市場をリードするハイブリッドクラウド、スーパーコンピューティング、AI機能をより広範に提供し、お客様が自社のデータで安全にAIモデルを開発し、AIが駆動する変革の促進を支援します。HPEのAIネイティブなソリューションとハイブリッドクラウドソリューションにより、企業はデータから得られる知見をフルに活用し、製品のイノベーションやお客様とのエンゲージメントに変革をもたらし、ビジネスや業界を変革する生成AIのパワーを最大限に享受できるようになります」


生成AIのための新しいAIネイティブアーキテクチャとハイブリッドクラウドソリューション

生成AIは非常に計算集約的なワークロードであり、大量のデータを効率的に処理する能力が求められます。企業が生成AI、ディープラーニング、コンピュータービジョン、または旧来の機械学習モデルを効果的にビジネスに取り入れるには、クラウドネイティブ環境を拡張してAIネイティブアプローチを取り入れる必要があります。HPE GreenLakeクラウドプラットフォームは、ITの革新を支援するための戦略的な位置づけにあり、以下の特長を備えた業界先進のオープンでフルスタックのAIネイティブなアーキテクチャの採用に貢献します。

  • データファーストのパイプラインによる、多世代のIT資産にまたがる公開データと自社データの管理

  • ハイブリッド・バイ・デザインによる、エッジからクラウドまであらゆる場所で データ保護が担保されたAIの実行

  • ポートフォリオ全体に組み込まれたスーパーコンピューティングのDNAが実現する、サステナブル・バイ・デザイン、最大規模のモデルをトレーニングする能力

  • AIライフサイクル管理ソフトウェアによる、トレーニング、チューニング、推論のワークフロー高速化

  • 高性能インターコネクトによる、大規模クラスタのインテリジェントな接続とトラフィック管理

  • オープンなエコシステムによる、ロックインのない自由な選択


HPEは、Discover Barcelona 2023において、最新のAIネイティブなソリューションを発表しました。


成果を得るまでの時間を短縮するNVIDIAとのAIネイティブなソリューションスタック


HPEとNVIDIAの協業により、エンタープライズクラスのフルスタック生成AIソリューションを提供

HPEとNVIDIAは戦略的協業をさらに発展させ、生成AIのためのエンタープライズコンピューティングソリューションを構築すると発表しました。 NVIDIAと共同で設計、設定された新しいAIチューニングおよび推論のためのソリューションは、企業の規模にかかわらず公開不可の自社データを使用して、基盤モデルをカスタマイズし、本番アプリケーションをエッジからクラウドにわたりどこにでも展開することを可能にします。 HPEとNVIDIAが提供するフルスタックのAIチューニングおよび推論ソリューションは、生成AIインフラストラクチャの開発と展開の複雑さを解消します。


AIモデルのトレーニングを加速する新しいターンキーソリューションにNVIDIAを搭載

HPEは2023年11月に、大手企業、研究機関、政府機関がAIモデルのトレーニングおよびチューニングを加速するために設計された「生成AIのためのスーパーコンピューティングソリューション」を発表( https://www.hpe.com/jp/ja/collaterals/collateral.a50009753jpn.html )しました。本ターンキーソリューションは、スーパーコンピューティング技術とソフトウェアツールを提供するもので、企業が所有する公開不可のデータセットを利用したAIモデルのトレーニングとチューニングの成果を得るまでの時間を短縮し、より高速なAIアプリケーションや MLモデルの構築を可能にします。


NVIDIA のエンタープライズ コンピューティングを統括するマヌバー・ダス (Manuvir Das)氏は、次のように述べています。

「生成AIは、企業がビジネス変革を推進するにあたって、自社のデータを変革のロケット燃料として活かそうという意欲を喚起しています。HPEとの協業を拡大することで、あらゆる企業がNVIDIAのフルスタック、アクセラレーテッドコンピューティングとソフトウェアを生成AIのパワー増強にお役立ていただくことができます」


AIモデルの開発と展開のためのAIネイティブなインフラ、ソフトウェア、サービス

 

HPE GreenLake for File Storageは、AIワークロードのパフォーマンス密度とスループットを向上:HPE GreenLake for File Storageは、クラウド運用エクスペリエンスを提供する、効率に優れたオールフラッシュの非構造化データプラットフォームで、お客様の大規模AIワークロードの成長と進化のペースに追随します。新たな機能強化により、生成AIや大規模言語モデル(LLM)を含むAIモデルのトレーニングやチューニングが高速化され、データ収集やデータ準備も高速化されます。30TB NVMe SSDのサポート、およびGPUセントリックコンピュートのための新しいNVIDIA Quantum-2( https://www.nvidia.com/en-us/networking/quantum2/ ) InfiniBandへの接続は、今後予定されている機能強化であり、容量密度が向上し、スループットは7倍(*1)になります。提供は2024年前半を予定しています。

 

AWSおよび他のクラウド上のマネージドサービスとしてHPE Machine Learning Development Environmentを提供:機械学習モデルをトレーニングするためのHPE Machine Learning Development Environment ソフトウェアが、適応性に優れたクラウドマネージドサービスとして利用できるようになりました。

  • AI/MLのあらゆる段階をサポートする柔軟なマネージドサービスにより、生成AIの取り組みをセキュアに数日で展開

  • AI/ML モデルトレーニングのマネージドサービスを利用することで、複雑さと運用経費の削減、モデル開発期間の短縮が可能

  • 将来にわたって使い続けることができる AI/ML モデルトレーニングのためのインフラを獲得し、管理者の人員配置やプロセス管理の負担を軽減

  • 生成AIスタジオの新機能により、迅速にモデルのプロトタイプ作成とテストが可能になり、AIの導入を加速


HPE Ezmeral Softwareは、データ、分析、AIのための将来にわたっても有効なハイブリッドSaaS基盤を提供:HPE Ezmeral Softwareへの新たな機能強化により、ハイブリッド・マルチクラウド環境でシームレスに利用可能な、包括的エンドツーエンドプラットフォームでのエンタープライズデータ分析および AI/ML におけるデータ活用がさらに容易になりました。

  • GPUとCPUに最適化されたハイブリッドデータレイクハウスのパワーにより、NFSまたはS3準拠のソリューション全体で、データの管理、アクセス、分析が可能で、分析のライフサイクル全体にわたってインサイト獲得が加速

  • HPE Machine Learning Development Environmentとの緊密な統合により、HPE Ezmeral Unified AnalyticsソフトウェアでのAIモデルのトレーニングおよびチューニングを強化

  • HPE Ezmeral Unified AnalyticsソフトウェアでのGPUの利用はもちろんのこと、ワークロードとユーザー間でNVIDIA GPUの割り当てを最適化

  • サードパーティソフトウェアとの統合を拡大し、モデルの可観測性を実現するWhylogsおよびGPUアクセラレーテッドクエリを実現するVoltron Dataの利用が可能


HPE GreenLake Flex Solutionとして提供:新しい生成AIのためのエンタープライズコンピューティングソリューションは、HPE GreenLake Flexソリューションとしても利用が可能です。提供可能になったソリューションには、以下が含まれます。


HPE GreenLake for File Storage、Zerto Cyber Resilience Vaultソフトウェア(AIモデルとデータソースを保護) 、OpsRampソフトウェア(マルチベンダー、マルチクラウド環境においてAIライフサイクル全体における可視化と自動化を実現)


AIの取り組みを推進するHPE Services:HPE Servicesでは、コンサルティングサービスと人材トレーニングおよび導入のためのソリューションを幅広く提供しています。新しいAIサービスでは、お客様が取り組みを進める際のあらゆるステップをサポートします。生成AIおよびLLMを展開するにあたってのディスカバリーから実装まで、変革を成果につなげるための最適な運用モデルおよびハイブリッドクラウドにおけるデータ戦略の策定、ソリューションの構築、展開、拡張計画にお客様と共に取り組みます。これらの包括的なサービスは、スペイン、米国、ブルガリア、インド、チュニジアに開設された新しいGlobal Center of Excellence for AI and Dataでサポートされています。


Taiga Cloud社が生成AIクラウド強化のためにHPEとパートナーシップ締結

Northern Data Group傘下のTaiga Cloud社は、HPEとのパートナーシップ( https://ir.northerndata.de/news/corporate-news/taiga-cloud-a-northern-data-group-company-announce-an-additional-eur-330-million-investment-to-power-europes-largest-generative-ai-cloud/ )を締結し、HPE Cray XDスーパーコンピューター導入により、クラウドサービスを強化します。Taiga Cloud社は現在、NVIDIA BlueField DPU( https://www.nvidia.com/en-us/networking/products/data-processing-unit/ )とNVIDIA Quantum-2 InfiniBand( https://www.nvidia.com/en-us/networking/quantum2/ ) プラットフォームを使用して接続された、27,000以上のNVIDIA H100、A100( https://www.nvidia.com/en-us/data-center/a100/ )およびNVIDIA RTX A6000 GPU( https://www.nvidia.com/en-us/design-visualization/rtx-a6000/ )へのアクセスを提供しています。


Taiga Cloud社のマネージングディレクターであるカール・ハヴァード(Karl Havard)氏は次のように述べています。

「データ集約が著しい生成AIワークロードでは、単一のワークロードが大量のデータを処理できる、これまでとは異なるクラウドコンピューティングへのアプローチが必要です。HPEはサステナブルなアプローチと新しい考え方を適用することの重要性を理解しているので、ヨーロッパ初の100%カーボンニュートラルな生成AIクラウドの構築にあたって、HPEとのパートナーシップを選択しました。HPE独自のAIネイティブなアーキテクチャは、オープンなエコシステムで実現されるスーパーコンピューティングがサステナビリティと融合してAIの民主化を実現し、最も先進的なアイデアが生かされるようにする必要がある、変化の激しい私たちの世界を織り込んでいます」


提供開始時期

生成AIのためのエンタープライズコンピューティングソリューションは、2024年の第1四半期に受注を開始します。


HPE Services for AI、HPE Machine Learning Development Environmentソフトウェア、HPE Ezmeral Softwareへのアップデートは、すでに提供しています。


参考資料-英文ブログ記事


注 記

1 307TBの2Uストレージシェルフに15TBのNVMe SSDを搭載した、最大200GB/秒の総読み取りスループットを実現するHPE製品との比較結果です。



■ ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について

Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。

 
■プレスルーム

https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom/press-hub.html


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業種
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本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
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代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月
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