「マチカドこども大学®」開校3年 延べ1,150名以上が参加 小学生の探究心を育む「探究型講座」が好評
産学連携の学びの場が探究力の育成に貢献
多摩大学(東京都多摩市 学長:寺島 実郎)と小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:五十嵐 秀)は、共同運営している「マチカドこども大学®」が開校から3年間で延べ1,150名以上の小学生が参加し、こどもの「探究」する力の育成に寄与していることをお知らせします。
本取組みは、多摩大学、小田急電鉄および小田急不動産の3者による産学連携協定に基づき、多摩大学と小田急不動産による共同施策として2023年に開校しました。小田急不動産が運営するコミュニティ施設「CAFÉ&SPACE L.D.K.」を拠点に、地域のこどもたちへ「探究型講座」を提供しています。開校以降、地元を中心に多くのこどもたちが講座に参加し、受講後アンケートでは受講満足度が5段階評価で平均4.6以上と高評価を得ています。講座を通じて、学びへの姿勢や主体性の変化も数多く見られています。

近年、郊外住宅地を中心に、地域住民同士のつながりやこどもが地域で多様な大人と関わりながら学ぶ機会の減少が課題となっています。特に、多摩地域を含む郊外エリアでは、街の成熟とともに高齢化が進む一方で、次世代を担う子育て世代・若年層の地域定着や流入を促す仕組みづくりが求められています。
また、教育分野においては、文部科学省が掲げる学習指導要領のもと、「知識の習得」にとどまらず、自ら問いを立て、考え、他者と対話しながら解決策を導く探究型の学びの重要性が一層高まっています。
こうした背景を受け、地域に開かれた「街なかの学びの場」として、大学の知見、企業の場づくり、地域の力を掛け合わせることで、こどもたちの探究心を育むと同時に、人と人がつながり、学びを通じて地域への愛着が育まれる循環を生み出すことを目指し、「マチカドこども大学®」は誕生しました。
1.「マチカドこども大学®」の概要
本講座は、産学連携協定に基づき、多摩大学と小田急不動産が共同で運営する施策です。多摩大学の学生や教員が講師を務め、「CAFÉ&SPACE L.D.K.」のレンタルスペースを活用して地域のこどもたちに向けた講座を提供しています。算数、国語、理科、社会等の科目にとらわれない横断的な「探究型講座」をテーマに、学校では体験しにくい学びを通じて、文部科学省が求める「思考力」「判断力」「問題解決力」の向上を図っています。
2.講座の特徴
①幅広い分野・講師層
大学(ゼミ生含む)・企業・地域など様々な場所で活躍されている方々が講師を担当。「自動運転学」「里山保全学」「海洋環境学」「国際文化学」「住まい学」など年間約20講座を展開し、幅広い分野について講義やフィールドワークなどを通して学びます。
②大学生によるサポート
大学生がこどもたちの思考を促し寄り添いながら進行しており、安心して楽しく学べる環境を作っています。

3.活動実績・効果
・入学申込数(延べ):244名
・参加者数(延べ):1,150名
・講座回数(延べ):61回
※参加者数は、入学後も講座ごとに参加申込を行う仕組みのため、同一のこどもが複数回参加した延べ人数です。
2023年の開校以来、学びの機会創出や地域とのつながり形成に貢献するとともに、本活動を通じて様々な効果を生み出しています。
① 学術界への影響
2023年9月 日本こども学会全国大会にてマチカドこども大学のポスター研究発表
② 学術的成果の公表
2025年3月 経営情報学研究に共著研究論文を発表
2026年3月 共著研究ノート
③ 国家プロジェクトとの連携
2025年4月 国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター「混在交通PJ」との合同企画「混在交通学」を実施
④ 産業界・地域への影響
・地域企業・地域活動家等から多くの講座協力
・地域イベントブース出店および体験講座を実施
※川崎市麻生区の後援を得て周辺地域を中心に告知
4.こどもたちの変化
年間10回以上の講座に参加するこどもが約40%と、積極的な受講の姿勢がうかがえます。また、2年・3年と継続して入学するこどもも多く、当初は消極的だった子が自信を持って手を挙げて発表するなど主体性の変化も顕著です。また、講座参加をきっかけに外部活動に自ら参加することも増え、探究力の育成に確かな効果が出ています。
5.今後に向けて
多摩大学と小田急不動産では、本取組みを通じて「教育を軸に、人が循環する地域をつくり、他の地域ではできない『学び』を起点にした地域活性化」を目指し今後も活動を継続してまいります。また、今後は外部からの要請を踏まえ、「小学校での出張講座」等の展開も検討してまいります。
※2026年度の入学希望は随時受付中(HP https://www.machikado-uni.com/)。初回(4/25「地域交通学」~モビリティ合意形成ゲームで交通を学ぼう~)はお試し参加可。
本件に関するより詳しい内容・取材等をご希望でしたら、是非当社までお問い合わせください。


【多摩大学について】
多摩大学は開学以来「実学教育」を一貫して実践し、産業社会の問題解決の最前線で活躍する人材を育成しています。多摩、湘南の各キャンパスで少人数制の教育により、多彩な教授陣が一人ひとりに合った学修をきめ細やかに指導、就職支援まで手厚くサポートします。
また、地域に根ざした大学として広く地域の発展に貢献していくため、さまざまな機関と連携して課題解決に参画しています。
【小田急不動産について】
小田急グループの総合不動産会社として、「分譲業」「賃貸業」「仲介業」「投資開発業」「買取再販業」と幅広い領域で事業を展開しています。沿線で培った信頼と知見を基盤に、都心・そしてさらに広域へと、価値提供のフィールドを広げています。
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