就活会議「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2024」を発表

株式会社アイシン、キリンホールディングス株式会社、パナソニック株式会社、ＫＰＭＧ税理士法人、株式会社ミルボンが上位にランクイン

ポート株式会社

2024年5月31日 15時00分

ポート株式会社のグループ会社である、就活会議株式会社（代表取締役社長CEO 赤塩勇太、所在地：東京都新宿区）が運営する国内最大級の就活生向け企業口コミサイト「就活会議」は、「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2024」を発表いたしました。本調査は今年で7回目の実施となります。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2024」特設ページ：https://award.syukatsu-kaigi.jp/2024/

開催の背景

近年、就活の早期化に伴い、大学3年時のサマーインターンシップを開催する企業が増えています。学生のインターンシップ参加率が年々増加しているという調査のほか、25卒から採用直結型のインターンシップが政府公認で解禁となるなど、本選考前のサマーインターンシップの開催・参加が当たり前になってきました。

25卒のサマーインターンシップは、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類へ移行後の実施となりました。新型コロナウイルスの蔓延後、オンライン形式のインターンシップが主流となっていましたが、オンライン形式での開催は83.25%（2021年）→66.22%（2022年）→46.36%（2023年）と減少しており、完全対面形式での開催が15.52%（2021年）→30.96%（2022年）→51.60%（2023年）と増えていることがわかります。2023年のサマーインターンシップは2020年以降で初めて、完全対面形式での開催がオンライン形式の開催を上回る結果となりました。

2024年は、26卒のサマーインターンシップにおいてより多くの企業で完全対面形式での開催が予想されます。変化の多い就職活動の中で、企業の皆さまにおいては今後のインターンシップの企画・開催にあたって、そして学生の皆さまにおいてはインターンシップへの参加にあたって、本レポートが参考となれば幸いです。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP 2024」特設ページ

詳細は以下よりご覧いただけます。

https://award.syukatsu-kaigi.jp/2024/

学生満足度上位企業のご紹介

【総合評価が高かった部門】

総合的に満足度が非常に高く、その後の就職活動に良い影響があったと評価された企業

1位　株式会社アイシン

2位　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）

3位　ＫＰＭＧ税理士法人

4位　ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

5位　大陽日酸株式会社

【業界理解が深まった部門】

実施企業に対する理解のみならず、その業界全体の理解も深まったと評価された企業

1位　キリンホールディングス株式会社

2位　株式会社ＪＳＯＬ

3位　三井住友海上火災保険株式会社

4位　株式会社アイシン

5位　日本放送協会

【メンターのコミット部門】

「社員が全力で取り組んでくれた」「積極的にフィードバックをくれた」等メンターに対する評価が高かった企業

1位　パナソニック株式会社

2位　株式会社アエナ

3位　キリンホールディングス株式会社

4位　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）

5位　アクセンチュア株式会社

【自己成長につながった部門】

プログラムを通じて、自分自身を大きく成長させることができたと評価された企業

1位　キリンホールディングス株式会社

2位　株式会社日本Ｍ＆Ａセンターホールディングス

3位　ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

4位　ソフトバンク株式会社

5位　株式会社アイシン

【テーマが興味深かった部門】

実践的・刺激的・独創的などテーマそのものが興味深く、様々な気付きを得たと評価された企業

1位　ＫＰＭＧ税理士法人

2位　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）

3位　株式会社阪急交通社

4位　株式会社メンバーズ

5位　ダイキン工業株式会社

【選考に有利に働いた部門】

インターンシップに全力で取組み結果を残すことで、本選考も有利に進められると評価された企業

1位　株式会社ミルボン

2位　ＰｗＣコンサルティング合同会社

3位　ソフトバンク株式会社

4位　アクセンチュア株式会社

5位　株式会社アイシン

総評

今回、上位にランクインした企業は《実務目線のフィードバック》、《イメージの変化》の2つが受賞のポイントとなりました。

《実務目線のフィードバック》という観点については、学生の企業・職種理解が深まるフィードバックを行った企業が評価されています。上位にランクインした企業のインターンシップに参加した学生からは、インターンシップを通して印象的だったこととして「製品開発をするうえでの心構えを学ぶことができた」、「発生した品質問題に対して、自身への横展開を常に考慮するべきと学んだ」などが挙げられました。説明会に参加しただけでは分からない、実際の業務について理解を深められたことが高い評価につながっているようです。

また、上位にランクインした多くの企業では参加前と参加後で《イメージの変化》があったことが、志望度の上昇につながったと評価されています。学生がインターンシップ参加前に調べたことに加えて、事業内容や方針について最新情報を知ることができたり、実際の雰囲気や社員の人柄が想像よりも良いと感じることができた企業で「いい意味でイメージが変わった」という声がありました。

インターンシップは学生と社員が接することができる貴重な機会です。学生に「インターンシップに参加したからこそ分かる企業の魅力」を伝えられるかどうかが重要となってきています。25卒を対象とした2023年のインターンシップでは、学生と社員目線で向き合い、公式サイトには書かれていない魅力を伝えることができた企業が上位にランクインする結果となりました。

開催概要

●対象となるインターンシップ

「就活会議」に掲載中のインターンシップ体験記（※）のうち、昨年夏（2023年6～9月）に開催されたサマーインターンシップを対象としています。

●対象体験記

昨年夏（2023年6月〜9月）のインターンシップに参加した学生から寄せられた1,815件の体験記をもとに評点を集計しています。（全3,161件の体験記のうち、1企業あたり4件以上集まっている企業が集計対象）

●選考方法

学生がインターンシップに参加する際に特に重視する「総合評価」「業界理解」「メンターのコミット」「自己成長」「テーマの面白さ」「内定直結度」の6項目において評点を集計し、上位5企業を選出しています。

（※）インターンシップに参加した学生による体験レポートです。各社が開催するインターンシップのテーマや内容に加え、「志望度が上がったか」「その後の就職活動にどのような影響を与えたか」といった、参加学生の本音を掲載しています。また、「総合評価」「選考難易度」「業界理解」「会社理解」「メンターのコミット」「自己成長」「内定直結度」「学生のレベル」「テーマの面白さ」の全9項目について、5段階評価にて評点を取得しています。