フルノシステムズが無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」の新機能 「無線最適化ソリューション」をリリース
フルノシステムズ独自実装の「クライアントコネクション」機能により、多台数端末のWi-Fi接続負荷分散やアクセスポイント間の高速ローミングが可能に。より快適な通信環境を実現します。
■ 無線最適化ソリューションの目玉機能 「クライアントコネクション」
「無線最適化ソリューション」は、フルノシステムズの無線LANアクセスポイント「ACERA」を管理する無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」のバージョン 3.50へのアップデートに伴い実装される新機能です。無線最適化ソリューションに搭載される主な特徴が、フルノシステムズ独自実装の「クライアントコネクション」と呼ばれる機能です。
クライアントコネクションとは、ACERA同士が自動で連携し、多台数の端末がWi-Fiに接続している状況下において、適正なアクセスポイント(AP)へ端末を誘導することで、ネットワーク環境を最適な状態にする機能です。クライアントコネクションにより、学校やオフィスビルなど複数のAPが設置された場所において、AP間の負荷分散や接続端末がAP間を移動する際の高速ローミングが可能になり、ユーザー様がより快適に通信できるようになります。
クライアントコネクションは、ローカルエリアネットワークの国際標準規格である「IEEE (アイトリプルイー) 802.11」に準拠する「IEEE802.11k/v/r」という規格をベースに構築しています。APと端末が電波強度情報を交換したり、APから各端末へ接続移動指示を出して最適にローミングさせるなど、APが負荷分散エリアのグループ(コネクショングループ)を自動的に学習し、グループ内で端末を自動的に振り分けます。負荷分散の方法としては、電波強度・チャネル使用率・接続端末台数の値を設定し、その値を超えたときにグループ内の最適なAPに端末を誘導することで、快適な通信環境を実現します。
無線最適化ソリューションをご活用いただくことで、快適なWi-Fi通信環境の実現はもちろん、運用面での管理者の負担を軽減することができます。本機能は、オフィスや学校、病院、介護施設、物流、製造業、公共施設など、幅広いシーンでの活用を想定しております。
■ クライアントコネクションによる接続負荷分散のイメージ
※クライアントコネクション対応APは ACERA 1320 /ACERA 1310の2機種
■ 無線最適化ソリューションの主な特徴
• フルノシステムズ独自実装の「クライアントコネクション」機能 • 電波強度/チャネル使用率/接続端末台数の設定値によりAP同士が連携し端末接続を最適に分散 ⇒より快適なWi-Fi接続環境をサポート • UNIFAS 3.50のバージョンに実装(クラウド型/オンプレミス型いずれも適用) |
■ サービス提供開始時期、問合せ窓口
ソリューション名 | 無線最適化ソリューション |
サービス提供開始時期 | 2024年4月15日 (UNIFAS バージョン 3.50へのアップデートにより本機能を実装) |
ホームページ(問合せ窓口) | https://www.furunosystems.co.jp/products/wifisolution/saitekika/ |
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/
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