イノフィス、「マッスルスーツCOOL VEST」を新発売

ペルチェデバイス×ファンのW冷却ウェア　運転やアシストスーツなど装備品と併用でき、建設・物流・農業などで活躍

株式会社イノフィス

2025年5月21日 10時00分

アシストスーツを製造・販売する、東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィス（東京都八王子市、代表取締役社長：乙川直隆）は、ペルチェデバイスとファンを搭載した「マッスルスーツCOOL VEST」を5月26日（月）より発売します。

　イノフィスは、「生涯にわたり自立した生活を実現する」という理念を掲げ、少子高齢化という課題に直面する日本から世界に向けて、人々がより長く活躍できる社会を目指し、人に寄り添った製品の開発・提供を行っています。2014 年に腰補助用のアシストスーツ「マッスルスーツ」の販売を開始して以来、「機能を保ちつつ、より簡単・手頃に」をモットーに、市場やユーザーのニーズを迅速に製品化。おかげさまで、マッスルスーツ®

＊1 シリーズの累計出荷台数は、2024年4月30日時点で国内外3万台を突破しました＊2。

　近年、マッスルスーツをご利用いただいている建設・物流・農業・製造業などの現場において、夏季の熱中症対策が喫緊の課題として多くのお客様から寄せられていました。従来のファン付きジャケットは「酷暑環境では清涼感が得られない」、水冷服は「氷の補充が大変」「作業の邪魔になる」といった課題を伺っており、着用時にマッスルスーツなどの装備品と干渉してしまうというお悩みもありました。

　新製品「マッスルスーツCOOL VEST」は、このような暑熱対策の課題を１着で解決することを目指し、開発されました*3。マッスルスーツとの併用も可能であり、ペルチェデバイスによる直接的な冷却と、ファンによる送風という二つの冷却機能を搭載することで、従来の対策グッズの課題を克服し、より効果的かつ快適な暑熱対策を提供します。

　2025年6月1日からは改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策が義務化されます。気象庁の発表によると、2025年の夏も全国的に気温が高くなり猛暑が続く予想です。「マッスルスーツCOOL VEST」が作業現場の方々の環境改善に役立てればと考えています。

* 1 マッスルスーツ®は、株式会社イノフィスの登録商標です。＊2 初代機種からの累計出荷台数。

*３本製品は株式会社昭和商会が発売している「COOLFIX™ PLT2 AIR」と同じ製品です。

■ 商品特徴

1. ペルチェ＋ファンのW冷却効果
　付属のモバイルバッテリーのスイッチをいれると、ウェアの首元にあるペルチェデバイスが起動。ペルチェは電気を流すと熱を吸い取る特性があり、体の熱を吸い取って冷やします。ウェアのファンによる気化熱と、ペルチェデバイスの局所冷却によりWの冷感を得られます。ペルチェデバイス・ファン共に、3段階の温度・風量設定が可能です。