LPI-Japan、無償公開中のLinuxサーバー構築学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」のバージョンアップを発表
〜最新のLinuxディストリビューションに対応し、仮想マシンを用いて独学でも学習しやすい構成に変更〜
PDF版(無償)、ePub版(無償)、Kindle版(有償)は2024年2月1日より提供を開始し、製本版(有償)は2024年2月1日より予約販売を開始します。
■特長■
本教科書は、LinuC レベル 2 の 201 試験と 202 試験の学習範囲に含まれるサーバー構築の知識を、構築の実習を通しながら学習できるテキストです。サーバーを構築した環境で、実際にWebアクセスをしたりメールの送受信をしたりすることで、サーバーの動作原理やプロトコルの仕組みを理解することができます。2009年の初版リリース以降、本教科書の利用者や現場のIT技術者等からの声を取り入れてバージョンアップを重ねており、多くの教育機関や企業において研修用テキストとして採用されています。
今回のバージョンアップでは、仮想化技術や仮想マシンを含むサーバー構築を行う上で知っておきたい技術を取り入れ、独習でも学習が進めやすい構成に変更しました。
本教科書はクリエティブコモンズライセンス(注1)の下で公開されており、PDF版とePub版は誰でも無償で利用できます。
また、意見交換やレビューを行えるSlackのコミュニティ(注2)を通じて、最新の技術動向への対応や新たなコンテンツの追加などのアップデートを随時行っていきます。
■概要■
<基本情報>
・タイトル:『Linuxサーバー構築標準教科書(Ver.4.0.0) 』
・提供開始日: 2024年2月1日(木)
・提供形式: PDF版(6.3MB)、EPUB版/Kindle版(6.3MB)、印刷版(118頁)
・提供価格: PDF版、EPUB版:無料、Kindle版:300円(税込)、印刷版:1,650円(税込)
・言語: 日本語
・URL: https://linuc.org/textbooks/server/
・中面イメージ
<テキストの構成>
第1章 Linux サーバーの概要
第2章 VirtualBox のインストールと仮想マシンの作成
第3章 Linux のインストールと設定
第4章 Web サーバーの構築
第5章 DNS サーバーの構築
第6章 メールサーバーの構築
第7章 ネットワークとセキュリティの設定
<主な改訂点>
1)サーバー構築を習得したい読者が知っておくべき新しい技術への対応
- 仮想化技術/仮想マシンの解説や実践方法の追加
- dnfコマンドなど新しいコマンドへの対応
2)使いやすい構成に変更
- 独習で学習できるストーリー(従来は先生1名、生徒2名が前提)
- 学習環境構築の方法を紹介(VirtualBoxのインストールからネットワーク設定まで解説)
3)Linuxディストリビューションをアップデート
- AlmaLinux9.3を使って解説
*今後Ubuntuなどその他のディストリビューションでの解説を提供していく予定
【注釈】
注1)本教科書は、クリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0)」の下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/legalcode.ja
注2)誰でもオープンに参加できるSlackの意見交換用コミュニティにて、本教科書の内容やアップデートについてコメントできます。
https://linuc.org/textbooks/server/
【参考URL】
Linux標準教科書:https://linuc.org/textbooks/linux/
Linuxセキュリティ標準教科書:https://linuc.org/textbooks/security/
Linuxシステム管理標準教科書:https://linuc.org/textbooks/admin/
高信頼システム構築標準教科書:https://linuc.org/textbooks/system/
オープンソースデータベース標準教科書:https://oss-db.jp/ossdbtext
【登録商標】
記載されている団体名・試験名の固有名詞およびロゴ等の知的所有権は各所有団体に帰属、もしくはLPI-Japanが利用許諾を受けた商標または登録商標です。
●本プレスリリースは下記からもご覧になれます。
https://lpi.or.jp/news/press/page/20240201_01/
●報道関係者お問い合わせ先
LPI-Japan 事務局
TEL:03-6205-7025 / E-mail:press@lpi.or.jp
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LPI-Japan について
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LPI-Japanは、日本での Linuxの技術力認定試験の普及とITプロフェッショナルの育成のため2000年7月に設立され、現在は対象を広げOSSのデータベースソフトウェア、クラウドソフトウェア、およびHTML5のプロフェッショナルのための認定試験を実施するNPO法人です。
LPI-Japanは、オープンテクノロジーの分野でITプロフェッショナルの技術力の認定制度を中立公正な立場で公平かつ厳正に運営することを通じて、ITプロフェッショナルの育成、さらにはオープンテクノロジーに関連するビジネスの促進に寄与する活動を展開しています。
●LPI-Japanの概要 ( https://lpi.or.jp )
法人名: 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング9階
連絡先: TEL:03-6205-7025、e-mail:info@lpi.or.jp
設 立: 2000年(平成12年)7月28日
ミッション: オープンテクノロジーの技術者認定試験の実施を通して、ITプロフェッショナルの育成と価値向上、活躍を支援し、社会に貢献すること
業務内容: ITプロフェッショナルの認定活動を通した技術者育成とOSS/HTML5等のオープンテクノロジーの普及・推進
理事長:鈴木 敦夫
理事:
中島 龍史 日本電気株式会社
中野 正彦 サイバートラスト株式会社
片桐 和宣 株式会社日立製作所
松下 文男 富士通株式会社
監事: 寺本 振透九州大学 大学院法学研究院教授
LPI-Japanプラチナスポンサー:
下記URLの「LPI-Japanプラチナスポンサー」は、LPI-Japanの活動に賛同・支援しオープンテクノロジー人材の育成や市場の活性化に深く貢献している企業/団体です。
https://lpi.or.jp/sponsor/list/
LPI-Japanビジネスパートナー:
下記URLの「LPI-Japanビジネスパートナー」は、Linux/OSSなどの技術者認定を通じて本質的技術者を育成し活躍の場を広げることでオープンテクノロジーを活用したビジネスの拡大に積極的に貢献する取り組みをしている企業です。
https://lpi.or.jp/bp/list/
LPI-Japanアカデミックパートナー:
下記URLの「LPI-Japanアカデミックパートナー」は、オープンな技術を通してIT技術の仕組みを理解し、確かな基礎技術力を持ち社会で活躍できるエンジニアになるように、学生に向けて様々な教育を実施している教育機関です。
https://lpi.or.jp/partner/list/#academic-p
LPI-Japanアカデミック認定校:
下記URLの「LPI-Japanアカデミック認定校」は、LPI-Japanが独自に定めた学習環境基準をクリアし、認定試験の合格を目指す受験者に質の高い教育を提供できる研修機関/学校です。
LinuC: https://lpi.or.jp/school/list/
OSS-DB: https://oss-db.jp/learning#academic
HTML5: https://html5exam.jp/measures/learning.html
OPCEL: https://opcel.org/training
LPI-Japan認定教材(LATM):
下記URLの「LPI-Japan認定教材(LATM)」は、出題範囲に添って作成された教材として、LPI-Japanが認定した教材です。
LinuC: https://linuc.org/measures/textbook/
OSS-DB: https://oss-db.jp/learning
HTML5: https://html5exam.jp/measures/textbook.html
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