高岡ケーブルネットワークがフルノシステムズのアクセスポイントを採用し高岡市における公衆無線LANを整備
高岡市内の公民館や図書館などの公共施設や観光名所に無線LANアクセスポイント「ACERA」を設置し、市民や観光客が利用できるWi-Fiスポットを構築。
■ ACERA 導入の背景
高岡ケーブルネットワークは、地元自治体である高岡市が市民や観光客に向けて提供する公衆無線LANの整備と管理運用を担っています。公民館や図書館、博物館、観光名所など市内56か所の公共施設にACERAを配備し、高岡市が提供するフリーWi-Fi「TAKAOKA FREE Wi-Fi」として開放しています。
ACERAを導入する以前のWi-Fiスポットでは、アクセスポイントの性能面などの問題により、市民の方々から「つながりにくい」といった声が寄せられることがしばしばありました。そのような課題を解決するため、2021年にネットワーク機器を刷新し、公衆無線LANを整備しなおしました。フルノシステムズのACERAを採用した結果、つながりやすさを改善することができました。また、市内各所のACERAを管理するためのツールとして、クラウド型無線ネットワーク管理システム「UNIFAS(ユニファス)クラウド」を導入することで、管理運用の効率を向上することができました。
■ クラウド型管理システムで市内各所のスポットを管理
TAKAOKA FREE Wi-Fiは、「メールアドレス認証方式」「SNSアカウント認証方式」「ゲスト認証方式」の3パターンに対応しています。使いやすい認証システムにより、各スポットで誰もが手軽に公衆無線LANを利用できます。
また、TAKAOKA FREE Wi-Fiは市内56か所に約90台のACERAを設置し構築しているため、広域ネットワークの集中管理に適したツールとして、クラウド型の無線ネットワーク管理システムであるUNIFASクラウドを採用しました。UNIFASクラウドは自前でのサーバ構築の必要がないことから導入初期費用を低減できます。アクセスポイントの死活監視などでわざわざ現地に赴く必要がなく、管理運用の効率化に役立っています。
■ 公衆無線LAN構築に寄与するソリューションを提供
公衆無線LANの整備構築においては、Wi-Fiスポット自体の接続品質はもちろん、認証方式やセキュリティなどユーザーの利便性向上といった課題への対応が求められます。また、災害時に避難所となる公民館などでの防災Wi-Fiとしての機能も重要な選定ポイントとなります。当社におきましては、公衆無線LAN構築に適した無線LANソリューションを提供することで、これからも公衆無線LANの構築事業者様の事業活動に貢献して参る所存です。
【高岡ケーブルネットワークについて】
高岡ケーブルネットワークは、富山県高岡市に本社を置くケーブルテレビ局です。1989年の創立以来、地域の方々に向けてテレビ放送やインターネットサービス、電話サービスなどを提供し続けており、最近では自治体や法人を対象としたネットワーク事業にも注力しています。
■ホームページ https://www.tcnet.ne.jp/
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/
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