みん就、「みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング」を発表

ニトリが6年連続首位を獲得。自動車メーカー・IT企業の人気が上昇

ポート株式会社

2024年9月27日 10時00分

ポート株式会社のグループ会社である、みん就株式会社（代表取締役社長CEO 赤塩勇太、所在地：東京都新宿区）は本日、運営する口コミ就職情報サイト「みん就」において、2026年卒業予定の学生を対象に調査を実施した「みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング」を発表しました。

１．「みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング」とは

「みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング」は、「みん就」に登録している2026年卒業予定の大学生・大学院生を対象にアンケート調査を実施し、インターンにおける人気企業をランキングにしたものです。

学生が、調査対象企業349社からインターンシップに参加したい企業を5～7社選択し、各企業の志望理由を「プログラムが面白い」「業界研究ができる」「仕事理解ができる」「プログラムのレベルが高い」「成長できる」「スキルが身につく」「先輩に勧められた」の7つの観点から3つを選んで回答したものを、「みん就」がポイント化して集計しました。

「みん就」の特設サイトでは、総合トップ100社に加え、「業界別」「男女／文理別」「志望理由別」「SDGs」の各ランキングも掲載しています。

【特設サイト】みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング

https://www.nikki.ne.jp/event/20240930/

２．結果概要（総合トップ50）

３．結果考察

年々強まる「採用直結」を重視する傾向

一昨年6月には、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省により「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正され、一定基準を満たしたインターンシップで企業が得た学生情報を採用選考活動に使用できるようになりました。そのため、企業としては優秀な人材の早期獲得に向けて、インターンシップをより重視する傾向が高まっています。

また、2026年卒業予定学生を対象に行った「インターンシップのプログラムで何を一番重視したいですか？」というアンケートでは、「採用に直結している」という回答が23.1％を占めました。4 年前（2022 年卒）の15.8％から7.3ポイントも上昇しており、インターンシップを選考の一環と考える学生が増えていることがわかります。

ニトリが6年連続首位をキープ

「みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング」の総合ランキングでは、ニトリが6年連続で1位を獲得しました。

ニトリのインターンシップは毎年30,000人以上が参加しており、自身のキャリアデザインに活きる考え方を学べるコースのほか、自ら立案した企画を経営陣に直接プレゼンできるコースなど、合計5つのコースを用意しています。

「みん就インターン体験記」の投稿では、インターンシップへの参加のしやすさや、各プログラムの品質の高さが学生から評価されていました。

また、大学1・2年生を参加対象にしたコースでは、コースの選考を通過した学生に対し、最大3年間にわたって最終面接から選考に参加できる権利を付与する制度を導入しています。

こうした独自のフローを導入した点も学生からの注目を集める一因となったと考えられます。

自動車メーカー・IT企業の人気が上昇

ランキング全体の傾向を見ると、32位の本田技研工業（昨年90 位）をはじめ、日産自動車（昨年113 位、今年71 位）やマツダ（昨年92 位、今年55 位）など、自動車メーカーの大幅なランクアップが目立つ結果となりました。昨今の円安傾向が追い風となって業績を伸ばす企業も多い中、そうした報道を通じて認知度や企業イメージが向上し、インターンシップに興味を持つ学生が増えたと考えられます。

また、NTT データグループ（昨年3 位、今年3位）、伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）（昨年136 位、今年63 位）、SCSK（昨年167 位、今年94 位）など、IT企業のランクアップが目立つ結果となりました。DXの進展に伴う社会的関心の高まりが、こうした結果につながったと考えられます。

「みん就インターン体験記」の投稿では、自動車メーカー・IT企業ともに、文系学生からの投稿が増加しており、インターンシップを通じて、企業理解が深まったとの声が多く寄せられていました。

■「みん就 2026年卒インターン人気企業ランキング」調査概要

調査主体：みん就

調査期間：2024年4月11日（木）～2024年8月1日（木）

調査対象：2026年卒業予定登録学生のみん就会員

有効回答人数：1,172人

調査方法：みん就上でのWebアンケートおよび、みん就主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケートでの調査

※投票者はノミネート企業349社から、志望する企業5～7社を選択し、各企業の志望理由を「プログラムが面白い」「業界研究ができる」「仕事理解ができる」「プログラムのレベルが高い」「成長できる」「スキルが身につく」「先輩に勧められた」の7つの観点から3つを選んで回答。投票結果をもとに「みん就」がポイント化して集計。