Zoom、初の AI チームメイト「ZoomMate」を発表 会話から実行までをシームレスにつなぐエージェント型 AI 業務基盤

ZVC JAPAN 株式会社

※本プレスリリースは、2026 年 6 月 1 日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

  • 本日より一般提供が開始された ZoomMate は、エージェント型検索、AI による資料・成果物の自動生成、Salesforce・Jira・Slack・ServiceNow などにおける自動実行機能を搭載しています。

2026 年 6 月 1 日、カリフォルニア州サンノゼ - Zoom Communications, Inc.(NASDAQ: ZM)は本日、エージェント型 AI 業務基盤「ZoomMate」の提供開始を発表しました。ZoomMate は、コンテキストを損なうことなく、職場での会話から実行までをスムーズにつなぎます。

3 月に発表した Zoom の「システム・オブ・アクション」のビジョンをもとに構築された ZoomMate は、リアルタイムの会話コンテキストを、エージェント型検索、ワークフロー実行、カスタムエージェント、AI コンテンツ生成と連携させます。

ZoomMate は、Zoom および連携するビジネス システムから情報を収集し、会話内容をもとに成果物の作成やワークフローの実行を支援します。これは、会話を完結した業務へとつなげる Zoom の「システム・オブ・アクション」のビジョンを体現するものです。

2026年3月に Zoom の最高製品責任者に就任した Russell Dicker は、次のように述べています。

「私が Zoom に惹かれた理由は、シンプルさです。仕事上の意思決定が行われるあらゆる会話を中心に据えている企業は、Zoom をおいて他にありません。ZoomMate は、このインサイトをもとに構築されています。ミーティングの前・中・後を通じて、ZoomMate は『決定されたこと』と『次に何をすべきか』を、仕事が行われるあらゆるシーンをつなぎます。」

Moor Insights & Strategy 社のバイスプレジデント兼主席アナリストである Melody Brue 氏は、次のように述べています。

「市場は単体の AI ツールから、組織全体の意思決定・データ・ワークフローを横断してつなぐソリューションへと移行しています。しかし多くの AI は依然として業務の周辺に留まり、意思決定を左右するリアルタイムのコンテキストへのアクセスが限定されています。ZoomMate が提供するのは、意思決定が生まれる会話の場に直接入り込んでいる点です。リアルタイムのビジネス コンテキストを把握することで、チームの実務に即した、より実践的な提案が可能となります。」

Zoom 内だけでなく、サードパーティ アプリを横断して検索できるエージェント型検索機能

ZoomMateの機能:検索・オーケストレーション・業務完結

ZoomMate は高度なエージェント型 AI 機能を搭載し、チームのインサイトから実行までを支援します。

エージェント型検索:すべての会話に社内ナレッジを

  • ZoomMate は、Zoom、ウェブ、サードパーティ システムをまたいで検索ができ、プロジェクト、アカウント、チケット、ポリシー、または業務上の質問に対して最も関連性の高い情報を見つけます。

  • ZoomMate は、ServiceNow、Salesforce、Workday などのデータソースに接続し、ユーザーが連携しているエンタープライズ システム全体をインデックス化します。これにより、顧客レコード、未解決の問題、サービス チケット、ナレッジ記事、プロジェクト更新情報、ファイルなど、さまざまなビジネス コンテンツから情報を引き出すことができます。

  • Zoom Meetings、Phone、Chat、および Google、Microsoft を含む他の連携コラボレーション プラットフォームからの関連情報を、ワークフローに直接統合します。ツールを切り替えることなく、必要な情報に常にアクセスしながら、作業に集中できます。

  • 検索結果は組織の連携ナレッジに基づき、エンタープライズのアクセス制御・権限・ガバナンスに準拠した設計になっています。

  • ドキュメントのみをインデックス化するエンタープライズ検索ツールとは異なり、ZoomMate はファイル、レコード、その背後にある会話をつなぎます。

オーケストレーション:チーム、アプリ、システムを横断したタスクの実行を調整

  • ZoomMate のエージェン トレイヤーは、AI ワークフローとインテリジェント エージェントを組み合わせ、エンタープライズ環境内で自律的に行動・学習・適応しながら、システム全体にわたるプロアクティブな調整と実行を実現します。

  • エージェントは進行中のプロジェクトの進捗を把握し、ミーティングの内容から次のステップを特定し、フォローアップを自動的に開始します。会話から完了まで、業務の継続性を維持します。

  • ミーティング、アプリ、システムを横断したリアルタイムのタスク実行を調整し、繰り返し発生するプロセスを再現可能なワークフローに変換します。

  • Google Calendar または Microsoft Outlook でイベントを登録し、適切なシステムにリクエストをルーティングします。

  • レコードの更新、フォローアップ タスクの作成、顧客宛てメッセージの下書きを行い、オンボーディングやサポート ワークフローを起動します。

  • 会話のコンテキストと実行をつなぐことで、引き継ぎ時の抜け漏れを防ぎます。

業務完結:ミーティングと社内情報を、完成した成果物に変換

  • ZoomMateは、ミーティングを完成した成果物に変換します。ミーティングでの会話と社内情報をもとに、プレゼンテーション、ドキュメント、スプレッドシート、レポート、プロジェクト計画を自動作成し、チームがディスカッションから迅速に実行へ移れるようにします。

  • Zoom AI  Productivity Suite を活用し、ZoomMate は意思決定の変化に合わせて計画・ドキュメントなどの成果物をリアルタイムで更新します。手動での同期は不要です。

  • プロンプトや手動入力が必要な AI ツールとは異なり、ZoomMate はミーティングの内容を理解し、そこから直接、プレゼンテーション・ドキュメント・スプレッドシート形式で生成します。

ルーティンワークを自動化し、生産性を高めるワークフローを構築


チームでの ZoomMate 活用方法

ZoomMate は既存のチームワークフローに統合され、初回のミーティングから最終成果物まで、一貫してリアルタイムに支援します。会話のコンテキストと企業内データを連携させることで、チームは繰り返しの管理業務を自動化し、より価値の高い業務の実行に集中できます。

  • ナレッジワーカー:ミーティング開始前に、ZoomMate に依頼して Google Docs から重要な情報を取得したり、未対応の Jira チケットを確認したり、最近の Slack のやり取りを表示したりできます。また、Google Calendar や Outlook でのスケジュール管理を ZoomMate が代行するので、メンバーごとの空き時間を個別に確認する手間が省けます。さらに、Google Drive や SharePoint などさまざまなドキュメントやデータソースからプロジェクトの更新情報を追跡・収集し、会話を唯一の情報基盤として活用できます。

  • 営業チーム:ZoomMate は、商談前に Salesforce からアカウントの詳細情報を取得し、終了後すぐに商談レコードを更新し、ミーティングの文字起こしをもとにフォローアップの提案書を作成します。アプリを切り替えることなく、すべての作業を完結できます。

  • プロダクト・エンジニアリングチーム:ZoomMate は、Google Docs からプロジェクトの背景情報を取得し、未対応の Jira チケットを特定し、コラボレーション ツールから関連する議論を抽出します。さらに、アクション アイテムを最新の意思決定を反映した構造化されたプランや進捗レポートにまとめます。

  • 人事・オペレーションチーム:ZoomMate は、連携されたナレッジベースから一般的なポリシーに関する質問に回答し、従業員のリクエストを適切なシステムに振り分けます。また、新入社員の入社日が確定次第、オンボーディング ワークフローを自動的に開始します。

Zoom Slides が、ミーティングの会話を成果物に変換

会話が現代の仕事を動かす基盤に

AI が職場のソフトウェア全体に浸透するなか、次の課題は単にコンテンツ生成やミーティング要約を行うことではなく、会話から生まれる業務を確実に実行へとつなげることです。Zoom は、意思決定や承認、次のステップが共有される会話こそが現代の業務における情報基盤だと考えています。

ZoomMate は、会話内容をエンタープライズ システムや AI エージェント実行と連携させることで、ツールをまたいでも文脈を維持しながら、チームが議論から実行へとシームレスに移行できるよう支援します。これは ライブ コラボレーションを完結した成果へとつなげる、Zoom の「システム・オブ・アクション」を体現するものです。

ZoomMate は現在、北米のオンラインおよび直接契約のお客様を対象に提供しており、AI クレジットを含め 1 ユーザーあたり月額 20 ドルからご利用いただけます。日本を含む EMEA・APAC などの地域および業界への展開は、今年後半を予定しています。

※ZoomMate は提供を開始していますが、段階的な展開のため、一部のユーザーはすぐにアクセスできない場合があります。

Zoom について

Zoom(NASDAQ:ZM)は、現代の働き方における「System of Action (会話を行動に変え、業務を自動で完結させるプラットフォーム)」として、ライブでのコラボレーションを具体的な成果へとつなげます。起業家からグローバル企業まで、幅広いお客様に選ばれており、Zoom AI によるアシスタント機能を搭載したミーティング、電話、コンタクトセンターなどを通じ、シームレスなコラボレーションとコミュニケーションを実現し、ビジネス成果の創出を支援しています。2011 年に創業した Zoom は、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置いています。詳細については zoom.com をご覧ください。

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Eric S. Yuan
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