2025年を最も象徴する予定は”万博”に!「TimeTree Schedule of the Year 2025」発表
「おでかけ」「映画」「アーティスト」「フード」「社会」「ネクストトレンド」の6部門で今年の“予定”トレンドを表彰

株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗)の社内研究所『TimeTree未来総合研究所』(https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute)は、「カレンダーの日」として知られる12月3日、国内累計3000万超のユーザーが「TimeTree」のカレンダーに登録したデータをもとに、2025年を象徴する“予定”トレンドを表彰するアワード「TimeTree Schedule of the Year 2025」を発表いたしました。
第1回となる今年は、「おでかけ部門」「映画部門」「アーティスト部門」「フード部門」「社会部門」「ネクストトレンド部門」の6部門を設け、各部門で5つのワードをノミネート。ノミネート対象の中から今年を最も象徴するワードとして「万博」を「Schedule of the Year」に選出しました。
【データ集計について】
◆対象データ
・2025年1月1日~10月31日に国内TimeTreeユーザーが作成した予定のタイトル
◆集計条件
・2025年(1月1日~10月31日まで)と2024年1年間を比較し、2025年の1日あたりの平均登録数が2024年の2倍以上ある予定タイトルを抽出
・部門に該当する予定タイトルを1日あたりの平均登録数の差が多い順に選出
・予定タイトルは名寄せをせず、登録されたままの名称で選出しています
◆データの取り扱いについて
・匿名性を保つために、統計的に処理したデータを使用して分析しています
【おでかけ部門】圧倒的予定数の「万博」をその他おでかけスポットが追従

おでかけ先のイベントや施設などの予定を対象とした「おでかけ部門」では、Schedule of the Yearにも輝いた「万博」が1位に。
「万博」を含む予定の登録数推移を日別で見ると、4月13日の開幕日以降来場者数は徐々に増え、音楽ライブや花火、ブルーインパルスの飛行など各種大型イベントのタイミングで大きな盛り上がりを見せていることがわかります。また、9月中旬頃からは閉幕前の駆け込み需要で予定登録が急増していました。

それ以外の予定では、Nintendo Switch 2の発売も話題になった任天堂に関連して、「ニンテンドーミュージアム」がランクインした他、7月28日にオープンしたばかりの「ちいかわパーク」、初の秋開催となった「淀川花火大会」、4月から半年に渡って開催された「デザインあ展」がランクイン。世界の文化や食、キャラクター・ゲーム・テレビ番組の世界観など、「非日常」が楽しめる予定が並ぶ結果となりました。
【映画部門】興行収入400億円を控えた「鬼滅の刃」が1位に。人気作の実写化も多数

2025年に公開された映画作品に関連した予定が対象となる「映画部門」では、7月18日に劇場版三部作の第一章を公開した「鬼滅(の刃)」が1位に。
日別の予定登録数推移を見ると、公開から数日の間に多くの予定が集中しておりました。特に公開初日には爆発的な伸びがあり、TimeTreeに登録された予定のおよそ90件に1件が「鬼滅」関連の予定だったことがわかりました。

2位以下には、邦画実写の興行収入歴代1位に輝いた「国宝」や、テレビアニメシリーズの続編を映画化した「チェンソーマン」、ゲーム「8番出口」やアニメ「リロ&スティッチ」の実写化作品などの話題作がランクインしました。
【アーティスト部門】次世代ガールズカルチャーの象徴、「ちゃんみな」が1位。2位以下には大型ツアー開催アーティストが続く

アーティスト名に関する予定が対象となる「アーティスト部門」では、「ちゃんみな」が1位にランクイン。ホール〜アリーナまで14公演を巡る全国ツアー「AREA OF DIAMOND 3」の発表が大きく影響したと考えられます。また、ガールズグループオーディション「No No Girls」などへの関与により、次世代ガールズカルチャーの象徴として「推し活」熱が高まり、ライブ・配信視聴・発売日の登録が一気に増えたと推測されます。

2位には1位の「ちゃんみな」と関連してオーディション番組「No No Girls」から誕生した「HANA」がランクイン。3位「ONE OK ROCK」と4位「平井大」、5位「timelesz」については、いずれも大型ツアーを発表しており、遠征の計画や複数公演管理のニーズが予定登録を押し上げたようです。
【フード部門】第二次ブーム到来のアサイーが1位。2位以下にはZ世代に人気の「食」が多数ランクイン

「食」に関する予定が対象となる「フード部門」では「アサイー」が1位に。約10年前にも一度ブームが来て、現在第二次ブームが訪れている「アサイー」。高い栄養価と美容効果からZ世代を中心に人気が高まり、今回ランクインする結果となりました。
「アサイー」を含む予定の日別登録数の推移を見ると、年始からじわじわと予定数が増加していき、セブンイレブンやスターバックスなどで「アサイー」関連の商品が発売されるタイミングで大きく予定登録が増えていたことが読み取れました。

その他予定としては、「麻辣湯」や「みそきん」、「もっちゅりん」など若い世代に人気の食に関するワードが多くランクイン。特に「もっちゅりん」に関しては販売期間が6月初旬からの1ヶ月あまりだったにも関わらず4位に入ったことから、瞬間的な人気の高さが伺えました。また、5位に「かき氷」がランクインした背景には今夏の猛暑の影響があったことが推察されます。
【社会部門】話題豊富なマイナンバーが1位に。数年に一度開催された全国的イベントが並ぶ

広く社会全体に影響を与えた出来事やトピックの予定が対象となる「社会部門」で1位に輝いたのは「マイナンバー」。本年はマイナンバー普及初期の2016年にカードを申請した方々が有効期限を迎え、マイナンバーカードの「2025年問題」として取り沙汰された他、12月には健康保険証がマイナ保険証に一本化されたり、スマホでのマイナ保険証利用が開始されるなど、マイナンバーカードに関する話題が多くありました。
「マイナンバー」を含む予定の登録数推移を日別で見ると、ゴールデンウィークに入る直前の4月28日やお盆休暇に入る前の8月12日、シルバーウィーク中日の9月22日に予定登録が集中しており、役所が休みに入る前に手続きを済ませようとした人が多かったことが読み取れます。

その他予定では「世界陸上」や「参議院選挙」、「国勢調査」など数年に一度しか行われないイベントに関連した予定の他、発売後の転売対策なども話題になった「switch2」がランクインしました。
【ネクストトレンド部門】スポーツから美容、ビジネスまで多様なジャンルが出揃う結果に

最後に、TimeTree未来総研がジャンルを限らず、次に来るトレンド予定をピックアップした「ネクストトレンド部門」では、「ピックルボール」「耳つぼ」「自然界隈」「aiセミナー」「地域クラブ」の5つを選出しました。
◆ピックルボール
アメリカで発祥したテニスとバトミントン、卓球を組み合わせたようなニュースポーツです。アメリカでの急激な人気上昇を背景に2025年には競技人口が前年約5倍の5万人に到達し、国内初のプロリーグ戦の開催や、専用屋内施設のオープンなども話題になりました。
◆耳つぼ
耳のつぼにチタンのボールが付いたシーツを貼り付けることで、おしゃれを楽しみながら美容・健康をサポートできる「耳つぼジュエリー」が流行したことで予定数が上昇。見た目の可愛さから若年層を中心に予定の登録が多くなっていました。
◆自然界隈
自然好きな人々の緩やかなつながりや、自然を楽しむ様子をSNSに投稿することを表したワードです。今回の表彰対象には入りませんでしたが、「自然界隈」の予定増加に伴って、都心近郊で自然を楽しめる「上高地」や「深大寺」「秋川渓谷」といった地名の予定数も増加が見られました。
◆aiセミナー
世の中全体での急激な「AI技術」の浸透に伴い、予定登録数が大きく伸びていました。プライベートの予定が多くノミネートした今回のアワードにおいて唯一ビジネスに関連したワードとして選出。ビジネスパーソンからの関心の高さが現れる結果となりました。
◆地域クラブ
学校部活動の一部を地域の団体が担い、休日の練習や大会運営を地域で支える仕組みです。2025年にはスポーツ庁・文化庁が活動要件や安全管理などを定めた「地域クラブ活動の認定制度」案を示し、市町村での制度整備と支援スキームづくりが本格化しています。
TimeTree未来総研所長 深川泰斗コメント
この度「Schedule of the Year」を初めて開催し、ユーザーの皆さまが日々登録している“予定”には、その年の空気感や生活者の関心が鮮明に刻まれていることをあらためて実感しました。
今年は、万博をはじめとした大型イベントの盛り上がりや、アサイー・耳つぼなどZ世代を中心とした軽やかなブーム、そしてマイナンバーや参院選といった社会的テーマまで、多様なトレンドが予定から読み取れました。また、ピックルボールや地域クラブといった新しい価値観や取り組みも台頭し、「次に来る兆し」を予定が確かに示していました。
TimeTree未来総研では、今後も膨大な予定データをもとに社会の変化を読み解き、未来を考えるための手がかりとして生活者のみなさまに還元してまいります。
TimeTree未来総研について
TimeTree未来総合研究所は、全世界の登録ユーザー数が7,000万人(※2025年11月時点)を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された140億超(※2025年10月時点)の予定データを統計的に分析するTimeTreeの社内研究所です。多様性に溢れ、先の読めない時代においても、みなさまが納得して未来を選べるきっかけをつくるために、予定データから見える世の中の動きや未来の兆しを発信しています。
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TimeTree未来総研Webサイト:https://timetreeapp.com/intl/ja/future-research-institute
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予定データを活用したTimeTreeの広告サービス:https://timetreeapp.com/intl/ja/ads
株式会社TimeTree 概要
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社名:株式会社TimeTree(英語表記:TimeTree, Inc.)
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設立:2014年9月1日
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代表者:深川泰斗(代表取締役社長)
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所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿六丁目18番1号 住友不動産新宿セントラルパークタワー18階
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事業内容:カレンダーシェアアプリ「TimeTree」の運営・開発
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