【10/12開催】イエメンセミナー: 紛争から8年「忘れられたイエメン」人々の声と暮らし
イエメン募金 クラウドファンディングに挑戦中(〜10/30)
■紛争から8年「忘れられたイエメン」人々の声と暮らし■
かつて「幸福のアラビア」と呼ばれ交易で繁栄したアラビア半島南西部の国イエメンは、現在「世界最悪の人道危機」にあります。その原因は、世界が注目しているロシアによるウクライナ侵攻の裏で2015年の紛争激化から8年間続く「忘れられた戦争」。停戦に向けた交渉が断続的に続く中で、戦闘から逃れ避難する人々、生計手段を失った人々の生活は困窮を極めています。国民約3,200万人の3分の2がなんらかの支援を必要とし、国内避難民は約450万人になっている状況です。
そのようなイエメンへ、日本国際ボランティアセンター(JVC)は昨年と今年、日本人職員を現地調査に派遣し試行プロジェクトを実施。今年から本格的な事業を開始することになりました。直接日本人が渡航した非常に限られた民間団体です。
本イベントでは、イエメン研究第一人者の佐藤寛さんとJVCでイエメン事業を担当する今中の「イエメン愛」溢れる二人が、イエメン紛争の背景や国際的な動き、なかなか入ることのできない現在のイエメンや周辺国で聞いた人々の声をお伝えし、紛争前後の人々の生活、活動地でのJVCの取り組みをお伝えします。
イエメンで起きていることについて知り、日本の私たちにできることは何かを考えたいと思います。
■イベントではこんなことをお話しします
・イエメン紛争の背景
・国際的な取り組みや地域的な協力の重要性
・8年に及ぶ紛争前後に人々はどんな生活を送っているのか
・イエメンの人々は、この状況に対してどんなことを思っているのか
・周辺国で生活するイエメンの人々の様子
・JVCが取り組む支援活動
・日本から私たちができること
■日時 2023年10月12日(木)20:00-21:30
■開催方法 オンライン Zoomウェビナー
■登壇者
・佐藤寛氏/開発社会学舎主宰
・今中航/日本国際ボランティアセンタースーダン事業現地代表・イエメン担当
■進行
・伊藤解子/日本国際ボランティアセンター事務局長
■参加費 無料(要申し込み/お申込み後に視聴方法のご案内をお送りします)
■イベントウェブサイト
■お申込方法 下記のイベントページ内申し込みリンクより、お申し込みください。
https://www.ngo-jvc.net/support/event/20231012_yemenevent.html
■登壇者プロフィール
・佐藤寛(さとう かん)
開発社会学舎主宰、国際開発学会理事、元ジェトロ・アジア経済研究所研究推進部上席主任調査研究員。イエメンのサナア大学で客員研究員や保健大臣アドバイザーを勤めるなど、30年以上の間イエメンに関する研究や調査に携わる日本のイエメン研究の第一人者。
・今中航(いまなか こう)
日本国際ボランティアセンタースーダン事業現地代表、イエメン事業担当
大学でアラビア語を専攻し、在学中にイエメンに留学。卒業後は途上国・新興国のインフラ支援に携わりたいとの思いで、メーカーにて発電プラント事業を担当。もっと現地の人々に寄り添いながら、可能性が広がることに尽力したいという思いが大きくなり、2018年JVCに入職。
・伊藤解子(いとうときこ)
日本国際ボランティアセンター事務局長
教育協力NGOで教育支援、国内外の緊急救援、教育協力分野の政策提言・調査研究業務に携わり、カンボジア、ラオス、パキスタン現地駐在。その後、二国間援助機関本部、コンサルタントとして日本のODAプロジェクト専門家、ODA事業評価に従事。 2018年よりJVC理事。 2020年7月より現職。
■イエメン募金のクラウドファンディング実施中です!
「世界最悪の人道危機下のイエメンで「子ども広場」をつくりたい!」
◆~10/30迄:クラウドファンディングに挑戦中◆
https://readyfor.jp/projects/jvc-2023yemen
今年度は、国内避難民の方々の身分証明証や出生登録書取得支援。子どもたちがお絵かきやゲーム、人形劇などの活動を通して「子どもでいられる場所」を提供する「子ども広場」の活動を実施します。
是非、応援してください!
■JVCについて
1980年に設立された国際協力NGOです。
現在は世界6カ国で地域開発・人道支援/平和構築・提言活動などを行っています。
現地の人々を直接サポートするだけでなく、問題の「根本原因」にアプローチすることを大切に活動を続けています。
https://www.ngo-jvc.net
■問い合わせ先
NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)
E-mail:info@ngo-jvc.net
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