加古川市役所に光のサインで来庁者の円滑な移動を支援する「てらすガイド」を納入　～市民サービスの向上・スマートシティ構想施策にも貢献～

西菱電機株式会社

2024年3月29日 10時00分

　西菱電機株式会社（本社事務所：大阪市、代表取締役社長：西井希伊、以下西菱電機）は、視認性の高い光のサインを床面に表示し、直感的でわかりやすい案内で来庁者の円滑な移動を支援する「てらすガイド」を兵庫県加古川市役所に納入しました。

　加古川市は、「誰もが豊かさを享受でき、幸せを実感できるまち加古川」の実現に向け、スマートシティ構想を策定し、AI を搭載した見守りカメラ、見守りサービスや全国初となる市民参加型合意形成プラットフォームの導入など、ICT を活用した市民サービスの向上はもとより、職員の働き方改革や業務効率向上に資するデジタル化を積極的に推進されています。

　このたびの納入は、同市職員の柔軟な発想で、市民サービス向上を目的とした新たな施策を市長に提案する「職員提案制度」において、庁舎の案内表示の改善に関する施策が2022 年の優秀賞を受賞し、その施策の一部として採用いただいたものです。市庁舎内の案内・サインを改善し、行きたい窓口をわかりやすく、来庁してから手続き完了までをスムーズに、ストレスのない窓口環境を実現したいとの想いにより採用されました。現在は、市役所本館と新館とをつなぐ連絡通路に設置され、親しみやすく視認性の高い光のアニメーション表示が市民の皆さまを目的とされる窓口へと誘導しています。

　また、「てらすガイド」は、コンセント一つで容易に設置できるほか、簡単操作で表示コンテンツの入れ替えが可能です。案内ポスターや床面ステッカーなどとは異なり、制作や貼り替えに係る手間やコスト、耐久性への心配も不要となるなど、同市のスマートシティ構想が推進する、最新技術による徹底した業務効率化、生産性の向上に加え、同市が推進する職員の働き方改革にも貢献しています。

　西菱電機は、安全・安心・快適で持続可能な未来のために、付加価値の高い製品・サービスの開発・提供を通してDX に貢献するとともに、今後も様々な自治体様が直面する社会課題にICT ソリューションでお応えしてまいります。

■「てらすガイド」の特長

　視認性の高い光のアニメーションを用いたサインを床面に表示し、直感的でわかりやすい案内や注意喚起を行う

　ことで、多様な施設利用者の円滑な移動を支援します。

（１）案内業務を効率化

　　　高齢者・車いす利用者・外国籍の方など、状況に適した表示の切り替えができ施設管理者の業務効率化に貢

　　　献します。

　　　案内表示板や床面ステッカー等の作成や貼り替え作業を削減します。

（２）コンセントだけの簡単設置

　　　コンセントさえあれば設置可能。デジタルサイネージなどのように固定不要で、状況に応じて移動も簡単に

　　　行えます。

（３）表示内容は自由に編集