FastLabel、SBIデジタルハブ提供の「API Hub」上で人物の顔を自動マスキングするAPIを公開
提供API内容:人物の顔を自動マスキングするAPI
公開リンク:https://api.sbi-digitalhub.co.jp
人物の顔マスキングAPI公開の背景
近年、クラウドカメラやドライブレコーダーの普及が進み、現場の安全監視や店舗の万引き防止、交通事故などにおける情報の記録や管理を目的として手軽に導入できるようになってきました。記録した写真や映像データは事故や障害発生時の事実確認として役に立つだけでなく、AIに学習させる教師データとしても活用することができ、建設現場や道路状況、風景などのデータ蓄積及び活用のニーズが高まっています。他方、撮影されるデータには人の顔や車のナンバープレートなどの個人情報が多く含まれ、個人情報保護法改正や、昨今のAI倫理順守に対する取り組みの活発化を踏まえると、個人情報を適切にマスキングし、取り除くことが必要不可欠です。
兼ねてより、当社はAI機械学習用途におけるデータの質及び権利強化の取り組みを進めてまいりました。今般、当社が保有する「顔認識AIモデル」に対して、「権利クリアかつ高品質な人物顔画像」を学習させることにより、「人物の顔を自動マスキングするAIモデル」を開発、API公開いたしました。本APIを活用することで、画像内の顔を自動的に検出及びマスキングすることができ、従来発生していた「人物の顔の映り込みの確認」及び「人物の顔領域の編集」といったマニュアル作業を効率化することが可能になります。
人物の顔マスキング イメージ
「API Hub」について
「API Hub」はSBIデジタルハブが2024年1月29日より提供を開始したサービスで、APIを活用したい利用者と各種APIを公開しているAPI提供事業者を繋ぐマッチングプラットフォームです。
Web上に掲載されている多種多様なAPIの中から、検索ボックスやランキング等で利用者のニーズに合ったAPIを簡単に探すことができます。これにより、API利用者は、自社サービスのシステム構築に必要なAPIをより迅速に購入し、効率的に付加価値の高いサービスを顧客に提供することができるようになります。
一方、API提供事業者も、多くの利用者へAPIを提供することができるようになり、かつ、販売・マーケティングに要していた時間やコストを大幅に削減することが可能となります。
FastLabel株式会社について
当社は、“AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へ”をパーパスに掲げ、2020年1月の創業以来、教師データ作成代行やアノテーションツールの提供を主力事業として展開してきました。2023年5月には、データ生成、データ選別、自動アノテーション、モデル管理、モデル学習、モデル評価、デプロイ、モニタリング、パフォーマンス監視を一気通貫で実行することができるSaaS型のシステムへと機能拡張。同6月より、AI開発を包括的に支援するAIソリューションとして「AI Process as a Service(AIPaaS)」を提供しています。
社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役CEO 上田 英介
事業内容:AI開発を包括的に支援する「AIPaaS」の提供(AIデータプラットフォーム、アノテーションサービス)
設立:2020年1月23日
本社所在地:東京都品川区北品川5-5-27 201号
会社URL:https://fastlabel.ai/
本プレスリリースに関するお問い合わせ
FastLabel株式会社 広報担当
メール:info@fastlabel.ai
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