LNG燃料ケープサイズバルカー5隻の新規整備を決定
~2030年までに「LNG/メタノール外航船90隻」を着実に推進~
5隻の内、2隻は日本シップヤード株式会社(社長:前田明徳、本社:東京都千代田区)が受注し今治造船株式会社(社長:檜垣幸人、本社:愛媛県今治市)の建造、3隻は中国船舶集団青島北海造船有限公司(CSSC Qingdao Beihai Shipbuilding Co., Ltd.、董事長:Wen YongSheng、本社:中国、青島)の建造となります。2026年より2027年にかけて順次竣工する予定です。当社のLNG燃料ケープサイズバルカーは、過去に整備を決定した8隻を含め計13隻となります。今年3月より、内1隻の運航を開始しており、本船へのLNG燃料の供給を実施しました。
LNGは従来の船舶燃料油に比べて、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)については約25%、硫黄酸化物(SOx)については100%、窒素酸化物(NOx)については約85%の排出削減を見込め、また船舶燃料としても使用されている実績があります。
当社グループは、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」 https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/ にて2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に掲げています。LNG燃料船については、自動車船・ばら積み船・タンカー・フェリー・タグボート等で船隊拡充を進めています。足元から出来る取組みとしてのLNG燃料船の導入をさらに拡大し、GHG総排出量削減に向けて加速していきます。
以下関連プレスリリース・HPをご参照ください。
*1 2023年11月14日付「LNG燃料パナマックス型石炭専用船「苓明れいめい」の運航を開始しました」 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23143.html
*2 2023年7月12日付「LNG燃料タグボート「いしん」が100回目のLNGバンカリングを実施」 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23089.html
*3 2023年1月16日付「日本初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」が就航 ~ 環境負荷低減とモーダルシフトの実現、カジュアルクルーズを提供~」 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23004.html
2023年4月17日付「商船三井グループLNG燃料フェリー2番船「さんふらわあ むらさき」が就航 ~フェリー新会社で25年までに4隻を運航予定、LNG燃料船の拡大を着実に推進~」 https://www.mol.co.jp/pr/2023/23052.html
*4 いせ みらい | 株式会社商船三井内航 https://www.mol-naikou.co.jp/ships/isemirai/
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