エムズコーポレーション、積卸予定の可視化により平均滞留時間を18%削減、毎日1時間かかっていたデータ集計時間も不要に

~トラックの仕様と荷物内容を事前把握し、効率の良い積卸を実現~

ハコベル株式会社

 ハコベル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:狭間 健志、以下:ハコベル)は、株式会社 エムズコーポレーション(本社:栃木県宇都宮市、代表者:清水 実、以下:エムズコーポレーション)の新富士倉庫における「トラック簿」の導入事例記事を公開しました。

■「トラック簿」導入の経緯

 もともとはドライバーが到着すると紙による受付を行ってもらい、呼び出しまで車で待機してもらう流れでした。この流れだと、接車するまで車の仕様や積卸荷物の内容がわかりません。高床バースのため、車がローラー車かどうかによって、最大接車台数や接車してもらうべきバースの場所が変わってきますが、アナログの呼び出しでは効率的な積卸はできませんでした。加えて、時々、呼び出し順序の間違いや呼び出し漏れも発生していました。

 さらに、新富士倉庫が入居している施設では駐車場が少なく、受付車両が集中した時は、車両誘導を行うこともありました。

 他方、手書きの受付簿をExcelに転記する作業が発生しており、毎日1時間ほどの転記・集計の作業が発生していました。

 このような状況を受けて独自システムの構築も検討しましたが、開発費用が高額になる点、運用開始後の修正で都度費用が発生してしまう点もあり、開発に踏み切れずにいました。物流系の展示会で「トラック簿」の詳しい説明を受け、必要十分な機能が揃っており、導入費用も低く抑えられることから、導入を決定しました。

■「トラック簿」導入の成果

 受付したトラックのスペックや積み荷、待機台数などの状況が一目でわかるため、効率的な呼び出し・積卸が実現できるようになりました。限られたスペースで荷捌きの準備などができるようになり、平均33分だったトラックの滞留時間は27分まで短縮されました。呼び出し漏れもなくなりました。

 受付トラックの集中は、「スマホ受付」機能の導入で施設外での受付が可能となり、ドライバーの方の受付入場の手間や施設内混雑は解消されました。また、毎日1時間発生していた実績のExcel転記・集計作業も不要になりました。

■今後の展望

 受付後の効率化は最大限行われているため、今後は「予約機能」を活用した着車時間の分散化を検討しています。引き続き「トラック簿」によって、効率化のご支援を進めてまいります。

導入成果、事例記事の全文はこちら

https://www.hacobell.com/case_studies/5bypcqzq5f

■ハコベル「トラック簿」について

 トラック予約/受付システム「トラック簿」は、3年連続成長率No.1のバース管理SaaSプロダクトです。施設に到着したトラックドライバー様の受付業務や呼出業務をデジタル化する「受付機能」や、バースへの接車時間を予約することで荷待ち時間を短縮する「予約機能」を持ち、施設で発生した荷待ち荷役等時間の実績把握・可視化も容易になります。

 導入しやすい契約形態や柔軟なプランに加え、優れたコストパフォーマンスにより、荷待ち荷役等時間の把握・短縮やDXに取り組む企業様で導入されています。各拠点ごとの特性に柔軟に合わせられる汎用性と機能性を持ちながら、直感的に操作できる使いやすさを実現し、発着拠点の現場担当者様・トラックドライバー様に負担が少ない状態で荷待ち荷役等時間の把握・短縮に取り組めます。

https://www.hacobell.com/truckbook

■ ハコベル株式会社について

 ハコベル事業は「物流の『次』を発明する」をミッションに、印刷のプラットフォームを展開するラクスル株式会社の新規事業として2015年に開始いたしました。2022年8月に分社化、セイノーホールディングスの出資をうけ、セイノーホールディングス・ラクスルのジョイントベンチャーとして新たなスタートを切りました。2023~24年には山九・福山通運・日本ロジテム・日本郵政キャピタルにも資本参画いただき、2025年には環境エネルギー投資、SOMPO Growth Partners、JA三井リースからもご出資いただいております。

[ハコベルのサービス概要]

・運送手配マッチングサービス

 ラストワンマイル・地場・幹線輸送においてテクノロジーを活用して荷主とドライバーを直接マッチングさせることで、高品質かつ低価格な配送の仕組みを提供しております

・物流DXサービス

 荷主様向けに、荷待ち荷役時間の把握・短縮を実現するトラック/予約受付システム「トラック簿」、貸切手配時の書面交付をデジタル化することで業務効率化や法対応を実現する「ハコベル配車管理」、輸送モードやチャータールートの最適計算をAIアルゴリズムで算出することで効率化や属人化解消を実現する「ハコベル配車計画」を提供しております

DXサービス全体像

[企業情報]

商号:ハコベル株式会社

代表取締役社長CEO: 狭間 健志

設立:2022年8月1日

所在地:東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F

事業内容:運送手配マッチングサービス、物流DXサービスを展開する物流プラットフォーム事業

URL: https://corp.hacobell.com/

サービスサイト:https://www.hacobell.com/

【本件に関するお問い合わせ】

ハコベル株式会社  

TEL:03-6625-5214 Mail:pr@hacobell.co.jp

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会社概要

ハコベル株式会社

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URL
https://corp.hacobell.com/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都中央区八丁堀2-14-1  住友不動産八重洲通ビル1・3F
電話番号
03-6625-5214
代表者名
狭間 健志
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年08月