朝倉市の公営住宅で、年末恒例の「餅つき」を開催
12月15日(日)10時から杷木団地にて2017年九州北部豪雨で失われた地域コミュニティの再生が進行中
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下「グリーンコープ」)に所属するグリーンコープ生活協同組合ふくおか(以下、「グリーンコープ生協ふくおか」)は福岡県朝倉市の杷木団地にて、12月15日(日)10時から年末恒例の「餅つき」を、団地自治会と共同で実施します。
杷木団地は、2017年7月の九州北部豪雨で自宅を失った市民が暮らす災害公営住宅として、2019年に生まれました。現在では被災者ではない世帯も含めて約30~40世帯が暮らしています。「餅つき」は、そのような背景をもつ多様な住民が暮らす団地で、新たなコミュニティづくりを目的に、2019年に始まりました。
杷木団地の入居者の多くが65歳以上、ひとり暮らし世帯の割合も半数近くに達しています。豪雨から7年余りが過ぎましたが、孤立しがちな高齢者を地域で支えるためにもコミュニティづくりの必要性は決して失われていません。毎回、70名近い住民が集まる年末恒例の地域の行事として定着しています。
当日は「餅つき」のほか、豚汁も振る舞われます。豚汁は、グリーンコープ生協ふくおかの久留米南町店から届けます。なお「餅つき」に必要な費用は、グリーンコープに寄せられた組合員からのカンパ金で賄われています。
開催概要
日時:2024年12月15日(日) 10:00〜
場所:杷木団地(福岡県朝倉市杷木林田330-1)
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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