ジョリーグッド、病院経営改善DXサービスを提供開始!治療説明をVR体験で提供、患者の不安軽減と病院黒字化を支援
〜 病院スタッフの説明業務をDX!訴訟リスクも軽減 〜
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、医療支援VRプラットフォーム「JOLLYGOOD+」にて、日本全国の病院経営者を対象に、病院業務で業務割合の約7割を占める「説明業務」をこれまで培った医療VRテクノロジーで自動化し病院の黒字化を支援する病院経営改善DXサービス「治療体験VR」(以下、本サービス)を提供開始いたします。
◎病院の説明業務の課題
年々高齢化する患者に対し、これまでの説明業務は、医師や医療スタッフが口頭で難しい専門用語と紙文書を使って患者一人一人に医師や看護師が説明を行ってきました。そこには病院経営の非効率化につながる下記のような課題があります。
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医師や医療スタッフが同じ説明を毎日数十回、人が行っている(業務時間の約7割)。
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紙文書と未知の専門用語による口頭説明でイメージができない(患者が理解できていない)。
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説明2D動画やAIドクターでは「ながら見」「流し見」されてしまうリスクがある。
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医療過誤や合併症が起こった際、説明不十分や説明義務違反などの訴訟リスクにつながる。
■JOLLYGOOD+ 病院経営改善DX「治療説明VR」
本サービスは、病院スタッフのデイリー業務の約7割を占めると言われる、紙文書と口頭による患者さんへの治療説明をVR体験化し、当事者目線のVRで治療の流れやリスクなどを体感してもらうことで、未知の治療に対する不安を軽減します。日々高齢化する患者の方々への治療説明を、文章ではなく「体験化」することで治療の理解やイメージを促進し、ご家族への共有をDXで円滑にすることで、病院の信頼向上と来院患者の増加、病院黒字化への貢献を実現します。また、これらの治療リスクや合併症の説明が不十分だったために起こる医療訴訟へのリスクを低減します。
<治療体験VRコンテンツの例>
・術前準備
・治療前〜治療中〜術後の流れ
・入院、退院の流れ
※当事者目線の体験はタブレットによる体験も可能。
<3つの効果・メリット>
① 患者の満足度向上・病院価値の向上
患者目線での治療体験VRによって不安が軽減され、病院の信頼向上と共に来院患者の増加を実現します。またスマートフォン等で患者家族に共有することで、固定客化を実現します。
② 訴訟リスク対策にも有効
VR体験により「流し見」や「ながら見」を防ぎ、理解不足や説明漏れを防ぎます。
③ 説明業務の効率改善
医師や看護師による説明業務を大幅削減し、その分、患者さまの治療に集中することができます。
■【病気や治療説明】医師が思っているほど患者には伝わっていない
現在、日本の病院の約70%が赤字経営しており、病院の経営者は様々な経営リスクを考慮しながら、経営の安定化に努めなければいけません。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社と京都大学大学院が行った調査によると、医師が患者へ伝える病気や治療方法などの説明について、医師の約5割が「病気や治療の情報をしっかりと提供している」と回答している一方で、患者側は「約7割が情報をしっかりと提供されていない」と回答していることが分かりました。
患者は医師や看護師による治療説明を理解し切れていないまま治療を受けていることが多く、万が一医療過誤・医療事故が起きた際に病院側のリスクが甚大であると言えます。
(出典:医師と患者のコミュニケーションに関する調査(https://research.nttcoms.com/database/data/002097/))
■医療法人社団 勲章会「原泌尿器科病院」副院長 井上貴昭 氏 コメント
従来のインフォームドコンセント(十分な情報を得た上での医師と患者との治療に関する合意)は、医師による言葉での説明だけで患者に非直観的で非常にわかりにくく、医師・看護師が持つコミュニケーション技術に依存してしまう、と言う課題点がありました。
今回、ジョリーグッドが提供開始したDXサービスにより、VR映像によってリアルに視覚に訴え、さらにそれをわかりやすい言葉で言い換えることが可能となり、説明の標準化につながると共に患者の理解を効果的に促進することが期待できます。
医療法人社団 勲章会「原泌尿器科病院」
原泌尿器科病院は、泌尿器科の専門病院としての長い実績で患者さんを「笑顔」にしてきました。泌尿器疾患および慢性腎不全に対する血液透析に関する治療において最先端の治療を行っています。
公式サイト:https://harahospital.jp/index.html
■医療支援VRプラットフォーム「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」
「JOLLYGOOD+」は、600本以上の医療現場のVRを体験できる世界唯一の医療支援VRプラットフォームです。実写360度でリアルな医療現場を医師や看護師に憑依したかのような当事者視点で体験できます。医療機関や教育機関は医療VRを導入することで、これまで人が行っていた臨床実習や安全教育、治療体験、疾患体験、製品説明などをDX化し、教育や説明の高速化や自動化を実現します。また病院の経営においても、医療人材の採用や医療機関のブランディング、不安軽減による来院患者増などによる病院黒字化にも貢献しています。
公式サイト:https://jollygoodplus.com/about/
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、米国やアジアを中心に、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。これまで日本では250以上の医療・福祉機関への導入実績があり、米国ではハーバード大学やボストン大学、タイではマヒドン大学と共同開発事業を手掛けています。
「ひらけ、医療。」プロジェクト(https://jollygood.co.jp/hirake-iryou)
「ひらけ、医療。」は、誰もが医療に参加することで、あらゆる場所に医療がある未来の創出を目指していくプロジェクトで、ジョリーグッドが2023年11月に立ち上げました。日本の医療は高齢化による医療ニーズの増加や人材不足といった課題を抱えており、あらゆる生活者が医療に参加しやすい環境構築が必要とされています。
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