HPE、2024年度第1四半期の業績を発表
予想を上回る収益性を達成し、経常収益を拡大し続け長期戦略を推進
[米国テキサス州ヒューストン – 2024年2月29日]
HPEは本日、2024年度第1四半期の業績を発表しました。
HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は次のように述べています。
「HPEは、市場の逆風に直面しながらも、収益性が予想を上回り、経常収益が前年同期比で過去最高に近い伸びを達成したことで、当社の戦略の妥当性を実証しました。今期は混戦模様でしたが、お客様を中心に据えたイノベーションに注力し、規律正しい業務の遂行を徹底することで、AIに加え、エッジおよびハイブリッドクラウドにおける極めて有望な市場機会を捉え、株主の皆様に還元していくことができると確信しています」
HPEのEVP兼CFOであるマリー・マイヤーズ(Marie Myers)は次のように述べています。
「HPEは第1四半期、ネットワーキング市場の軟化やGPU案件のタイミングというチャレンジはありましたが、ARRおよび売上総利益率が好調でした。当社事業の基盤は強固であり、適時適切にコントロールしております。残りの会計年度で強力な株主還元を実現できると前向きに考えています」
2024年度第1四半期(2023年11月~2024年1月)業績要約
・売上高:68億ドル、前年同期比14%減、為替調整後(*1)14%減
・Annualized revenue run-rate(ARR)(*2):14億ドル、前年同期比42%増、為替調整後41%増(*1)
・売上総利益率:
- GAAP(米国会計基準)ベースでは36.4%、前年同期比で240ベーシスポイント増、前四半期比160ベーシスポイント増
- 非GAAPベース(*1)では36.2%、前年同期比200ベーシスポイント増、前四半期比140ベーシスポイント増
・潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益(EPS):
- GAAPベースでは0.29ドル、予想範囲0.24~0.32ドルの中間値を上回る。前年同期比24%減、前四半期比41%減
- 非GAAPベースでは0.48ドル、予想範囲0.42~0.50ドルの上値近くに達する。前年同期比24%減、前四半期比8%減
・ 営業活動によるキャッシュフロー:6,400万ドル、前年同期比8億9,300万ドル増
・フリーキャッシュフロー(*1,3):マイナス4億8,200万ドル、前年同期比8億4,400万ドル増
・株主への資本還元:配当金および自己株式の取得により1億7,200万ドルを還元
注記
*1 為替変動による影響を除きます。HPEの非GAAP財務情報の使用に関する説明は、原文の「Use of non-GAAP financial information」をご覧ください。
*2 Annualized Revenue Run-Rate (ARR) は、Consumption Services(CS)の成長を評価するために使用される財務指標です。ARRは、HPE GreenLake edge-to-cloudプラットフォームサービスの純収益、関連する金融サービスの収益(オペレーティングリースからのレンタル収益とキャピタルリースからの利子収入を含む) 、Software as a Service、ソフトウェア消費の収益、およびその他のas a Service の提供の年間収益を四半期ごとに認識し、4を掛けたものです。HPEは、ARRをパフォーマンスメトリックとして使用します。ARRは純収益から独立して見るべきであり、それと組み合わせることを意図していません。
*3 フリーキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローから純資本支出(有形固定資産 (以下 PP&E)への投資費用からPP&Eの売却収入額を差し引いた額)を差し引いた額、および現金、現金同等物ならびに現金制限に対する為替変動の影響を除いた営業活動によるキャッシュフローを表します。
連結損益計算書の要約を含む本発表資料の原文:
※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2024年2月29日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文(全文)はこちらをご参照ください。
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。
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