「入塾前の体験授業参加」は定番化も、約6割が1校で即決の罠。後悔1位は「比較不足」【保護者調査】

株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「入塾前の体験授業参加」について調査しましたので概要をお知らせいたします。
「塾選びは、何を基準に決めればいいのだろう」そんな悩みを抱える保護者は少なくありません。
塾選びでは、口コミや評判、料金など事前に確認したいポイントが数多くあります。一方で、子どもがその塾に合うかどうかは、口コミなどの情報だけでは見えにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
塾選ジャーナルが塾に通っている小中学生の保護者へ実施した調査では、塾を決める前に「体験授業」へ参加した家庭は約7割。多くの家庭が口コミなどの情報で候補を絞り、最終的には体験授業を通じて「子どもとの相性」を確認して決めていることが分かりました。一方で、「もっと比較すればよかった」と後悔する声も出ています。
体験授業で見るべきポイントや口コミの活用、後悔ポイントまで、先輩保護者の経験から納得できる塾選びのヒントを探ります。
詳細はこちらをご覧ください。
塾の体験授業は約7割が参加!平均参加校数は1.6校
塾選びでは、料金や通いやすさ、口コミ、合格実績など、確認したいポイントがいくつもあります。ただし、最終的に大切なのは、子ども本人がその塾で無理なく学び続けられるかどうか-その判断に役立つのが、入塾前の体験授業です。
体験授業は小中学生ともに約7割が参加

塾選ジャーナルが小中学生の保護者へ調査をしたところ、塾を決める前に「体験授業」へ参加した割合は小中学生ともに7割を超えました。多くの家庭が、口コミや公式サイト、資料といった情報だけで入塾を決めるのではなく、実際の授業や教室の雰囲気を確認したうえで判断していることが分かります。
体験授業の参加校数は平均約1.6校

体験授業に参加した家庭に、何校参加したかを聞いたところ、最も多かったのは「1校」で小中学生ともに6割弱。一方、2校以上参加する家庭も約4割で、平均校数は小学生1.56校、中学生1.65校でした。
体験授業で見るべきポイントは?最多は「子どもとの相性」だが学年で違いもある

体験授業で特に重視したポイントを聞いたところ、最も多かったのは小中学生ともに「子どもとの相性」で約7割を占めました。小学生では次いで「教室の雰囲気(49.3%)」、「授業の分かりやすさ(44.0%)」、中学生では「授業の分かりやすさ(58.8%)」「講師の教え方(57.6%)」と続きます。
特に小学生は教室の雰囲気や安心感、中学生は授業の分かりやすさや講師の教え方を重視する傾向があり、学年によって確認したいポイントにも違いが見られました。
子どもの学年や通塾目的によって、体験授業で重視したいポイントも変わるといえます。
塾選びで後悔した家庭の声-最多は「もっと比較すればよかった」
塾選びに後悔している家庭は約2割

塾選びに後悔があるかを聞いたところ、17.1%が「後悔していることがある」と回答しました。一定数の保護者が「もっとこうすればよかった」と感じていることが分かります。
塾選びで後悔した人の約半数が「比較不足」を実感

後悔内容として最も多かったのは、「もっと多くの塾を比較すればよかった」(48.7%)でした。
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「ほぼ立地で決めた塾だが、他の塾も体験してみて決めればよかった。」(神奈川県 / 小4保護者)
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「体験はできるだけ色々したほうがいい。すぐに入会すれば安くなると言われても他も見たらよかった。」(大阪府 / 中3保護者)
こうした声からは、選んだ塾そのものへの不満というより、「もっと他の選択肢も見ておけばよかった」という比較不足への後悔が見えてきます。
塾の口コミはどう活用する?体験授業に行く塾を選ぶ情報源の役割
体験授業が大切とはいえ、すべての塾を体験するのは現実的ではありません。そこで役立つのが、口コミや公式サイト、チラシなどの情報です。今回の調査からは、口コミは“入塾の決め手”というよりも、体験授業に進む塾を絞り込むための判断材料として活用されている様子が見えてきました。
塾選びのスタートは「口コミ・評判の収集」が最多

塾選びを始める際、最も多かったのは「口コミ・評判を収集した(24.1%)」でした。次いで、「近所の塾の場所を確認したり、チラシやパンフレットを集めたりした(21.1%)」、「塾の公式サイトで情報収集した(18.0%)」が続いています。
口コミで見られているのは「料金・雰囲気・講師」

※複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。
口コミを見る際、保護者は何をチェックしているのでしょうか。
小学生と中学生では見るポイントに違いも見られました。
小学生-「教室の雰囲気や学習環境」(51.4%)が高く、“安心して通える環境か”を重視する傾向が見られます。
中学生-「料金体系の分かりやすさや総額」(45.5%)、次いで「講師の質や人柄、教え方」(43.0%)、「成績向上や合格実績などの効果」(35.5%)がやや高く、受験を見据えて“成果につながるか”を意識していることがうかがえます。
また、「悪い口コミ・ネガティブな評判」を確認する保護者も約18%いました。良い評価だけでなく、「どんな不満があるのか」を見極めようとする保護者も一定数いるようです。
口コミはあくまで「他の家庭のモノサシ」-体験授業では「わが子の感じ方」を見る
口コミについての保護者の声を見ると、「ホームページや資料では分からない情報を知ることができた」という声がある一方で、「実際に行ってみないと分からない」という意見も見られました。
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「保護者の実際の意見があるので、ホームページや塾の説明ではわからないことが色々と知れた。」(京都府 / 小5保護者)
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「講師に対するネガティブなコメントが数件見られたが、実際に会ってみてそういう印象はなかった。」(千葉県 / 小6保護者)
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「色々な意見がありすぎて、どれを信じていいか分からないので、直接見学したほうが早いと思った。」(栃木県 / 小2保護者)
口コミでは、教室の雰囲気や料金感、講師の評判などを事前に把握しやすくなります。一方で、口コミだけで「わが子に合う塾かどうか」まで判断するのは難しいという保護者の実感も見えます。
こうした声からは、口コミは「他の家庭のモノサシ」として塾の特徴を知る手がかりになり、体験授業は「わが子のモノサシ」で実際の授業や教室を見たときの感じ方を確認するという役割分担があることが見えてきます。
まとめ:塾選びは「口コミで候補を絞り、体験授業で複数比較」が納得への近道
今回の調査では、塾を決める前に「体験授業」へ参加した家庭が小中学生ともに7割を超えました。体験授業で重視されたのは「子どもとの相性」が最多で、入塾するかの最終判断でも「体験授業後の子どもの反応や感想」が重視されています。
一方、塾選びに後悔がある保護者からは、「もっと多くの塾を比較すればよかった」「他の塾も体験してみればよかった」という声もあがっています。
保護者の声から、納得感のある塾選びの近道として、口コミなどの情報を参考に候補を絞り、体験授業に複数参加して比較するという流れが見えてきました。
口コミなどの情報だけで比較するのではなく、体験授業でも比べてみることで、子どもに合う塾を見極めやすくなるでしょう。
詳細はこちらをご覧ください。
アンケート調査概要
調査対象:現在塾に通っている小中学生の子どもを持つ保護者(有効回答数228名)
調査時期:2026年4月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「小中学生の塾選び」に関する実態調査
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は、出典「塾選ジャーナル調べ:『小中学生の塾選び』に関する実態調査」と明記し、『塾選ジャーナル』の記事(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/56650/)へのリンク設置をお願いします。
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