夏のSF特集号!『紙魚の手帖』vol.18が8月16日に刊行
第15回創元SF短編賞受賞作ならびに選評、彩瀬まる、赤野工作、飛浩隆、松崎有理ら豪華執筆陣による短編小説など盛りだくさんでお届けします。
東京創元社の総合文芸誌『紙魚の手帖』。8月刊行のvol.18は今年もSF特集をお届けします!
2018年から2022年まで単行本で刊行していた書き下ろしアンソロジーシリーズ《Genesis》は、昨年2023年から『紙魚の手帖』に合流しました。
2年目の今年も、第15回創元SF短編賞受賞作・選評をはじめ、読み切り短編、対談、解説記事など充実のラインナップです。
目次
【受賞作決定!】
第15回創元SF短編賞 選評 飛浩隆・宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)
【第15回創元SF短編賞受賞作】
喪われた感情のしずく 稲田一声
●人工感情調合のカリスマ、セクワ・ジュン。天才が世に問うた新作には、驚くべき秘密が隠されていた。第15回創元SF短編賞受賞作
【新連載】
道の花 彩瀬まる
●傷口からは、小さな双葉がのぞいていた
【小説】
これを呪いと呼ぶのなら 赤野工作
●遊ぶと呪われると噂のゲームがある
狼を装う 阿部登龍
●創元SF短編賞受賞後第一作
ほいち 斧田小夜
●意識を持った自動車と謎の”声”の話
WET GALA 飛浩隆
●2024年から60年にわたるロボット未来史
アルカディアまで何マイル 松崎有理
●少年はガチョウ兵と楽園を目指す
ときときチャンネル#8 【ない天気作ってみた】 宮澤伊織
●動画配信者SFシリーズ
子どもたちの叫ぶ声 レイチェル・K・ジョーンズ 佐田千織訳
●その日、教室に銃声が響いた
【創立70周年記念企画】
エッセイ 「わたしと東京創元社」
大森望/高山羽根子/田中芳樹/酉島伝法/宮内悠介/マーサ・ウェルズ
【対談】
創元SF文庫になった頃 代島正樹 小浜徹也
【解説記事】
人間的な、あまりに人間的な 二〇二三年ヒューゴー賞騒動 古沢嘉通
【ESSAY】
翻訳のはなし第16回 ホーガン翻訳裏話 内田昌之
【COLUMN】
ごほうびごはん*メキシカン・チキンのワカモーレ添え 久永実木彦
行かない旅の栞*十年経っても見つからない 新馬場新
読書日記 篠原悠希
【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道
翻訳SF 鯨井久志
【特別企画】
第24回本格ミステリ大賞贈呈式レポート
【INTERVIEW 期待の新人】
宮西建礼
篠谷巧
【INTERVIEW 注目の新刊】
『ムーンシャイン』円城塔
『ホロニック:ガール』高島雄哉
【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世
国内ミステリ 宇田川拓也
翻訳ミステリ 村上貴史
ファンタジイ 三村美衣
年間定期購読のご案内
執筆者紹介
編集後記・次号予告
装画は単行本《Genesis》から引き続き、漫画家・イラストレーターのカシワイさんに手掛けていただきました。
『紙魚の手帖』vol.18は現在発売中です。真夏のSF特集号、ぜひお楽しみください。
■書誌情報
紙魚の手帖 vol.18 AUGUST 2024
判型:A5判並製
ページ数:311ページ
ISBN:978-4-488-03123-7
Cコード:C0093
定価:1540円(税込)
装画:カシワイ
装幀:アルビレオ
内容紹介:
書き下ろしアンソロジーシリーズ《Genesis》が『紙魚の手帖』に合流して2年目。今年も夏のSF特集をお届けします。■新連載・彩瀬まる。■赤野工作、阿部登龍、斧田小夜、飛浩隆、松崎有理、宮澤伊織、レイチェル・K・ジョーンズらの豪華執筆陣による読切短編。■第15回創元SF短編賞選評および、受賞作・稲田一声「喪われた感情のしずく」掲載。■翻訳家・古沢嘉通による2023年ヒューゴー賞騒動解説記事。■創元SF文庫の成り立ちを語った代島正樹×小浜徹也(東京創元社編集部)対談など。
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株式会社東京創元社
所在地 :〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5
代表取締役:渋谷健太郎
URL :https://www.tsogen.co.jp/np/index.html
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