HONYAL利用書店数、2年で100店を突破
全 都道府県から問合せ 各地で個性豊かな書店の開業を加速
株式会社トーハン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大西良文)は、小型書店開業支援パッケージ『HONYAL(ホンヤル)』を利用して営業する書店が100店を突破いたしましたのでお知らせいたします。

HONYAL公式Instagram https://www.instagram.com/honyal_tohan/
HONYAL公式WEBサイト https://honyal.jp/
【発表のポイント】
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HONYALはトーハンが小型書店向けに2024年10月から提供している少額取引スキーム。配送頻度や返品率などに一定の制約を設けて流通の損益分岐点を引き下げ、継続的な少額取引を可能にするとともに、書店開業時の信認金や連帯保証人を原則不要とし、全国各地で個性的な書店の運営をサポートしています。
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2026年10月30日現在、累計の問合せ件数は894件、うち取引成約店数は39都道府県で149店となりました。その内訳は、新規開業が80店、既存の独立系書店との取引開始が25店、以上を合計した『HONYALを利用し営業中の書店』は105店となりました。このほか成約済みでオープン準備中の書店が44店あり、全体で合計149店の成約となっています。
【トピック(1)・HONYALで100店目オープンの書店を紹介】
HONYALご利用書店で100店目となった「LEPO BOOKS」様をご紹介します。
店名 LEPO BOOKS(レポブックス)
店主 吉岡 美帆 氏
住所 東京都世田谷区代沢2-46-5 1階
営業時間 12:00~18:00
定休日 月・火曜日

京王井の頭線・池ノ上駅の北口から二軒隣りの路面店という好立地で、10月1日にグランドオープンを迎えられました。LEPOはフィンランド語で「ひとやすみ」という意味。エッセイ、小説、ZINEを中心に、店主の好きな本やおすすめしたい本を一冊ずつ選んでいます。「忙しい日々のなかでも、肩の力を抜いてゆったり本と過ごしてほしい」という思いが込められた店内には、6席だけの静かな読書スペース「Reading room」も。購入した本はもちろん、自宅に積んでいた本を持ち込んで、コーヒーや焼き菓子とともにじっくり読書を楽しむことができます。
【店主・吉岡さんコメント】
自分の本棚の延長のように親しみを感じながら、まだ知らない一冊にも出会える。そんな本屋を目指しています。お気に入りの本を見つけたり、Reading roomでじっくり読書を楽しんだり。LEPO BOOKSで、思い思いの『ひとやすみ』の時間をお過ごしいただけたら嬉しいです。

【トピック(2)・都道府県別のHONYALご利用状況】2026年10月30日現在
都道府県別に開店数の多い順に表を作成しました。上位10県は赤色で網掛け、上位3県は太枠で強調表示しています。開店数には既存独立系書店との取引開始も含みます。
おおむね人口の多い都市部が先行する形で、HONYALを利用した書店開業が進捗しています。一方、人口10万人当たりに換算してみると、弊社HONYAL担当部門への問合せ件数など、書店開業意向にはさほど地域差は見られません。人口10万人当たりの開業数を見ても、むしろHONYALを活用して地方でも積極的に書店開業に取り組む方が増えている状況にあると言えそうです。
表の左端の問合せ件数にご注目ください。全47都道府県からお問い合わせが寄せられています。無書店状態に悩む市町村が多くある一方で、書店を開きたいと思っている方はすべての都道府県にいらっしゃることが分かります。
※お問合せについては、開業予定地が決まっている案件のみカウントしています

【トピック(3)・無書店自治体 脱却事例】
次の自治体では、HONYALを利用した書店開業によって、新刊書店がゼロだった状態から脱却しています。
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北海道南幌町 はれっぱえほん館(屋内児童遊戯施設の中にできた絵本屋さん)
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北海道白糠町 こい本(道の駅のリニューアルに合わせてオープン)
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北海道上士幌町 わたげ書店(街のアートギャラリーに併設オープン)
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山形県金山町 かぷりば(移動式書店として町内や近隣エリアに出店)
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長野県王滝村 王滝書店(御嶽山登山口の交流拠点にできた山の本屋さん)
【トピック(4)・店主の横顔】(2026年10月5日現在のデータを基に分析)
●店主の年代・性別
HONYALを利用する店主の年代は20代から80代まで幅広く、中心世代は働き盛りの40~50代ベテラン層と重なり、現在の平均年齢は47歳となっています。
契約時の代表者は、全体では男性が69%、女性が31%ですが、20~30代では女性が48% となります。また、夫を代表としつつ夫妻で協力しながら事業展開されているケースも多く見られます。
類似するデータとして内閣府が2026年7月に発行した『令和8年版男女共同参画白書』によると、「起業家に占める女性の割合は2022年時点で32.3%」と紹介されていますので、特に「HONYALを利用した書店の開業」に関しては、若手を中心に他産業をリードする形で女性が活躍されている状況が見て取れます。

●店主の職歴
HONYALを利用する店主は、64%が他の職業と兼業しながら、自店の経営に取り組んでおられます。メディア業界や教職(幼稚園や学習塾も含む)に携わる方が多いですが、そのほかにも飲食業・サービス業・IT関係など非常に多彩で、店主の個性やバックグラウンドが個々の書店のカラーにも反映されています。
また、全体の78%が書店での勤務経験をお持ちでなく、開業前の書店経験者は22%となります。HONYAL契約者のうち最も人数が多い40~50代でも書店経験者は28%前後にとどまります。経験者がノウハウと専門性に裏打ちされた奥行きのある書店づくりを進められている一方、圧倒的に多くの方が本への情熱とクリエイティビティを遺憾なく発揮しながら、他業界からの転職や兼業によって精力的に書店経営に取り組んでおられます。


【トピック(5)・HONYAL利用書店のすがた】
●新刊書以外のサービスや商材
HONYALを利用する書店の64%が、書籍のほかに様々なサービスや商材を複合的に組み合わせています。最も多いのが飲食業で、複合化しているケースのうち45%はカフェ、カレー店、バーなどと融合した書店になっています。
そのほかギャラリースペースを備えたアート・芸術系の書店や、テーブルゲームと組み合わせてお客様が楽しめる書店、さらには学習塾や、コワーキングスペース、ミニスーパー、道の駅、登山口の交流拠点や観光案内所の一画をリニューアルした書店など、特色のある書店が各地で誕生しています。

●書店部分の坪数
様々な業態とも融合可能なHONYALでは、コンパクトでもスパイスのきいた書店が実現できます。これまでのところ、書籍売場の面積は10坪未満という小規模店が全体の78%を占めています。(10坪未満112店/全体143店 ※10月5日時点の成約書店)
HONYALでは配送頻度を週一回とし、店主からオーダーいただいた書籍のみを調達し、返品率は一定以下に収めていただく契約となります。その分、トーハンとして流通上の損益分岐点を従来型のフルラインの取次契約よりも低く設定できるため、小規模書店とも継続的なお取引が可能となっています。

●店頭在庫冊数
HONYAL利用書店では、店頭在庫冊数も一般的な書店と比べると限られた冊数となるケースが多くなります。これには、在庫の仕入代金や物件賃借料などに必要な運転資金が比較的軽く済むというプラス面もあります。
また、在庫の内容は店主による選書であり、セレクトされたラインナップに魅力を感じるお客様が多いため、限られた冊数がむしろ店舗の特色を引き立たせる要素にもなりうるところが、書店という業態の奥深さを表しています。
HONYALを利用した小規模書店は一年前と比べても増えており、スモールスタートがしやすいサービスとしてご活用頂いております。


【トピック(6)・イベント出展予定】
読書の秋に合わせて、トーハンHONYALチームがイベントに参加します。ぜひご来場ください。
●11月12日(木) TOKYO BOOK FIGHT
文芸評論家・三宅香帆さんと、TBS CROSS DIG with Bloombergの竹下隆一郎さんによる人気配信番組『Page Turners』が、2026年11月12日(木)、後楽園ホール(東京都文京区)にてブックイベントを開催します。
会場の一角にHONYALブースを出展し、ご来場の方々にHONYALの仕組みや個性的なHONYAL利用書店などをご案内します。
公式サイト https://cp.info.tbs.co.jp/dig_bookfight2026

●11月21-22日(土・日) AKASAKA BOOK STUDIO 2026
2026年2月にTBSの主催で初開催された本のイベント『AKASAKA BOOK STUDIO』の、第2回の開催が決定しました。TBS赤坂BRITZスタジオ(東京都港区)に各地の個性あふれる書店が二日間限定のブースを構えます。会場では、本を愛する著名人がそれぞれに思い入れのある5冊を紹介する「五冊展」など様々なイベントも盛りだくさん。HONYALも前回に続きブースを出展いたします。
イベント詳細 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000065979.html

【HONYAL図鑑 東京編】
HONYALをご利用中いただいている書店についてご紹介するフリーペーパー『HONYAL図鑑』をつくりました。様々なイベントなどで配布していく予定です。
第一弾『HONYAL図鑑 東京編』では、都内で営業中の本屋さんをご紹介しています。
こちらからもお読みいただけます。今後、他のエリアでも順次発行予定です。

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