マイナンバーカード・デジタルIDの活用で、デジタル時代の社会インフラを共に創るGovtechスタートアップのクロスアイディ、総額約6億の資金調達を実施

xID

マイナンバーカード・デジタルIDを活用した自治体や企業の課題解決・新規事業創出を総合的に支援するGovtechスタートアップのxID(クロスアイディ)株式会社(本社:東京都千代田区、CEO 日下 光 以下xID)は、この度、りそなキャピタル株式会社(以下「りそなキャピタル」)を引受先とした資金調達を実施いたしました。

今回の資金調達を通じて、自治体の郵送業務の課題を解決するデジタル郵便サービス「SmartPOST」の更なる拡大に加え、民間分野への展開を加速していきます。

資金調達の背景・目的

xIDは、2020年の事業開始以来、「信用コストの低いデジタル社会を、実現する」をミッションに掲げ、 公共・行政分野を中心に、マイナンバーカード・デジタルIDソリューションの「xID」や、デジタル郵便サービス「SmartPOST」など、マイナンバーカードをもっと便利に、カンタンに、活用できる取り組みを、全国の自治体やパートナー企業と共に、推進してきました。

人口減少している日本において、特に公共サービスも、デジタルシフトによるコスト削減や効率化は喫緊の課題となっています。 他方で、日本では少子高齢化社会の中、すべてのユーザー(国民)をデジタルにシフトするのは難しく、リアルとデジタルのハイブリッド型で、人手不足を補いながら利便性を向上させ、業務効率を上げていく必要があると考えています。

こうした課題背景を受け、当社が2022年9月から提供を開始した、デジタル郵便サービス「SmartPOST」は、マイナンバーカードを活用したデジタル郵便サービスとして、自治体の郵送業務に関するコスト削減や業務負担削減などの課題解決を進めてきました。 現在、大阪府や堺市をはじめとして、都道府県単位や政令市などの大規模自治体を中心に、全国での導入が加速しています。

送り手が、アナログ・デジタルの通知手法を一元的に実現・管理でき、受け取り手の多様な受け取り手法に対応できる、そんな郵送DXを実現できるBPaaSとして、SmartPOSTをより強化させることで、公共だけでなく、特に金融分野を中心とした民間企業の郵送業務課題についても解決できると考えています。

そうした中、このたび、マイナンバーカード・デジタルIDとともに、デジタル時代の新しい社会インフラとして、デジタル郵便サービス「SmartPOST」を官民双方で利用できるサービスとして強化・拡大するために、資金調達を実施しました。

 資金調達の概要 

本ラウンドでは、Hamagin DG Innovation Fundをリードとして、三井住友銀行には銀行本体からの出資をいただきました。今後のマイナンバーカード・デジタルID活用、SmartPOSTの金融分野での展開強化に向け、今回りそなキャピタル様にもご支援をいただくこととなりました。

今後、公共・行政分野でのこれまでの強みを活かしながら、特に公共分野と金融分野の事業者様とともに、両事業を拡大して参ります。

投資家一覧(五十音順)

  • SocioFuture

  • 大日本印刷(DNP)

  • Hamagin DG Innovation Fund(運営:株式会社DGインキュベーション)

  • 三井住友銀行

  • りそなキャピタル

  • 両備システムズ

当社の事業状況

これまで、マイナンバーカード事業に特化した企業だからこそ得られる経験・知見を活かし、自治体や住民の利便性だけでなく、事業者にとって実装しやすいマイナンバーカード・デジタルIDソリューションを提供してきました。

現在民間のマイナンバーカード連携アプリとしては最大の全国1741すべての自治体で「xIDアプリ」がご利用いただけます。(※) また、開発者向けの「xID for Developers」は、APIを中心に100社を超えるパートナー企業様にご利用いただいており、本年より、金融機関を中心に、「xID SDK」の提供も開始いたしました。

また、デジタル郵便サービス「SmartPOST」も、本格的に自治体導入が開始された昨年度から比較して今年度2倍近くの自治体に導入をいただいており、来年度に向けてさらにご利用される自治体数が増加する見通しです。

※2024年11月時点

xIDでは、一緒に働く仲間を募集しております!

今回の調達に合わせて、ビジネスチームは勿論、今後の日本のGovtech領域にてxIDアプリをはじめ、
SmartPOSTや新サービスを共に作り上げていただくインフラエンジニアバックエンドエンジニア、テクニカルサポートなど、プロダクトチームのさらなる強化を進めてまいります!


少しでも気になるポジションがありましたら、ぜひ一度ご連絡ください!
(カジュアル面談も実施しています!)

xID採用ページ:https://recruit.xid.inc/

 「xIDアプリ」について 

「xIDアプリ」は、マイナンバーカードをかざして本人確認することで無料で使えるデジタルIDアプリです。オンライン本人確認や対面でのデジタル本人確認に利用したり、ID一つで便利な官民の連携サービスに簡単・安全にアクセスできます。現在、全国すべての自治体のオンライン引越し手続き(引越しワンストップサービス)でもご利用いただけます。

サービスサイト:https://xid.inc/application/ 

「xID」の作成手順紹介動画:https://youtu.be/mYx8FQ6WLgY

xID for Developers「xID API」について

誰でも簡単にマイナンバーカードを活用したオンライン本人確認や認証・電子署名が実装できるID基盤です。「xID API」を活用することで、面倒な手続きなしにマイナンバーカードの公的個人認証の仕組みを導入したり、OpenID Connect/OAuth2.0に準拠した認証・認可機能の実装が可能になります。認証/認可・電子署名・E2E暗号化によるマイナンバーの受け取りなど、実装するサービスの利用用途に合わせてAPIをご利用いただけます。また、アプリ開発事業者向けの「xID SDK」も提供しており、ユースケースに応じて自社アプリへJPKIを組み込める「xID SDK」と、外部アプリによりJPKIを利用する「xIDアプリ/API」を選んで利用可能です。

サービスサイト:https://xid.inc/dev/

「SmartPOST」について

「SmartPOST(スマートポスト)」は、自治体郵送業務の課題を解決するデジタル郵便サービスです。マイナンバーカードを活用した、確実に住民本人に届くデジタル郵便受けと、自治体向けデジタル郵便(通知)管理サービスを提供し、住民は自治体からの自分や家族向けの通知物をいつでも・どこでもスマホ上の専用デジタル郵便受けで受け取ることが可能になります。また、自治体は、既存の郵送業務フローを大きく変更することなく、紙とデジタルの送り分けが可能になり、郵送コスト削減にもつながります。

サービスサイト:https://xid.inc/smartpost/ 

xID株式会社について 

xID(クロスアイディ)は、マイナンバーカード・デジタルIDを活用した自治体や企業の課題解決・新規事業創出を総合的に支援するGovtechスタートアップです。 官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。

xID社コーポレートサイト:https://xid.inc/

xID blog:https://blog.xid.inc/

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会社概要

xID Inc.

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URL
https://xid.inc/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区内幸町2丁目1−6 日比谷パークフロント19F
電話番号
-
代表者名
日下 光
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年04月