シニア期の愛猫には「適切な食事管理」を最重視。愛犬の場合は?:ペット保険「PS保険」調べ
共通する不安は「健康問題(ケガや病気)」
ペット保険「PS保険」を提供するペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米満 明仁)はこの度、全国の20~69歳の犬や猫の飼い主420名(有効回答数)にアンケートを実施し、「シニア期の愛犬や愛猫」に関する実態を調査しました。その結果を、詳しく紹介いたします。
【調査概要】
期間:2024年8月28日~30日(3日間)
対象:全国の20~69歳の犬や猫の飼い主
方法:インターネットリサーチ
有効回答数:420(調査の対象となったのは2,000名で、21%にあたる420名から回答を得ました。このうち、犬の飼い主276名、猫の飼い主144名)
※本集計データを引用する場合は、出所元として「ペット保険『PS保険調べ』」と明記をお願いします。
【調査結果:シニア期の愛犬や愛猫に関する実態】
・犬の飼い主は、猫の飼い主に比べ若い年齢で、愛犬をシニアと認識。
・愛犬の衰えを感じさせる顕著な兆候は、「運動能力の低下」と「食欲の減退」。
・愛猫の衰えの兆候は、「運動能力の低下」と「遊びや興味の減少」。
・シニア期の愛犬のケアで最も重視するのは「適度な運動」、愛猫には「適切な食事管理」。
・シニア期の愛犬や愛猫に飼い主が抱く最大の不安は、「健康問題(ケガや病気)」。
※本集計データは小数点以下第1位を四捨五入しているため、集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。
※グラフ内に「複数回答可」と記載している設問は、設問に対する回答者数を分母として選択肢ごとの割合を算出しているため、集計値の合計が100%を超える場合があります。
ペットのシニア期、愛犬と愛猫とで実感する年齢に違い
飼い主に愛犬や愛猫がシニア期に入ったと感じた年齢について調査した結果、それぞれのシニア期に対する認識に違いが見られました。
愛犬がシニア期に入ったと感じた年齢は、「10歳以上13歳未満」(32.4%)が最多でした。次いで「8歳以上10歳未満」(27.1%)、「7歳以上8歳未満」(21.7%)と続きます。一方で、13歳以上の年齢で愛犬がシニア期に入ったと感じる飼い主は比較的少なく、「13歳以上14歳未満」(9.7%)、「14歳以上」(9.2%)という結果となりました。
愛猫がシニア期に入ったと感じた年齢は、「10歳以上13歳未満」(28.0%)が最多で、犬の場合よりもやや低めの割合です。次いで「8歳以上10歳未満」(22.6%)、「14歳以上」(19.4%)、「7歳以上8歳未満」(18.3%)、「13歳以上14歳未満」(11.8%)と続きます。このように、猫では13歳以上でシニア期に入ったと感じる飼い主の割合が31.2%で、犬の飼い主の18.9%に比べ高いという結果となりました。
以上のことから、犬の飼い主のほうが猫の飼い主よりも早い段階で、ペットをシニア期に入ったと認識することがわかりました。
愛犬や愛猫の衰えを感じさせる顕著な変化は、「運動能力の低下」
愛犬や愛猫の衰えに関する調査の結果から、飼い主がそれぞれに感じる変化に明確な違いが見られました。
犬の飼い主では、「運動能力の低下」(50.2%)が最多でした。次いで「食欲の減退」(25.1%)、「遊びや興味の減少」(22.2%)が続きます。そのほか、「睡眠時間の増加」(18.8%)、「歯や口腔の問題」(18.4%)が目立ちます。特に「運動能力の低下」は、犬のシニア期で顕著なサインであり、飼い主が最も気にするポイントとなっています。
猫の飼い主でも「運動能力の低下」(44.1%)が最多で、次いで「遊びや興味の減少」(28.0%)、「食欲の減退」(25.8%)と続きます。猫でも「運動能力の低下」は、飼い主がその衰えを最も認識する様子ですが、「遊びや興味の減少」は犬の場合と比べて高いという結果となりました。この傾向は、「体重の変化」(19.4%)にも同様に見られます。逆に「体調を崩しやすい」(12.9%)は、犬の飼い主の割合、16.4%と比べて少ないことがわかりました。この要因として、猫は体調不良を隠す性質があるためかもしれません。
両者に共通するのは、「運動能力の低下」が衰えを示す主要なサインであり、それに伴うほかの変化(食欲の減退、遊びや興味の減少など)を飼い主が捉えている点です。また、それぞれの特性から日ごろの小さな変化に気を配り、早期対応が重要と言えるでしょう。
シニア期の愛犬のケアで最も重視するのは「適度な運動」、愛猫には「適切な食事管理」
飼い主はシニア期の愛犬や愛猫に、どのようなケアを実施しているのでしょうか。調査の結果からそれぞれの飼い主にとって、重視する点が異なることが浮き彫りになりました。
犬の飼い主の場合、「適度な運動」(44.0%)が最多でした。次いで「適切な食事管理」(42.0%)という結果となりました。また、「定期的な健康診断」(30.9%)、「愛情とコミュニケーション」(29.5%)と続きます。犬の飼い主は、シニア期における運動不足や食事の質を特に重視し、健康をサポートするための具体的な行動を実践しています。
猫の飼い主の場合は、「適切な食事管理」(37.6%)が最多となり、次いで「ストレスや不安の解消」(30.1%)となりました。また、「愛情とコミュニケーション」(28.0%)、「定期的な健康診断」(25.8%)と続きます。猫は犬と異なり、飼い主と共に散歩に出かける必要がないため、「適度な運動」(22.6%)への関心は低いと考えられます。以上のことから、猫の飼い主は、食事やストレスの管理に重点を置くことがわかりました。
シニア期の愛犬や愛猫のケアの情報源
シニア期の愛犬や愛猫のケアについて、飼い主はどこから情報を得ているのかを伺いました。その結果、それぞれの飼い主の情報源に違いが見られました。
犬の飼い主の場合、「動物病院」(42.4%)が最多でした。次いで「インターネット」(34.8%)、「友人・家族」(13.4%)、「ペットサロン」(11.2%)、「書籍・雑誌」(10.5%)、「ペットショップ」(10.1%)と続きます。
猫の飼い主の場合は、「インターネット」(41.7%)が最多、次いで「動物病院」(37.5%)と、犬の飼い主の場合と順位が逆転しています。また、「友人・家族」(18.8%)は犬の飼い主の場合よりも割合が高く、多様な意見を参考にしているようです。そのほか、「書籍・雑誌」(10.4%)、「ペットショップ」(9.0%)と続きます。最後の「ペットサロン」(3.5%)は、犬の飼い主の場合と比べて小さい値ですが、これは猫がペットサロンに通う頻度が少ないためと考えられます。
シニア期の愛犬や愛猫に抱く不安は共に「健康問題(ケガや病気)」が最多
シニア期の愛犬や愛猫に抱く飼い主の不安を伺いました。調査の結果、それぞれに抱く不安の内容にいくつかの違いが見られました。
犬の飼い主の場合、「健康問題(ケガや病気)」(51.1%)が最多となりました。次いで「トイレの問題」と「歩行困難」(共に31.2%)で、身体的な問題が主な懸念事項です。また、「医療費の負担」(20.7%)、「食欲不振」(19.6%)、「行動の変化」(16.3%)と続きます。
猫の飼い主の場合も「健康問題(ケガや病気)」(55.6%)が最多ですが、犬の飼い主の場合よりもやや高い割合です。次いで「トイレの問題」(25.7%)、「歩行困難」(22.2%)が続きます。そのほか、「食欲不振」(17.4%)、「医療費の負担」(16.7%)、「行動の変化」(16.0%)という割合で、それぞれ犬の飼い主の場合と比べてやや低めですが、「健康問題(ケガや病気)」に対する不安は共通しています。
シニア期の愛犬や愛猫の「健康問題(ケガや病気)」にどう備えるか
愛犬や愛猫がシニア期に入ったと感じる年齢は、飼い主によって異なりますが、犬や猫は私たち人間の数倍の速度で年を取ります。その衰えは、加齢とともに「運動能力の低下」を始め、さまざまな変化から見られるようになります。
今回の調査から多くの飼い主が、シニア期の愛犬や愛猫に対して「健康問題(ケガや病気)」を最大の不安要素と感じています。愛犬や愛猫のシニア期に備えて、若いうちにペット保険の加入をご検討ください。
ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」は満8歳まで加入でき、ご契約後は契約者さまへのサービスとして、経験豊富な獣医師に24時間365日電話相談できる「獣医師ダイヤル」を無料(※1)で提供しています。かかりつけの動物病院の診察時間外の時なども、すぐに相談できて安心です。
※1 通話料はお客さまのご負担になります。
■24時間365日対応 獣医師ダイヤル
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PS保険の補償内容は、軽微な通院治療から手術をともなう入院まで幅広く対応しています。お手ごろな保険料で十分な補償が受けられるうえ、保険料の引き上げ(※2)は3歳ごとに1度とゆるやかなので、生涯にわたり無理なく続けやすいペット保険です。
※2 将来の保険料を約束するものではありません。
■ペット保険商品「PS保険」の特長
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【会社概要】
商号 : ペットメディカルサポート株式会社
代表者 : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金 : 3億3,275万円(2024年3月時点)
URL : https://pshoken.co.jp/
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